見出し画像

新プロジェクト正式販売開始セレモニー

~はじめに~

 3月1日に弊社3つ目となる土地区画分譲プロジェクト(LIFE TOWN PROJECT)の正式販売開始セレモニーを行った。
 カンボジアも日本と同様にベースは仏教で感覚でいうと日本でいう地鎮祭に似たような行事だった。風水の関係で6時45分開始と早朝からスタッフ全員が参加をし成功を祈る時間となった。
 その後はスタッフ全員で食事をとりお酒も交えながら時間を共有した。新たに採用したスタッフも3名いたので親睦を深めるいい機会となった。
 様々な壁にぶち当たる日々を送っているが仲間と過ごす時間はとても楽しくかけがえのないものだと強く感じる。こうして異国の地で国籍が違う仲間達と働けていることは誰もができることではないし貴重な経験、財産だということを再認識することができた。

                                    セレモニーの様子
                                       会議の様子

~カンボジアの印象と実際に感じていること~

 ディアの影響で日本ではカンボジアと聞くと最貧国、地雷等のイメージがまだまだ強いようで前回一時帰国をした際には何のボランティアに行ってるの?と聞かれることもあった。確かに地方の一部では貧しく厳しい環境もあるが首都プノンペンでは高層マンションが立ち並び高級車が走っている光景を見ることができる。教育に関しても英語はベーシックになりつつあるし優秀な人材も多い。カンボジアには法律はあってないようなものだといったような情報もあったが実際は法務、税務ともになかなか厳しく正しい知識を持っていないと外資企業は早期に撤退を視野に入れなければならなかったりと簡単には生き残れない環境だ。

                                    プノンペンの夜景

~心の豊さ~

 社のスタッフを観察していると性格は多様でルーズで楽天的な子もいれば頑固で神経質な子もいたり、プライドが高い子もいれば素直で従順な子もいたりする。よくカンボジア人はこんな特徴があるとかベトナム人はこんな性格だとかそういった話になったりもするが国籍なんて関係なくて人それぞれが色んな特徴を持っているんだと思う。実際にスタッフから教えてもらうことや学ぶことも多いし感動するような場面もある。
 僕が体調を崩して数日休んでいた時に複数のスタッフが心配の連絡をくれたり、いざ出勤をすると僕の為にお粥を朝食に用意してくれていたこともあった。2年前に入社記念に1000円札をあげた日本が好きだというスタッフがいる。そのスタッフが先日’’今年は日本に帰る予定はあるのか?’’と聞いてきて僕が少し帰ろうと思っていると答えると日本に帰った時に使うだろうから自分の為に使ってと2年前に渡した1000円札を返してきた。大切に持ってくれていたことにも心優しい気遣いにも感動をした。このような心の豊かさを感じることが多々ある。

                                      大切な仲間達
                                2年前に渡した1000円札

~自分にできること~

 本のニュースを見ていると暗い話題ばかりでお互いを批判し合ったり足を引っ張り合ったりするような様子を多く見かける。確かにお金や地位、名誉も大切かもしれないしそれを求めて争うのも分かるがもっと大切なものは相手の為に何ができるかといった思いやりの行動や言動のはずだ。それはみんな分かっているはずなのにできない。みんな自分が生きることに必死だからだと思う。優しすぎると生き残れないどころか置いていかれてしまう。優しさによって損をしてしまうような場面がある。そんな何とも言えない悲しさを感じる。もっと優しさが溢れる世の中にしたい。
 分にできることは小さいかもしれないが関わってくれる周りの方々へ思いやりを持って接することと自分がしてもらった心温まる体験をシェアすることだと思う。全員は無理だとしてもせめて周りにいてくれる人との間では優しさが溢れる関係を作りたい。
 仲間の笑顔を守れるように引き続き歩みを止めずに前進していこう。

            毎年恒例Inter national woman's dayに女性スタッフへ贈り物









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?