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違法でなければ使用して良いのか❓①

昔、あるアスリート学生さんに
「ストレス解消法としてパチンコは問題がある」と言うと、
「え、でもパチンコって合法ですよね?」
という反応が返ってきて驚きました。
本人がパチンコにはまっているのを
正当化するための発言ではなかったのです。
だから、それだけ彼の周りでパチンコに行く人が
普通にたくさんいて、
全然問題視されていないということが
よくわかりました。

この学生さんだけでなく、
現代人は違法でなければやってもいいんじゃないかと
考える傾向があるようです。
確かに、
摂取すると即死する青酸カリのような薬物や
人体へ悪影響があるものは
法律で保管や使用方法などについて
厳しく制限されていることを考えると、
違法でないということは
“そこまで悪影響がないんじゃないか”
思わせる点があると思います。

特に、酒やタバコは
20歳を超えれば使用は合法なのですから、
たった1、2歳若いだけで、
違法とされることに納得できず、
まあ、いいじゃないかとなるのだと思います。
本当に体に悪いものなら
大人にだって良くないはずですから
20歳になったら合法ってかなり矛盾していますね。

どうやら健康を害するかどうかと
法律違反であるかどうかは別問題のようです。
ということは、
違法か合法かで飲んだり、食べたりして
身体に入れるものを判断するのは
身体を普通の人の何倍も酷使するアスリートにとっては
最良の選択ではない可能性があります。

当たり前のことですが、
飲食物によって自分の身体は作られるのですから。

タバコの有害性については
かなり社会に浸透してきて、
最近では公共の場所では喫煙禁止になりました。
肺がんだけでなく、目や歯、血管、心臓など
あらゆる臓器への悪影響がはっきりしているのですから、
当然ですね。

それでは、アルコール類の影響はどうなのでしょう?
この続きは次回に。