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【中国の美容院体験】中国語を使ってカラーしに行ってきた|イケイケドンドン兄さん|予想外の展開|交渉と雑談で感じた事

こんにちは(^^)
中国で生活していて中国に関する事を発信している「えむむん」です。

中国の五一节(GW)はほぼ毎日天気が良くて、今日も晴天でした。

1.2週間前から髪染めたいなぁと思っていたのですが、いつも行ってる美容院の美容師さんが転職してしまったこともあり、新しくお店を探さなきゃで中々動けないでいました。

とは言っても、髪の毛は伸びてプリンが目立つようになったし、アイロンのせいで傷んできたしで、そろそろ行かないとまずいなと思い動きだしました。

日本でいうホットペッパービューティーのようなアプリ「美团」で調べて、評価が高い美容院へ行く事に。事前にアプリ上で何時が空いているか確認したところ、いつでもいいとのことで家事を終わらせて向かいました。

お店に着いたら受付で「美容師は誰にしますか?」と聞かれて、誰にしたらいいのかよくわからないのでお店のページを見てみたら「店铺推荐(お店のオススメ)」と書いてある人がいて、カラーも得意そうだったので1番左の方を指名する事に。写真見てめちゃくちゃアーティストっぽいし、イケイケだったらどうしよう、、、と不安でしたが、後に彼にしてよかったと思いました(笑)

彼が登場して、第一印象「お。写真の通りイケイケドンドンな感じ、、、」と思いました。というのも話すスピードが速く、話し方もだいぶ強め。その強さはいい意味の強さで、話の中で仕事に対して真面目な感じや、自分に自信を持っている感じがあり、力強さを感じました(笑)

カウンセリングをしっかりしてくれて、私の要望を聞いて実際どこまでできるかを細かく説明してくれました。

中国の美容院のほとんどは、使うカラー剤によって値段が違く、自分でカラー剤のランクを選ぶという感じです。なので、毎回カラー剤のランクに悩むのですが、今回は真ん中のランクにしました。

決めるまで結構悩んでいたのもあり、決めた後に彼がいきなりある事を提案してきました。

それは「髪質をより綺麗にしないか?」という事です。「お?営業かい?」と思ったのですが、綺麗にしてもらえるならぜひお願いしたいと思い話を聞いていたら、動画を見せてきました。その動画は、痛んだ髪の毛が綺麗になったというものでした。

「わぁ、いいなぁ〜」と思い、値段を聞いたらまさかの780元(約1万5,000円)、、、中国の物価でこの値段は高いぞぉ!とびっくりしちゃいました。驚いていたら、彼の交渉が始まりました(笑)「いくらだったらやりたい?」と質問をしてきました。いくらと聞かれてもなぁ〜と悩んで答えも出せないでいたのでとりあえず断ろうと思い断ったのですが、彼はそう簡単には諦めない(笑)めっちゃゴリ押ししてきて「絶対やったほうがいい。綺麗になりたいでしょう?」と、めっちゃ勧めてきました。流石、イケイケドンドン♪

ここから彼との交渉バトルが始まり、「動画を撮らせてもらう代わりに材料費のみの100元でどうだ!これ以上は無理だぜ!(そんなような口調w)」を言われてそれでOK!と思ったのでやる事にしました(笑)

そこで面白かったのが、すっぴんで来てたので動画撮る時はマスクをしたいと伝えたら「化粧してなくても大丈夫〜!気にする事ないないない〜!もし気になるならアプリの加工使うから大丈夫♪」と、相変わらずイケイケドンドンな感じで言われました(笑)

そして彼は私を外国人と思っていない感じで話してきたので、スピードが速くて聞き取れない部分があったのでゆっくり話して欲しいと言ったら「重慶人じゃないのかな?」と言われて、外国人だと伝えたら「え。どこの国?」と聞かれ、日本人だと伝えた瞬間に更にイケイケドンドンフィーバーに(笑)

表情が優しくなりいきなり笑顔になって、子供に接してるかのような優しい口調でゆっくり話してくれるようになりました。そして「何か日本語話してみて」と言われて「こんにちは」と言ったらテンション上がって、まわりにいる美容師に声をかけ始めて、5人の男性美容師が私の周りを囲ってきました。「おぉ。集まってきたww」と思ったら、みんなガンガン絡んできました(笑)

中国の女性は気が強いというイメージがあり、また重慶は「耙耳朵(尻に敷かれる)」という方言があるくらい重慶の女の子は特に強いので、めちゃくちゃ日本人女性を褒めてきたり、男性に対してどんな感じなのか聞いてきました。彼らの日本人女性のイメージは「贤惠(優しくて賢い)」との事で、なぜそう思うのか聞いたら、「中国の場合、女性が主導権を握り、結婚したらお金の事は女性が全て管理して自由がほとんどないけど、日本だとそんなことはないと思う」との事でした。ちなみにその話をしてくれた彼は結婚していて奥さんにお金の管理をされているので、毎日コソコソへそくりをしているそうです(笑)

そんな話をしている最中に自分の髪を見たらなんかおかしい事に気づきました。髪の毛を見ながら「ん。なんか痛んでる?」と心の中で思ってたら、イケイケドンドン兄さんが「後で傷んでる部分カットするから大丈夫だよ〜」と言ってきました。その時「んん?なぜ髪の毛がジリジリになった⁈」と疑問を抱き、痛み具合的にストパーか縮毛だなと思い聞いてみたら、ななんとストパーをしていました。この時、彼が言っていた「髪の毛を綺麗」にするということが「ストパー」だったという事に気づきました。また、思い返してみたら、聞き取れなかった部分が恐らくストパーと言っていたのではないかと思いました。

ジリジリの髪の毛を見て「好像棉花糖啊(わたあめみたいだね〜)」なんて愉快な冗談をかましてきて、流石!イケイケ兄さんだわと思いました(笑)嫌味で言っているわけではないと分かったし、ただ会話を和ませるためだろうなぁと感じたので私も「本当、わたあめみたいだ〜」と、のっておきました(笑)

結果、綺麗になったのでよかったです♪この仕上がりには大満足。今年の1月に日本一時帰国をした際に速攻美容院に行ったのですが、仕上がりがイマイチでショックでした。ですが、今回中国でカラーとストパーをして、痛んだ髪の毛が少し良くなったので安心できました。

今日受付で指名する時に、イケイケドンドン兄さんを選んでなかったらこの物語はなく、ただカラーして終わり、中国語を使って会話する事もなかったのかもしれないなと思うと、全ては縁や運だなと改めて感じました。

日本語が話せないネイティブの人と話すのはとても刺激的で、学びも多く、今日は沢山の事を得たなぁと感じました。イケイケドンドン兄さんが日本語教えてと言ってきたので、挨拶と自分の名前の言い方を教えたら、頑張って発音していて、その姿勢を見たら私も中国語頑張らなきゃとパワーがみなぎってきました。

連休明けて明日から仕事なので、引き続き仕事と勉強、その他もろもろ頑張っていきたいと思います。

では、またね〜╰(*´︶`*)╯

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