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新プロジェクト企画変更


~はじめに~


 あ
っという間に2023年を迎え2月も中旬となった。
最近は正直記事を書く気力もなかなか湧かずに次々と起こる様々な問題に悩まされる時間が多い。それと色々と変化があったのだが変化がある度に膨大なエネルギーを消費してしまい、それが回復しないような感覚に陥った。上手くいかないことや想定外のことばかりの日々で心が折れそうになることもあるが相変わらずスタッフや周りの方々に支えられて少しずつだが歩みを止めずに前に進むことができている。
 回は新プロジェクトの企画変更についての概要や直面した課題を記録しながら自分と向き合いたい。


~新プロジェクトの変化~


 回の記事で紹介したThe Life Town Projectは当初予定していた82区画の建売分譲から55区画への土地分譲へと大きく変更をした。この決断にはなかなかの労力を使った。変更に至った理由としては前回記載していた計画地の前面道路が急激な舗装工事により高くなり、住宅工事が着工しづらかったこと。事業計画を見直したところ、今の財務状況で大きなリスクを負って初の試みとなる全面建売を行うよりも、経験があり尚且つコストを抑えられるが同等の利益が見込める土地の分譲販売を行った方が賢明であると考えた為だ。

↓前回の記事

                          変更後の55区画土地分譲マスタープラン

~土地分譲プロジェクト概要~

 
 82区画の建売から55区画への土地分譲販売に切り替えたわけだが立地やコンセプトが変わるわけではない。顧客ターゲットも中所得者以上のカンボジア人だ。幅50mに拡張計画がある前面道路と北側に位置する環状3号線に直結予定の幅16mの西側の側道が特徴。もちろんのことだが街灯や下水道等のインフラもしっかりと整えた。同道路沿線にはまだ分譲地はなく、当エリアでは第一号といっても過言でない土地分譲プロジェクトとなった。今回昨年11月中旬頃の着工から約1か月半という短期間で工事が完了した。引き続き人々が安心して暮らせる環境づくりをしながら自分の想像を超える未来を仲間たちと一緒に創り上げていきたい。

                                 工事の様子と完成後写真

~日々の葛藤~


 て、このプロジェクト企画変更を含めて日々多くの課題や問題に直面してきたここ数か月間で様々な葛藤があった。
自分の性格上基本的に意見を受け入れてしまうので板挟みになってしまう状況が多く、自らのことを責めて自分の人格が嫌いになるような心境にも陥った。設置してすぐのセールスオフィスが何者かの手によって壁を突き破られて電気配線等を根こそぎ盗まれたり、既存プロジェクトで建設中の住宅が下請け工務店の資金繰り悪化により工事がストップしたり、役所の人間に騙されなかなか顧客へ所有権移転登記ができずに集団訴訟を起こされそうになったりと日本では考えられない外部要因に悩まされ、精神的な疲労を感じることが増えてしまった。
 今までは仲のいい先輩や僕と同じ現地責任者としてカンボジアで働いている同年代の友人と情報交換をしたり、お互いの悩みを聞いたりしながらリフレッシュする機会があった。しかしそういった仲間達が続々と日本に本帰国してしまい一人で頭を抱える時間が増えてしまった。昨年の間に約10キロも太ってしまい肉体的な疲労も感じやすくなってしまった。
 その結果、体調を崩すことが増えたり気持ちが落ち込みやすくなったりとマイナスな心境に陥りやすくなってしまったのでなんとか以前のように常にポジティブでいい状態を保てるように心身ともに少しずつ回復させていきたい。
 

                               破壊されたセールスオフィス
                                修繕後のセールスオフィス

~2023年の抱負~

 
 くなったが今年の抱負としては心身ともにもっとタフになるために人生の先輩方からの学びの機会を積極的に増やし、将来経営者として長く生き残っていけるような基盤を強固に作っていきたい。
 さっそく海外で起業し、世界各国で活躍する方々が集う起業家ネットワークであるWAOJEに入会して学びと交流の機会を増やしていくことにした。
先日バンコクで約400人のスタートアップから上場企業社長まで様々な経営者の方々と交流をしてきたので近々改めてフィードバックの記事を書こうと思う。
 自分を変えるには環境を変えたり人との出会いで刺激を加えるのが一番早くて効果的だと思っている。
 それと今年は弊社が力を入れている人材育成の面で孤児院等から積極的に人材の雇用をし、弊社をキッカケとして自立していける機会を提供できるような仕組み作りもしていきたい。
 日本にも今年は一時帰国をしようと思うので家族との時間も大切にしながら長い海外生活を生き残れるようエネルギーをチャージできればと思う。
 何が起きても自分に矢印を向け周りの人に感謝の気持ちを忘れずに苦しい時は少しずつでもいいので一歩一歩前進していこう。
 
 最後まで読んで頂いた方々ありがとうございました。
積極的に情報交換をしていきたいので気になった方はコメント等でご連絡頂けますと幸いです。

                                   会社の最高の仲間達
                                 プノンペンの幻想的な空

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