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里帰らない出産を支えてくれたもの

コロナ禍で「里帰り出産ができない」人たちがいると、先日SNSで見て、自分の経験が誰かのためになるかもと思って、書くことにしました。

私は実家が頼れる状況ではなかったので、初めての出産前後は夫と2人でした。いろんな産後ケアサービスを検討し、利用もしました。それらをご紹介します!

ご飯は作ってもらった

里帰りの最大のメリットはやっぱり、ご飯を作ってもらえることなんじゃないかと思います。

出産という大仕事を終えたら、休む間なく3時間おきの授乳が始まりそれが数ヶ月続くので、隙間時間に自分が寝る&食べるのが精一杯。ご飯をつくるなんて絶対無理。

ご飯は誰かに作りに来てもらう、もしくは届けてもらいましょう。

私は産後ドゥーラさんに毎週月曜の午前中に3時間きてもらって、平日5日分の作り置きをしてもらいました。産後4ヶ月間、お世話になりました。

何人か面談をして決めたドゥーラさんは、「スーパー家政婦」としてテレビに出てくる人みたいな料理人で、2-3時間で15品目は作っちゃうからすごかった。しかもどれも絶品。

ドゥーラさんのサポートが終わった後も、毎週日曜にまとめて買い出しし、作り置きや肉類の下味漬けをしておくのは我が家の習慣になりました。ドゥーラさんにもらったレシピは家宝。

あと義理実家から手作りのお惣菜を冷蔵宅配してもらいました。夫も懐かしい味で大満足。

夫婦が一緒に、美味しいご飯を3食ちゃんと食べることは、この時期とても大切だったと思います。

睡眠&1人時間を確保

子どもが生まれた途端に自分時間が全くなくなったら、誰だってストレスが溜まると思います。

里帰りなら実家に子どもを見てもらって休憩できますが、そうは行きません。

当時住んでいた自治体の運営で、産後ケア施設の使用に助成金があり、2週間に1日くらいの頻度で活用しました。

娘は母乳とミルクのハイブリッドタイプだったので、完母の赤ちゃんを育てているママよりは預けやすかったかも。朝10:00から16:00までほとんど、助産師さんに預けて、私は寝たり、一人でジョギングしたりの自由時間。

他にも出張助産師さんに家に来てもらって色んな話をしたり、産院の助産師さんに電話したり、新人ママの扱いに慣れているプロたちにいっぱい甘えて過ごしました。

私もお世話になった助産師の東京・調布の田中佳子さんたちが「東京里帰らない人応援プロジェクト」をされているようなので、興味がある方は是非チェックしてみてください。

夫にも休暇をとってもらった

夫には退院後1週間、休暇をとってもらいました。

出産直後は病院の助産師さんたちが手取り足取り手伝ってくれるけど、退院したら頼れるのは夫だけ。

娘が初めて家にきた日から1週間、ずっと3人でくっついて、新しい家族をスタートできたことは、今後も揺るがない絆になったように思っています。

毎日24時間同じ空間にいて、娘を可愛がり、私を労ってくれた、夜も一緒に起きて、抱っこしたりミルクをあげてくれた、それだけで夫には一生モノの感謝です。

「夫が育児に参加」「夫が協力的」という言葉には違和感がありすぎるくらい、パパも当事者です。

産後ケア入院という方法も

産院から退院したら、そのまま産後ケア施設で子どもと一緒に暮らすという方法もあります。

食事はもちろん、睡眠時間の確保、母乳ケアや育児指導など、至れり尽くせり。夫もいつでも遊びに来て、夫のご飯も出してくれる、そんな施設に見学に行きました。

費用は安くなかったので(一泊3万円くらい)私は選ばなかったけど、まさに里帰りしているような心地よさじゃないかなと想像します。

赤ちゃんと新人ママを熟知したプロたちに囲まれて育児をスタートできるのは、ある意味実家より心強いかも?!

自治体によっては助成もあるみたいなのでぜひチェックしてみてください。

他にもこんなサービス良かったよ〜などあればぜひコメントください!

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置かれている状況は人それぞれなので、これを読んで嫌な気持ちになった方がいたらごめんなさい。

コロナで休止している産後ケア施設やサービスもあるので、今は1人で頑張るしかないママもいるかもしれません。

今も頑張っているママ&パパ&赤ちゃんに、たくさんの笑顔が届きますように。

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