ドローハンドをどうプレイするか
ポストフロップでは悩ましい場面が多々ありますが、なかでもフラッシュドローやストレートドローといったドローハンドをどのように扱うかは、その代表的なものです。相手のベットに対してコールするべきかレイズするべきか、ドローハンドを持っているときは積極的にブラフすべきかなど、人によってプレイのクセが出やすいポイントです。この記事では、こうしたドローハンドの分類と扱い方を基礎から説明します。
おもなドローの種類
ドローハンドには以下のようなものがあります。これらのドローは複合することがあり、同時にペアなどを作ることもあります。アウツ (outs) とはドローが完成するカードのことを指しており、アウツの枚数が多いほどエクイティ (勝率) が高くなるため、より強力なドローとなります。
フラッシュドロー (FD)
フラッシュドローはあと1枚でフラッシュが完成する状態のことです。たとえばフロップに 5♥ 6♥ 7♣ と落ちていて自分が A♥ K♥ などを持っているような場合です。フラッシュドローは9枚のアウツがあります。とくにAを含むナッツフラッシュドローはハイカード自体の強さに加えて、引いたときに弱いフラッシュなどから大きくチップを奪えるため強力です。ストレートドローと複合したコンボドローはフロップ時点では非常に高いエクイティを持っているため、積極的にベットやレイズに回すことが多いです。
バックドアフラッシュドロー (BDFD)
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