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#悪ふざけ
ピコピコハンマー物語
①
「こらっタヌキ!また俺の顔で遊んだな!どこにいやがる!」
「まあ、きみの顔は遊びがいがあるからついつい遊びたくなるよねえ」
「んな顔があってたまるか!」
猫と犬の獣人たちの会話を聞きながら、タヌキは木の上で目くばせをした。
その合図を受けて、獣人たちの背後にしのび寄る影。
ピコン!ピコン!
「ふぎゃ」「きゃんっ」
2人の頭に振り下ろされたのは、彼らが得意とするアックス…などではなく、ただ
ピコピコハンマー物語 いとちゅうにて②
〜前回のあらすじ〜
みんなの憩いの食堂『いとちゅう』で大胆にもイタズラをしかけたタヌキとロボット。
最初の餌食になったのは犬戦士。しかし逆に死んだふりを仕掛けた犬戦士にまんまと騙されたタヌキ(と猫戦士)。惨劇は回避された。
しかし、ピコピココンビがしかけたイタズラは一つではない。
近頃仕入れた新兵器を試す恰好の機会とばかり、ほかのメンバーの食事にもなにやら仕込んだもよう。本当の惨劇はこれから、
ピコピコハンマー物語 いとちゅうにて③
〜前回のあらすじ〜
イタズラによって魔法使いのくしゃみが止まらなくなり、とうとう惨劇が起きてしまった(トビトカゲの身に)。しかし、これはまだ序の口…
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−ねえロボットさん、こんな薬がありましたよ。
−どれどれ…ふむ、どうやらこれは、飲んだ人の隠している能力がわかる薬らしいですよ。
−かくしているのうりょく…気になりますね。
−気になりますね。