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「嵐と私」
私と嵐との出会いは小学生の頃でした。ハワイという当時まだ行ったこともない未知の南国で、派手にデビュー会見している少年たち。
すぐに嵐が話題になり、姉がどハマり。
櫻井翔が好きで、毎日翔くん翔くん!!
「あんたニノでしょ」と勝手に担当を割り当てられ。
小学生の私たちは嵐を聴きまくっていた。
sunriseニッポン、台風ジェネレーション、時代など、初期の歌はほとんど今も歌える。
CDが発売されるごとに、姉はすぐに予約。初回限定版と、通常盤の2枚を発売前日に買わなきゃないと近所の文教堂に走っていた。(ファンあるある)
近所のスーパー(当時ツシマ)においていた、嵐がCMしてるお菓子の段ボールが欲しいと言えば、母がお願いに行ってもらってきたり。爆笑
ファンレターを書いたら、直筆で返事が来た!と喜んだり。(当時はまだ人気がなく返事を書く余裕があったのだろうw)
そんな姉のおかげで、GLAYを聴いていたオマセな私の小学生時代にもしっかりと嵐という存在は刻まれている。
デビューから20年経った嵐。
30代となった私たち姉妹。
山あり谷あり、人に見せない努力と涙もたくさんあったと思うが着々と国民的スターの座に上り詰めた嵐は私たちの日常に必ずいた。
いつもどこかに嵐がいた、当たり前に。SMAPの解散を機にさらに国民的スターとしての地位の確立は加速し、今やトップアイドルとなった嵐。
それが突然の休止発表。
休止発表をしたことで、当たり前の存在の嵐が、当たり前ではなくいつかは終わってしまう "奇跡の存在" なんだと気づいたら、急に気になり出し、ドキュメンタリーを見て歌を聴きまくり、嵐が出るとなるとテレビに釘付けになる。
私の生きる糧となっているGLAYよりも聴いていたかもしれない。
どうして休むのか、え、結婚とか?何で?どして?なんていらない詮索もしたくなる気持ちもわかる。
同じ現象になった人も多いと思う。
アラシックやファンの人からすると、今さら何?にわかファンでしょ的なこと言われると思う。
たしかにそう。ごめんなさい。
だけど興味本位だった休止発表後の注目も、急にファンとなる現象も、この2年嵐を見てきたことで、最終日のライブで嗚咽するほど号泣するくらいに大ファンになっていた。
同じ人いるよね。もう私たちは完全に嵐ファンになってしまっていた。
嵐の唯一無二の存在感、国民的スターになった経緯、それぞれの個性、グループとしての一体感、仲の良さ。
さらに、その思いを受け取るファンの人たちの想いや、嵐のファンという芸能人の多さ、子供も親もおばあちゃん達ですら世代を問わずに虜にしてる彼らの魅力。
それを知ったときに、そして嵐という存在とその前にいるファンの人たちとの関係性を見たときに言葉にならない、何かか私の中で熱くなった。
そして、休止する最後の最後のライブ。コロナで色々あった今年。アメリカでのライブの夢も儚く散り、不完全燃焼だったと思う。
そんな中最後の最後までファンのことを思い涙ながらに熱唱する嵐を見ていたら、私の感情は破裂して号泣した。
紅白中継までは楽しく見ていた。
途中からの紅白で一旦母が泣く。
私もちょっともらい泣く。
その後ライブ終盤スタート。
スタートから一曲目で既に泣きそう。
からの、台風ジェネレーションのイントロで懐かしさ溢れた途端、
ニノのセリフ。
「じゃあ、行ってくる。あ、さよならじゃないよね。また…会えるから。」
涙腺崩壊。
最後に5人で手を繋いでバンザイして去るシーンでは嗚咽。笑笑
普段からとてもとても涙もろい私。
ドラマや映画はもちろん、たった30秒のCMですら泣けることがある。
もう、自分に爆笑。
完全に母譲りの涙脆さ。w
嵐ファンの姉も、予想通り嗚咽で正常な状態ではなかった模様。
嵐ファンの友達も、無事かどうか心配になって安否確認した。笑笑
嵐の存在は大きかったね。
紅白でも、ライブでも松潤が上手いこと言ってた。
「嵐がさった後は虹が出る。」
虹どころか台風並みの勢力でファンの心をかき乱し、決壊した川のように号泣のファン達。
余韻に浸るように嵐を聴きまくるおかげで、いっこうに嵐が止まない。
年が明けて3日にニノの番組と相葉ちゃんのVS魂を見て、あ、会えなくなるわけじゃないもんね〜と、思ったけど、5人揃った姿、歌う姿はしばらく見れないもんね。
寂しいには違いない。
けど、無期限休止をよくとれば、すぐにでも、また嵐が起こり始める日は来るのかもしれない。
21年お疲れ様でした。
そして、私たちはずっと待ってるよ!
紅白での松潤の言葉で〆たいと思います。
「あと少しで僕ら嵐は一旦止みます。嵐がさった後、綺麗な虹が皆様の頭上にかかることを、どうか願っています。明けない夜はないと信じて。」
明けない夜はない。
嵐ファンのみんながこれからも、嵐の5人のように前を向いて強く生きていけるように。
わたしも、嵐から学んだことを活かして前を向いてゆっくりでも進んでいきます。
おわり。