わんにゃんフェイクニュース シン・オリンピック始まる
7時になりました。わんにゃんフェイクニュースの時間です。
今までのやりかたを全く変えたシン・オリンピックがいよいよ開幕しました。
利権絡みまくりの開催地決定や環境に配慮したふりだけの会場建設はさすがにこのままではまずかんべぇということで今回のオリンピックからは会場を固定することになりました。開催地はGDPはめちゃ低いけど土地だけはあるここに決まりました。費用はGDPに応じて参加国が負担します。どうせ利権が絡むならせめて飢餓に苦しむ発展途上国を発展させるために使ったほうが良かろうという判断のようです。
国別の入場行進はやめて競技別に入場することになりました。いくら停戦しろと言っても戦争をやめない国ばかりなので変に国家を強調しないでおこうという配慮です。
また、メダリストに各国が勝手に報奨金を出していましたが、今回からは一切禁止されています。その代わりにオリンピック運営本部が各国から集めたお金を賞金として配ることになりました。さらに賞金は競技の順位によって決まるのではなく、どれだけフェアなプレイをしたかを参加者の投票によって判断し人気があった選手に授与されるとのことです。
そんなことをすると美人やイケメンに人気が集中することは目に見えているため、事前審査によって美人やイケメンには最初からマイナスのハンデポイントが付けられることになりました。マイナスポイントをつけられた参加者からは「そんな不公平があるか!」という意見が、逆に事前審査でプラスポイントを付けられた選手からは「私の顔が不細工だってことか!」など、各方面から抗議の声があがりましたがなぜかそのままになりました。
期間中かぎりの恋愛や不倫はいままでどおり個人の自由にまかされていますが、芸能人なんかちょっと不倫しただけで仕事がなくなるのにオリンピック会場だけOKなのはなんでだ!という意見も出されましたが運営委員会側は「そもそも芸能人やアスリートに倫理を求めるのがおかしい」という身もふたもない見解を発表して一部で炎上した模様です。
どっちにしても全く新しい取り組みとして始まった今回のオリンピック、運動会で世界平和が実現できるのかどうかは誰も気にしていませんが、なにはともあれ20日間の戦いの火ぶたは切って落とされました。
※先ほど「20日間の戦いの火ぶたは切って落とされた」との表現がありましたが、正しくは「20日間の祭典がスタートしました」の誤りでした。関係各所からクレームが入りましたのでお詫びして訂正いたします。