終活始めました
えもりんの備忘録2020年4月3日
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えもりん今53歳ですが。既に終活を始めてます。
具体的に遺言を書くとか、遺影を撮るとか、エンドノートを書くとかではなく、マインドに常に「終活」を持っていよう。その程度です。
■終活マインドとは?■
物を買う時、部屋の掃除をする時、こちらの3つをちょっと考えます。
■1:自分が年老いた時、病床、死の直前に必要か?
■2:残された人とか片づけをする人に迷惑にならないか?
■3:残された人にとって価値があるのか?
■1■ 自分が年老いた時、病床、死の直前に必要か?
例えば自分が入院した時、それを持ってきて欲しいって言うか?
90歳になった時に、それで遊ぶか?それを読むか?それを見るか?
老後の自分を想像するのはちょっと難しいけど、自分の祖父だったら記憶にある。子供の頃見た祖父の姿は、まさに未来の自分なわけです。
このマインドなら、エロ系のモノは大抵捨てられます。
■2■ 残された人とか片づけをする人に迷惑にならないか?
幸いにも自分には妻子がおりますので、自分が死んだら嫁か子供が荷物を片付けてくれるでしょう。その時に迷惑にならないようにしなければ。
欲しい物、使える物は、使ってもらって結構。
でも見回すと、結構他人に理解できない物に囲まれてる事が多い。
15年前に使っていたPDA(今のスマホみたいなもの)はタダのゴミでしょ。このCRTモニターは持ってる意味ある?場所取るし。
このマインドなら、古いガジェット系をほとんど捨てられます。
■3■ 残された人にとって価値があるのか?
2と関連してますが、何故残された人が片付けに苦慮するのか?
それに価値があるかどうかわからないからです。
・マニア垂涎のフィギュアかもしれない。
・実は世界に一つしかない、人類の宝かもしれない。
・世界のどこかで、誰かが欲しがってるかもしれない。
故人の遺品整理って、その人が大切にしてた物を遺族が捨てるのは、中々に勇気のいる事。でも実は、自分の持ち物って自分にとっての価値しかないんですよね。そしてそれは思い出補正が効いている。
これを手に入れる為に、一日中秋葉原を探索したなぁ…とか。
炎天下のビッグサイトで、朝から並んだなぁ…とか。
だから、全部捨てていいよって言っておけば、みんなが楽になれる。
このマインドなら、同人誌はあらかた処分できます。
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上記の3つを受けて大量に捨てたものがあります。
撮り貯めてたVHSのビデオテープ。
…というか、後生大事にVHSのビデオを保管してたんです。
このブルーレイ、いやネット配信の時代に。
見たければネットで見なよ!画質の良い状態で見られるから!って昔の自分に言ってあげたいw
でも、中にはブルーレイ、DVDにもならず、ネット配信もされない番組、コンテンツがあったりもします。たまたま撮れてたCMにも価値がありそう。30年前のCMですよ。たまに見ると、無性に懐かしくなり、しかもネットで検索してもお目にかかれない。貴重な映像かも…?
そう考えると捨てられなくなるんですが、これには違う考え方、思考で選別しました。これについては長くなるので、また後日。
人生の目的をゆるく終活にすることによって、自分自身の購買行動も少し自制ができるようになりました。死んだら持っていけませんし、残された時間は、確実に今まで生きてきた時間よりも短いですからね。
ではまた来世!(by伊集院光)