トーナメントにおけるポジションとスタックサイズ別のBBディフェンスレンジ
トーナメントではアンティがありスタックサイズも小さいことが多いため、BBのプレイヤーはキャッシュゲームとは異なるディフェンスレンジを用いる必要があります。この記事では、GTO Wizardを利用してポジションと有効スタックごとのBBのディフェンスレンジをまとめます。有効スタック別に縦長の1枚の画像にまとめていますので、スマホに保存してご利用ください。
※8maxで左上から順番にUTG, +1, LJ, HJ, CO, BTN, SB(raise), SB(limp)に対するBBのディフェンスレンジです
※スタックサイズは10bb, 14bb, 20bb, 30bb, 40bb, 50bbの6種類
※オールイン&コールのレンジについては別の記事をご覧ください
※ICM (バブルファクター) を考慮しない純粋なChipEVです
10bb defense (vs 2x open)
10bbでは幅広いハンドでコールもしくはオールインを返します。レイトポジションになるほどオールインを返す頻度が上がる点も覚えておきましょう。BTNおよびSBリンプに対しては刻んでレイズを返すこともありますが、基本的にはコールorオールインと考えて良いでしょう。
ポケットペア、ブロードウェイ、スーテッドの大部分、Axoはどのポジションからでもディフェンスします。ポケットや強いエースではオールインを返すことが多いですが、AAはコールに残すことが多いです。
ブラインドヘッズでは、Kxoの大半でオールインを返すほか、リンプに対してはジャンクハンドを含む幅広いハンドでレイズもしくはオールインを返します。レイズのサイズはオールイン(10bb)、2.5bb、4bbの3種類ですが、複雑なので最初はチェックorオールインで対応しても良いでしょう。SBのプレイヤーの傾向も踏まえながらレンジを調整したいところです。
14bb defense (vs. 2x open)
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