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歯磨きで感染予防⭐︎

こんにちは、伝えたい歯科衛生士えむです!

今はコロナ禍、感染って敏感になりますよね。

今回は新型コロナウィルスではないのですが、

インフルエンザに関する研究から歯磨きの効果を説明したいと思います!

『口腔による誤嚥性肺炎予防』という研究が2005年の結構前にされていてるのですが

デイケアに通う、要介護高齢者の方を対象に

歯科衛生士が週1回、6ヶ月間口腔ケアを行う

という研究。

6ヶ月間、歯科衛生士より口腔ケアを行ったグループと行わなかったグループでインフルエンザの発生率を調べたデータによると

行ったグループ:98名中1名(1.0%)

行わなかったグループ:92名中9名(9.8%)

微々たる数字に見えるかもしれませんが

口腔ケアをしっかり行ったか行わなかったかで

10倍近く違うというデータなのです。


インフルエンザウイルスは口腔粘膜を含む上気道粘膜を介して感染します。通常上気道粘膜は唾液中の糖タンパクによって保護されていますが、口腔内の細菌はその糖タンパクを溶かすノイラミニダーゼというタンパク分解酵素を産生します。よって口腔内環境が悪いと上気道粘膜を保護している糖タンパクが溶かされインフルエンザウイルスに感染しやすくなります。

簡単にいうと口腔内の細菌がウィルスを活性化させる、更に口腔内の細菌がタンパク質を破壊し、インフルエンザに感染しやすくなってしまう。

つまり細菌数が多いと感染しやすい環境が出来てしまうのです。

今のところ新型コロナウィルスと口の中の細菌との関係性はわかっていませんが

新型コロナウィルスはインフルエンザウィルスと同じRNAウィルス

なので口腔内の細菌の数を減らす事によってインフルエンザ同様に予防出来る可能性が期待出来ます!

口腔内の細菌を減らす1番簡単な方法は…

歯磨き!

そして最も効果的!

今のところ歯磨きで細菌の数を減らす事がコロナ感染を予防することはわかってないけど

インフルエンザでは効果が認められているし、どちらも同じRNAウィルスであることを踏まえて

歯磨きで口腔内の細菌を減らすことは新型コロナウィルス感染予防になるのでは?と思います!

何より歯磨きはコストがかからない!

デメリットもない!

全ての人が実践出来る!


なのでオススメさせて頂きます♪


*ウイルスにはDNAかRNAか、1本鎖か2本鎖か、といったゲノム本体の違いのほか、エンベロープの有無などの違いがあります

詳しく調べる頭がこんがらがるのですが興味が有れば調べてみて下さい笑



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