クラファン挑戦中!プロダクトについて知ってほしい7つのこと
私は今、クラウドファンディングに挑戦中です。
前回のnoteでクラウドファンディングに至った想いを書きましたが、今回はリターンのプロダクトであるセットアップについて知ってほしい7つのこだわりや、どんな人に着て欲しくて作ったかについて書いてみます。
機能美セットアップ「マレ」を作った理由
プロダクトの名称は「マレ」。パリのマレ地区を歩いているときに発想したことがネーミングの由来となっています。
スーツ姿の紳士が雨に打たれる光景を見てイメージした、フォーマルとレイン機能を融合した全天候型セットアップとして打ち出しています。
雨などに対応する撥水性を持った機能だけに目がいきがちですが、それだけでなく、以前から昨今の変化しているビジネススタイルに対応している服がないのではないかと感じていました。
IT関連やクリエイティブ系のビジネスマンは基より、一般企業でもドレスコードのカジュアル化が進んでおり、クールビズやスニーカー通勤の奨励など、進化していく現代のビジネスシーンに合った服が必要だと思っていたのです。
最近では、セレクトショップや百貨店ブランドなどを中心として、ストレッチ性や防シワ性、パッカブルなど、機能的スペックを打ち出すメンズ服が増えてきています。
また、スーツを着ないビジネスマンに対応したカジュアルセットアップという商品も多く打ち出されています。
しかし、いつもこんな考えが頭に浮かんでいました。
"機能性を追求しストレスを解消するだけでなく、着る人の気分が上がるような、見た目の美しさにもこだわった服があってもいいのではないか?"
”アクティブな機能性と見た目の上品さを、もっと両立することができないだろうか?”
こんな思いを具現化していくためにプロダクトを開発をしていくことになっていったのです。
こんな人に着てほしいというイメージ
プロダクトを開発する上で、イメージしたのはこんな人たちです。
・IT業界などで働く、スーツを義務で着なくてもいい人
・クリエイター系の仕事をする、ネクタイを締める必要のない人
・国内や海外へ出張する機会の多い、アクティブに働いている人
仕事をする上で外見にもこだわる重要性を理解していて、流行に流されるのではなく、自分らしいスタイルを常に意識している人たち。スーツをビジネスウェアとしてだけ捉えるのではなく、日常を楽しむための服として着たい人たちなど。
普段はカジュアルスタイルでも、ここぞのプレゼンのための一着だったり、スーツは着ているが、従来のスーツには満足できない人たちのニーズを満たすことを意識しました。
タイドアップだけでなく、セットアップのインナーにはTシャツを、革靴だけでなく、足元にはスニーカーを合わせて軽快に着こなしたりするスタイルをイメージしています。
サッと羽織るだけで、様になってしまう。何気ないのにかっこ良く見えてしまう。服が主張するのではなく、日常に馴染んでいき、着る人を引き立たせる。愛着を持って長く着たいと思ってもらえるような服を作ることを目指しました。
既に購入頂いた方から指摘されたのですが、マクアケのクラファンプロジェクトページのセットアップのネイビーが、かなり青く感じます。しかし、実際のネイビーの色は、このnoteでの画像になります。
*ブロダクトの現物のブラックの色目です。
見た目の美しさへのこだわり
見た目のこだわりに関するポイントは3つあります。
①上品な色気を感じさせるシルエット
②体型を綺麗に見せるパターン
③無駄を削ぎ落としたミニマムなディテール
①上品な色気を感じさせるシルエット
イタリアブランドでのキャリアを積んだこともあり、着た時にエレガントに見え、上品な色気を感じさせるシルエット作りを大切にしています。
自分に合ったシルエットの服を羽織ると気分が高揚します。その姿を誰かに褒められることで、自己肯定感が上がり自信を持てるようになるので、シルエットにこだわることは、とても重要なことなのです。
そんな理由から、着た時の軽さをキープしながらも、バストのボリューム感やウエストのシェイプ感など、体に馴染む曲線をイメージすることで従来のカジュアルジャケットとは違った色気のある表情を醸し出すことを意識しました。
②体型を綺麗に見せるパターン
どうしたら着る人の体型が綺麗に見えるかを研究し、以下のようなポイントを重視してパターンをつくっています。
・ウエストのシェイプ位置の高さ
・フラップポケットの位置の高さ
・カッタウェイと呼ばれる外に向かって開く裾の形状
ウエストシェイプやフラップポケットの位置を従来より少し高い位置に設定することにより、バストからウエストのラインが強調されて、体型がシャープに見えるようになります。
また、裾のカッティングを外に向かって開くようにすることにより、パンツの見える分量が増えて、脚がより長く見える効果があるのです。
体型が綺麗に見えると第一印象が良くなります。体に合ったシルエットの服を着ると、相手に清潔感ある印象を与えることができるのです。
③無駄を削ぎ落としたミニマムなディテール
できるだけシンプルでミニマムな見え方にこだわっています。例えばフラップポケットなども片玉縁でスッキリと、ファスナーポケットなどもコンシールファスナーで目立ちにくくしています。
こうしたさりげないディテール使いによって、服全体がスッキリと見えて、着た時にスマートなイメージを演出することになります。
日常を快適にする機能性へのこだわり
機能性へのこだわりのポイントは4つあります。
④着るシーンを想定した動きやすさ
⑤肩周りの楽さ
⑥イージーケアな防シワ性
⑦高い撥水性
④着るシーンを想定した動きやすさ
