中国上海渡航の記録(2021年1月10日)パート1:渡航前日までの準備
2020年春節に例年通り大型連休を
日本で過ごすために帰国しました。
まだ、武漢でコロナウィルスが
感染拡大していると日本でも情報が流れた
コロナによるパンデミック初期のころです。
春節明けにはオフィスのある中国上海に戻り、
いつも通り仕事に戻る予定でしたが、多くの
駐在員と同じように中国へ帰国が出来なくなり、
ようやく1月10日に上海に戻ることにしました。
私自身が今回上海に戻る際に、先に上海に戻った
諸先輩方の記事を参考にさせて頂き、
とても心強かったので今後中国に来られる方の
参考になればと 忘れないうちに記事として
書き記しておきます。
(記事は1月13日に書いており、隔離3日目です)
ビザの取得
既に駐在員の方にとっては不要なプロセスですが、
私は中国と東京、タイを行ったり来たりでビジネス
をしていたため、ノービザで中国で仕事をしてきました。その為、まずはMビザ(3カ月入国可)の取得からでした。
まずは招聘状(PU)の取得ですが、
私自身は上海の分公司で仕事を行っていたので、
上海市に申請したところ
弊社は中国法人本社が北京にあるため、
北京に行けと・・・
北京で改めて申請したところ、
大体6週間程度で招聘状が発行されました。
次にビザ申請ですが、中国ビザ申請センターhttps://bio.visaforchina.org/TYO2_JP/
で申請書類を確認したところ、わかり難い・・・
入力していく小さな疑問が数多く出てきてしまい、
面倒になり、業者にお願いすることにしました。
これが大正解!
何から何までとても親切で、即対応頂きました。
日本橋夢屋(https://www.tokutenryoko.com/)
次回も、ここはケチらずお願いします。
費用は税込みで23,900円、
初回の問い合わせから4週間程度でビザを取得。
ビザ関係の質問については、依頼する前から
色々と相談に乗って頂けたので、私のような
「自力×初心者」には金額以上の価値でした。
一応、ビザ申請フォーマットを添付しますが、
最新版は中国ビザ申請センターでDLして下さい。
中国行き航空券の確保
ビザを取得後は、航空券の手配となります。
調べるとANAでもJALでも中華系航空会社でも
大体片道20万円~24万円程度と非常に高額です。
私の場合は、隔離期間中が心配だったので、
会社のスタッフや友人が多い上海便を選びました。
すると航空会社は二択でANAか春秋航空です。
ANAは昨年11月段階で1月末まで売り切れのため、
春秋航空の一択でした。
航空券についてはTrip.comで普通に購入です。
PCR検査が陽性だった場合、
高額航空券をドブに捨てるのか?と心配でしたが、
ここは心配しても仕方ないですね。
春秋航空のキャンセル規定は以下の通りでした。
航空券費用:220.340円
出発7日未満:103,527円
出発24時間未満:186,348円
PCR検査は出発2日前以降の受診を義務付けられているので、2日前の午前中に受診すると、当日夕方には結果が出るので「出発7日未満」のキャンセルが適応できます。
とは言え、10万以上のキャンセル費用は
怖すぎますよね。。。
PCR検査
渡航2日前には「PCR検査・抗原検査」を受け、
陰性証明が必要です。
中国が指定している病院・クリニックのリストから
東京にあり土日も営業している
「クリニックフォア田町」で受診。
https://www.clinicfor.life/tamachi/
私は受診日前日にPCR検査の基準変更が
中国政府より発表され、かなり焦りましたが、
新しい病院・クリニックリストに引き続き
掲載されていたため、そのまま受診しました。
私の受診スケジュールは以下の通りです。
12月8日10:00 PCR検査受診
12月8日17:00 PCR検査結果受け取り
12月8日21:00 健康コード申請
12月9日17:00 健康コード承認
搭乗2日前に受診が義務付けられているため、
渡航日1月10日の2日前である、8日午前中に受診、
結果は8日夕方には陰性証明書を貰えました。
「クリニックフォア田町」は発熱外来も
併設されていて、看護師さん・スタッフのみなさん
ともに、ピリピリしているかと思いきや
とても明るく元気、親切にご対応頂きました。
(医療従事者のみなさまへの感謝を実感します)
PCR検査自体は待ち時間まで含めて
30分程度で終了しました。
検査は2種類で、
鼻の奥まで棒を突っ込む辛いやつと、採血です。
渡航後に上海でも受けましたが、
鼻の奥に突っ込まれるのは、何度やっても辛い!
陰性証明書を手にしたら「健康コード」取得です。
求められる情報(氏名やパスポートNoなど)を
入力し陰性証明書をアップしたら、
申請ボタンをポチっと。
さて、ここで私が疑問だったのが、
クリニックでもらった案内に
「必ず陰性証明書原本をアップしてください」
との記載。
原本のアップ?
結局、スマホで写真を撮ったものでOKでした。
入力が多いのでPCで書き始めましたが、
プルダウンの選択がなぜか出来ないなど
トラブルが多く、最終的にはスマホで。
入力出来ずに何度もやり直しましたが、
これは全く問題ありません。
健康コードを申請したのが8日21:00、
申請するとオレンジのQRコードが見れるようになります。
申請が承認されるとオレンジのQRコード画面が
緑に変わります。
私が緑に変わったのは9日の17:00くらいでした。
さて、これで渡航前日までに行う準備は完了です。
少し長くなったので、
渡航当日については次の記事にします。
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