優しい日本人

食料品の買い出し先、レジで会計してくれる人がそれは丁寧にまるでテトリスのように商品を積んでくれる。日用品は一緒に入れていいですか、冷凍物にドライアイスは要りますか?
プラスティックの容器に入っていたミニトマトがこぼれてカゴの中でこぼれてしまった。優しい店員さんは、新しいやつと交換しましょうか?....と。そういえば先週も同じことが起こり、その時の店員さんも、同じように交換しましょうか、と言ってくれた。オーストラリアではありえない。
密封パックされた漬物も店員さんの手から滑って落ちてしまった。大したことないのだけれど、
その店員は、申し訳ございません、新しいの持ってきます…。と。い、いや、いいですよ、大したことじゃないから、どうかお気になさらずに。(オーストラリアじゃありえない。)

日本の人々はなんて、優しいのだ、なんて丁寧なのだ、と未だに関心する。自分もその日本の人々の一人のはずだけれど(爆笑)やはり20年+の海外生活が自分の感覚にかなりの影響になっているのは間違いない。見た目もしっかり日本人、国籍もしっかり日本人 (オーストラリアのパスポートも欲しくて、取得するチャンスもあったけど、日本政府は二重国籍を認めていなく、やはり自分の祖国の日本のパスポートは捨てれない。だって大切な自分のルーツなのだから。なんだかんだとオーストラリア在住の日本人の友人達もオーストラリア人と帰化している人はほとんどいない。オーストラリア生まれで、生まれながらに両国のパスポートを保持して、二十歳過ぎても内緒で持ってるよ、という人には何人かお会いしましたが…。)

Wonderful Japan
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