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スタッフ徒然:プロジェクトふりかえり会を開催しました!

4月から新しいスタッフを迎えたこともあり、色々な体制づくりに取り組んでいます。
その中で、各プロジェクトに取り組む意味、プロジェクトを通してのスタッフのナレッジやノウハウ共有をしようと
・プロジェクトシート
・ふりかえりシート

の作成、社内共有会にチャレンジしています。
これは、属人的なプロジェクトの進め方から、組織としての取り組みへの移行といった意味もあります。

プロジェクトシートは、プロジェクトを着手する前に記入するもので、
・クライアントの目的確認
・プロジェクトを通して、エンパブリックとしてどう社会に貢献していくのか
・タスクやスケジュールの確認
などを行うことで、プロジェクトへの取り組むスタッフのマインドセットをし、かつ効率的・効果的に取り組もうというものです。

また、ふりかえりシートは、プロジェクト終了後(途中でもOK)に記入するもので、
・プロジェクト成果
・プロジェクト通してのチャレンジとその知見やノウハウの共有
・プロジェクト運営
・個人としての成長
等を、シートを記入しながら振り返ることで、プロジェクトで得たものを組織としてのナレッジとして蓄積しつつ、できなかったところなどを次につなげようというものです。

当たり前ですが、ますは、これらのシートを作るところからの着手。
このシートづくりも、プロジェクトの目的達成に必要な項目、概念のダブりがないかなどを、スタッフで議論しながら作成していきました。この過程が、極めてエンパブリックぽいなと‥‥。

先日、第1回目のプロジェクト振り返り会をしました。
ふりかえりシートを各人が記入した状態で臨むのですが、結構、このシートの記入に時間がかかりました…。
改めて仕様書や見積書を見直したり、プロジェクトの中の一つ一つのプログラムの位置づけやどんな成果を出すことができたのか、社会的インパクトはと考えていくと、「そういう意識が足りなかった」「この視点がなくて取り組んでしまったな」など、色々と深い内省の時間になります。

個人としては、プロジェクトを通して、地域づくりにおいて、住民のみなさんのしたいことを形にしていくとはこういうことか!とわずかながら体感し、実現できたことが大きな成長だったかなと思っています。

第1回目の振り返り会は、2時間でやっと、2つのプロジェクト振り返りが終了。これ、全部、終わるんですかね…。しかし、こうした丁寧な社員同士のコミュニケーションも次へつながると思いつつ。

それぞれのスタッフから
「へ~、〇さんこんな面白いことやっていたんですね」
「こういうの前からやっていたらよかったです」
「自分が当たり前にやっていたことが、ノウハウだったとは、改めてわかった」
「〇〇は、もっと要素を取り出して誰もができるようにできるかもしれないですね」
といった声が挙がります。

意外と同じ社内でも、他のプロジェクトのことは知らないもの。
また、ふりかえりのディスカッションから、新しいアイデアも生まれそうです。

スタッフ 矢部純代

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