学生相談室利用のすすめ②
以前も書いていますが,
競技スポーツを大学で続けるのは
とんでもなくストレスが高いのです。
「そんなこと当たり前。仕方がない」と
思ってみんな我慢していることが
ほとんどでしょう,おそらく。
それだけでなく,部活内や家族,
友人との関係が上手くいかないなど
いろんなことが起こってくるものです。
高ストレス状態が続くと
知らないうちに過緊張になって
(つまり身体が固まるということ)
眠れなくなったり,
怪我をくり返したり,
痛みが慢性的に出たり、、、
病院に行くほどではないし,
練習を休むほどではないけれども
思ったような練習ができない,
いわゆるスランプ,
不調状態になることがあります。
あんまり不調が続くと
自分は大丈夫かなと不安になっても
相談する人がいないことも多いようです。
家族には心配かけたくないし,
コーチや監督にはもちろん言えないし,
同期はそのぐらい大丈夫と聞いてくれないかも
あんまり弱みも見せられない。
でも,ただひたすら我慢じゃなく
できることがあります。
それが
学生相談室でカウンセリングを受ける
です。
カウンセリングでただ話すだけって
何の解決にもならないと思うかもしれませんが,
一人で不安を抱えているよりも,
話した方が絶対に楽になります。
気持ちが楽になって,余裕ができると
別の解決法が自然と浮かんだりするものです。
問題や事態が変わらなくても
自分のことを理解してくれる人がいると
思えることは救いになるものです。
お勧めの理由1
カウンセリングが無料で受けられるから。
その大学に在籍する学生さんはみんな無料です。
今,普通にカウンセリングを受けようとすると
1時間5,000円から10,000円ぐらいかかります。
有名なカウンセラーならもっと高額かも。
お勧めの理由2
相談室のカウンセラーは
チーム付きのメンタルトレーナーと違って
競技とのしがらみがない。つまり,
競技成績や勝ち負けを気にする必要がない。
競技者としてだけでなく,
一人の学生または人間として話ができるので
他の人には到底言えない本音を言える。
お勧めの理由3
どんな話し方をしても,
ちゃんと話を聞いてもらえます。
カウンセリングというからには
しっかり話さないといけないと
思っていませんか?
(カウンセリングについての誤解ですね。)
上手く話す必要は全くありません。
ちゃんと話せなくても大丈夫。
言葉が出てこなくて黙り込んでも大丈夫です。
問題の核心が話せなくて,雑談になっても
いいんです。
急かされたり、ちゃんと話せとか
何が言いたいのかわからないと
責められることはありません!
だから,話すのが苦手な人ほど
安心して行ってみてください。