當間 奈津子| 組織マネジメントのアドバイザー

マネジメントのアドバイザー| 元リクルート・リクナビ副編集長|リクルート式営業のイロハ…

當間 奈津子| 組織マネジメントのアドバイザー

マネジメントのアドバイザー| 元リクルート・リクナビ副編集長|リクルート式営業のイロハ| 組織で高速PDCA| ナレッジ文化醸成| 業績管理| 戦略体現|管理職の多様化|女性活躍 |管理職歴10年| 支援型マネジメント|大学の現役非常勤講師|4歳、7歳の母

最近の記事

部下を成長させたがる管理職

上司「もっと上を目指してほしい、成長しようよ」 部下 「・・・・・・・はい(と言わないと終わらない)」 部下はこの言葉を受け流すせず、飲み込むのにものすごい時間がかかりました。「成長したくないって思われてるのか?」「成長できていないと言っているのか」どちらにせよ、今の自分を否定されているような感情になっています。産休明けの復帰後の面談で、言われた一言でした。 今日は「成長を促す」ことについて追求してみたいと思います。そもそも、自分自身が上司ならば、「部下に成長してほしいと

    • 営業リーダー必見「月末改革宣言!組織効率を根本から変える革新的アプローチ

      こんにちは。企業の中のリーダーを社外メンターとして伴走しながら、企業組織全体の変革を支援するとうまです。契約社員として入社した私は、管理職になりたがらなかった女性の代表です。 覚悟なきままに管理職になり、多くの失敗と試行錯誤を人の何倍も苦労して きました。だからこそわかる、「やりたくない人の気持ち」「女性管理職としての苦悩・葛藤」「プレッシャーの受け止め方」「ワークとライフのバランス」。 このnoteでは、リクルートで10年以上の管理職を経験した私が、多くの失敗と試行錯誤

      • 「これ私の仕事ですか?」とメンバーに言われたら読んでください

        「これ、私の仕事ですか?」 かつて私がPJTメンバーの一員として働いていたとき、同僚が上司に問いを立てていた。彼女は優秀だったし、元々ホスピタリティが高った。そんな彼女が、いつからかそんな発言をするようになった。 当時の上司はその発言に「むっ」としていた。PJTの納期はなんとしても死守せねばならない。「助けてほしい」という思いで彼女に依頼しているのに、突き返されたわけだ。上司自身も辛かったと思う。 ここで上司がやりがちなのは、この発言だけを切り取って批判したり評価して

        • メンバーの報・連・相で困っているあなたへ

          メンバーからの報告や相談が、要領を得ていない、芯を食っていない、状況が掴めず困った、または結論に行きつくまで、ものすごく時間がかる経験がある方はいませんか。今日は多くのリーダーマネージャーが課題を抱えている「メンバー情報を整理する力」の伸ばし方のお話しです。 この手の場合、厄介のは、原因をメンバーに特定していることです。メンバーが情報を整理して、あなたが知りたいことを的確に報告・連絡・相談ができるようになるには、変わるべきはリーダやマネージャーの対応です。 キーワードは、

          キャリアか家族か?―私が辿った選択と揺れる女性たちのリアルストーリー

          みなさん、いつも投稿を読んでくださって、本当にありがとうございます。私は今現在、フリーランスとして、大学の講義から組織系のコンサルまで、幅広いお仕事をさせてもらっています。でも今日はその中でも、特に私の熱意が詰まった事業「Empower_HER」について、ちょっとだけお話させてください。 Empower_HERは「女性リーダー・マネージャーが輝けるように」というコンセプトのもとに始めた事業です。今更ながらの自己紹介も兼ねながら私の着想のストーリーについてお話しします。 2

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          失敗を成長の糧に変える!叱らずに導くリーダーシップとは

          仕事で失敗をして、上司に厳しく叱られた・怒られた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。叱られるという行為は誰でも嫌なものですよね。今日はマネジメントにおける「叱る」についてのお話です。 今日は、ついついメンバーや友達、家族に怒ってしまうという人に読んでほしい記事です。 思い出してみて?幼少時代の記憶 私の話になりますが、幼少期の私は、私はよく叱られました。時代もあったのでしょうが、先生に叱られていた人もたくさん見てきました。 私はよく父を怒らせていましたけど、な

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          本当は知られたくないマネジメント大失敗談

          私たちリーダーやマネージャーがマネジメントする人材は、どんどん多様になっていますよね。共働き世帯が増え続ける現代では、働く人の属性も、目的も多様になり、マネジメンとの難易度はより一層上がっています。 時短勤務の子育て中・育児中・親の介護中メンタルを抱え中・副業中・通学中と様々なメンバーがいます。 チームが結成されて、後回しにしてはならないこと。それは仕事の眼鏡です。仕事の眼鏡とは何か、今日はリーダーになった私が、最初に大失敗したことについて話します。分かった気になっていて、

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          社員のやる気がないときに考えてほしい3つのこと

          こんにちは。管理職との対話を通じてマネジメントを支援するとうまです。 リーダーやマネージャーに登用されたはいいものの、組織運営は初めての経験で、人マネジメントや業績マネジメントの方法がわからない管理職は多く存在します。また企業側も、登用後のフォローをどうしたらいいかわからない、マネジメントを教えられる人がいないなどの課題を抱えています。 私は、それらの課題発見や解決を管理職をリードして行ったり、サポートしたりする仕事をしています。 現場のマネージャーから、先日こんな質問