最近のスーツやジャケットでは、生地のストレッチ性が当然となってきており、この服も横方向だけでなく、縦方向や斜めなど、4方向にも伸びるストレッチ性のある生地を使用しています。
しかし生地の伸縮性に頼るだけでなく、デザインの中にも動きやすさを増すディテールを取り入れています。
ジャケットで一番運動量が多いのが袖部分になります。普段、電車の吊革につかまったり、車や自転車を運転したり、デスクワークなど、日常の中では、腕の上げ下げや前に出す動きが多くなっています。また着る上でのストレスを感じることが、一番多い部分でもあるのです。
そんなストレスを解消するために、アームホールの下にニットを部分的に切り替えています。ストレッチ生地に、ニットの伸縮性が更に加わることにより、従来のジャケットにはなかった、抜群の動きやすさを体感することができます。
ジャケットを着ることがストレスでなくなり、見栄えも良くなり、仕事にも集中することができるようになるのです。
腕を下げている状態のときは、ニットは全く見えないようにしました。一見は普通のジャケットようにしたことも、さりげないこだわりの一つです。
パンツもストレッチ性があることにより、大変はきやすいのです。しかし、それだけでは長時間座っていたりするデスクワークや、新幹線や飛行機などの出張移動時のシートで股が突っ張ってしまったり、シワになってしまうという問題がありました。
この問題を解消するために、股部分にアウトドアパンツに見られるようなマチをいれて、動きやすさを格段にアップしています。このマチがあることにより長時間の移動やデスクワークなどで座っていても快適に楽しく過ごせるようになるのです。
見た目は仕事ではけるエレガントなシルエットなのに、動きやすさにも最大限こだわる。そんな理想のパンツを作ることができました。
⑤肩周りの楽さ
ビジネススタイルの変化の中で、見逃せないのはリュックスタイルの増加です。日常の中で、スーツやジャケパンスタイルにリュックを背負う姿を多く見かけるようになりました。
私もリュックを使用していますが、中の荷物が多いときなど、長時間背負っていると、肩に負荷がかかることになります。
従来のパット入りのジャケットだと、肩の疲労度が大きく、またカジュアルなパット無しだと、肩部分にシワが入ってしまいビジュアルとして汚く見えてしまうという問題点がありました。
そこで今回考えたのは、いかにリュックやショルダーバックを背負ったときに、重さがダイレクトに伝わらないようにショックを吸収し、見栄えも良くすることができるかということでした。
ジャケットの肩裏にリュックの内側に使用される、メッシュ調のクッション素材を配することにより、肩にかかるショックを軽減しています。また、着用したときには、肩パットのような重さも感じずに、何も入っていないかのような軽い着用感を体感することができるのです。肩にシワが入ることもなくなるので、リュック姿もカッコ良く見えるようになります。
⑥イージーケアな防シワ性
最近では、ストレッチ性と同じように防シワ性へのニーズも高まっています。今回採用している素材は、防シワ性にも優れていて、出張などでスーツケースにコンパクトに収納してもシワになることがありません。
また、長時間の移動でシートに座ったことによるジャケットやパンツのシワなども気にすることがなく、出張を快適に過ごすことができます。
高い防シワ性をクリアするためには、生地が伸びるだけでなく、戻る力が強いキックバック性に優れていること。薄くて軽い生地でも、反発感があって、しっかりと織られているなどの条件が必要になるのです。こういった条件を満たした生地を厳選して採用しています。
⑦高い撥水性
クラファンページでは、一番の押し機能になっている撥水性の高さもポイントです。ちょっとしたにわか雨などの場合でも、水を弾くことにより、生地に浸透することがありません。雨に濡れたとしても短時間で乾燥するので、非常に機能的です。
また、見た目には全くわからないのに、フードが収納されています。エレガントさと機能性。この相反する2つの要素を融合することにこだわりました。
見せかけのデザインではなく全てに意味がある
いろいろ細かい点について挙げてきましたが、大事なのは、デザインのためのデザインではなく、全てのデザインに意味を持たせていることです。
着る人の日常を楽しくするデザイン。機能性のあるデザインを追求していくとそれは美しい「機能美」になる。
そして機能性だけでなく、美しいシルエットを追求することが、着る人の気分を高揚させ感情を豊かにしていく。
そんな機能と美しさのバランスを意識してデザインされているのです。
こういった意思を込めたプロダクトであることを一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
Makuakeにてクラウドファンディングを行っています。恐れ入りますが、下記リンク先のプロジェクトページをご覧いただき、是非情報の共有、拡散のご協力をお願い致します!
興味を持っていただけたら、ぜひ試着してみて下さい。見るだけでも構いませんので、一度触れてみて下さい。着るだけでも構いませんので、一度体感してみて下さい。
試着御希望の方、マクアケプロジェクトページのメッセージに事前に連絡頂けると幸いです。
また、プロダクトについての御質問や試着会についてなど、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくプロジェクトページなどで御問い合わせ下さい。
どうぞよろしくお願い致します!
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