2024/10/20

昨日は少し調子が悪かったが夕方から久しぶりにバンドのスタジオ練習をしてきた。突然クラストっぽい新曲ができたり、スタジオ後THE BORNBARFRUSTのsankonさんのバーに行ったりして結果いい一日になったのでよかった。

今日は昼過ぎに起床。外に出ると涼しく、ようやく秋が来たかという感じだが、明日からまた夏日が続くらしい。

「ペルソナ4」、劇伴がどれも個性的でかっこよかった。本作はキャラデザや演出、音楽から2011年の放送当時「オサレ系アニメ」と言われていたようだが、2024年の今ではこういうのは割とスタンダードの一つになっているところに時代の流れを感じる。2011年は深夜アニメ豊作年と言われていて、「STEINS;GATE」「魔法少女まどか⭐︎マギカ」「輪るピングドラム」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」「未来日記」「Fate/Zero」「僕は友達が少ない」「TIGER &BUNNY」「日常」「花咲くいろは」「青の祓魔師」「うたの⭐︎プリンスさまっ」など社会現象一歩手前、未だに語られる名作が大量放送されていた。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき⭐︎すた」の2006年、2007年、あるいは人気ラノベアニメがブームになった2012年、2013年と併せて深夜アニメの視聴者層を一気に広げた年だろう(「STEINS;GATE」の「世界線」概念は「∀ガンダム」の「黒歴史」のように大衆的に普及した)。同時に2011年前後はニコニコ動画を震源地としてボカロや「例のアレ」が爆発的に流行し、「オタク」の定義が拡張された時期でもあった。3.11という出来事も相俟って、「オタク」を巡る様々な言説に明らかな地殻変動が起きていた。それが最終的に結実し決定的な変容を迎えるのは私見では「2016年」だが、多くの批評家が2011年を特権視するのもわからない話ではない。オタクが今やオタク的とされるコンテンツをただ消費しているだけの豚に過ぎないというのは周知の通りだが、なぜアニメがその中核であり続けているのかは不思議なことである。

「恋愛フロップス」、友人に勧められて視聴。色々な要素てんこもりの馬鹿ラブコメかと思いきや後半が安っぽい微妙すぎるSFだった。

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