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          リクルートで語り継がれるTTPSの極意と組織マネジメントの落とし穴

          中学時代、私は公民が苦手でした。どんなに時間をかけて勉強しても、点数が伸びませんでした。そんな中で、毎回クラスで100点を取るクラスメイトがいました。私は意を決して、「どうしたら公民で点数を取れるのかを聞いた」んです。すると、彼女は簡単だと言いました。「教科書を何度も読んで、とにかく何度も」と。最初は「そんなことやってるよ」とか「逆にそんなことだけで高得点が取れるの?」と疑いました。 こんにちは。とうまです😊いつもNoteを読んでくださってありがとうございます。今日はリクル

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          目標をハズさない営業進捗管理方法

          こんにちは、とうまです。リクルートに出会って、共に働く仲間の愛を知り、顧客を動かすおもしろさを知り、マネジメントの偉大さに震えた経験や、15年間の試行錯誤が、これからのリーダーやマネージャーのヒントになると思ってNoteを書いています。 最近多くのリーダーやマネージャーさんから、「業績の進捗が悪い…。」「動きが悪い…」というご相談をよくいただくので、今日は「動かす」において、重要な、営業進捗管理方法について書きたいと思います。 では「なぜ進捗が悪いのか」という話になると、

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          迫りくる職場崩壊を救う感謝が生む挑戦とシナジー(元リク女子が見てきたMVPチーム土台の作り方)

          突然ですが、あなたは部下、同僚、上司、職場で「ありがとう」と面と向かって伝えていますか?「いやいや、言うでしょ当たり前に」「そんなに言い過ぎたら当たり前になる」「そんなこと言わなくたって、わかってるでしょう」と思っている方はちょっと危険です。 危険な思い込み  心のどこかで、「やって当たり前だよね」、「もっとやって欲しい」などと、相手の存在が当たり前になってしまっていたり、期待しすぎてしまっていたりする人もいるかもしれません。 誰しもが、家族や友人、職場の同僚、上司、部

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          管理職デビューを成功させるためのバランスの取り方

          初めて管理職になると、責任の重さにどう向き合うかが大きな課題です。女性の多くは、「管理職を希望していない」人が多く(かつての私もそうでした)、今目の前で働いている管理職を見て、責任の重さ・長時間労働「辞退」という道を選択してしまう人も少なくありません。 かつての私もその一人でした。なぜか。今の生活に余裕がないのと、「仕事100%の覚悟が必要…」などと極端な誤解をしていました。 本日は、余裕の作り方のお話です。私はいくつもの試行錯誤を経て、余裕は自然とできるものではなくて作

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          働く女性の葛藤 出産かキャリアか

          2024年の日本の出生率は過去最低を記録し、合計特殊出生率は1.20にまで低下しましたよね(総務省)。こうした状況の中で、女性社員や、女性管理職にとって出産のタイミングは大きな課題の一つです。 私の経験も赤裸々にお伝えしていきますので、女性社員を抱えている男性上司の皆さんや、経営者・人事の皆様や、ご結婚前後の男性にも読んでいただけると嬉しいです😊 キャリアと妊娠・出産ははトレードオフ? 「仕事を休んだら私のキャリアはどうなるんだろう」 多くの女性管理職と出会う中で、「産

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          1日5件の同行マシーンが迎えた破綻と再起の戦略

          「このままいくと月末マイナス5000万の着地です。」報告する声が震えていた。手も震えていた。4半期の締め日から、1週間くらい前だったと思う。私はただ「すいません」としか言えなかった。 こんにちは、とうまです!今日は前回の投稿にてお伝えした私の失敗談について赤裸々にお話しします😊 1日5件!同行マシーン(私)は雨の日も風の日も同行した 当時、私は10人くらいのメンバーのGマネージャーだった。高い業績のプレッシャーに震え、現メンバーのスキルでは足りないと判断し、自分が同行す

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          営業部は「売上をゴールにするな」

          「営業組織こそ売上でしょう?」と感じたあなたへ。この手法を磨き続けることで、自組織の持続可能な成長と成果を約束します。 営業部のマネージャー・リーダーが陥る罠とは リクルートのリーダー・マネージャーは、ミッションの6割~8割以上が売上でした。未達ならばチーム全体の査定が下がり、査定・ボーナスに如実に反映される実力主義の世界です。責任への不安から、やみくもに顧客同行し、短期的な売上を優先するあまり、顧客との関係性やメンバーのモチベーションを損ない、組織全体が頑張っても成果が

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          元リクが教える支援型マネジメントとは

          自己紹介 こんにちは!「とうま」です。リクルート社に15年勤めていた私も、いわゆる元リクとなるのですが、私はプロパー入社ではなく、契約社員で中途入社しました。 ですから、高学歴でもないし、スマートでもない、永久機関のようにエネルギーであふれているわけでもないし、コミュ力お化けでもないし、ポジティブモンスターでもありません。(注:ディスリではありません)田舎から出てきた普通の女子でした。 「いったいどんなイメージだよ」と、先輩たちに怒られそうですが、中途で入社した当時の

          元リクが教える支援型マネジメントとは