【海外旅行】初インド🇮🇳でパニックになった話
これまで25ヵ国を旅してきて、
もう２度と経験したくない出来事がひとつあります。
私はそれを「飛行機Uターン事件」と呼んでいます。
今となっては笑い話ですが、初めてのインド旅行だった当時は心臓がはち切れそうなほど動揺しました😅
正直、英語が話せなかったら厳しかった。
心細かったけど親切な方々に助けられて何とか乗り切って、
一生思い出に残るインド旅行になりました。
（いろんな意味で…😂）
今回は、そんなレア体験について書きたいと思います。
Bon voyage✈️
【悲報】飛行機、上空でUターンする
実は当時、国際ボランティアとしてモルディブ🇲🇻に住んでいました。
そこから、インドで活動する同期ボランティアの友達に会いに行くため、まずは南インドのバンガロールで乗り継ぎ、ニューデリーへと向かうフライトでした。
ニューデリー着は夜の22時代。
女性はあまり外出しないほうがいい時間帯ですが、友人（女性）が空港で待っていてくれており、一刻も早く合流したいという気持ちでいっぱいでした。
ニューデリー着陸まで約45分と迫った時、
アナウンスが入りました。
その直後、周りのインド人たちが騒ぎ始め、フライト中にもかかわらず皆一斉に電話をかけ始めたのです！
何事かと思い、もう一度よく聞くと
“Due to heavy fog, we are unable to land in New Delhi. This aircraft will shortly return to Bangalore. Thank you for your understanding.”
「濃霧のため、ニューデリーに着陸できません。
当機はまもなくバンガロールに引き返します」
我が耳を疑いました。
聞き間違えかと思って、何度聞いてもやはり「Return (引き返す)」と言っています。
どんどん、顔が青ざめていくのを感じました（笑）
CAさんに聞いたら、20年〜30年に一度のものすごい濃霧が発生したらしく、「今日はどのフライトもニューデリーに着陸できてないのよ！」と言ってました。
おいおいおい。そんな規模の濃霧だったのに出発するときにわからんのかい！！
目の前のスクリーンに映し出された、飛行機が綺麗にUの字を描いて南へと向かう様をただ呆然と眺めていました…
救世主現る
ふと我に帰り、ニューデリーで待っている友人のことを思い出しました。
こんな遅い時間に空港で待ってくれている。
何かあったらどうしよう。
なんとかして連絡を取らなければ。
とはいえ、手持ちのモルディブの携帯はインド国内では使えないので、インド人の乗客に借りるしかありません。
そんな時、よほどショックが顔に現れていたのか、ある女の子が「大丈夫？」と話しかけてきてくれました。
事情を説明すると携帯電話を貸してくれて、友人に電話し状況を伝えることができました…！
ひとまず宿に帰ってもらい、明日の振替便の出発時間がわかったらまた連絡することに。
まさかの初インド🇮🇳で初空港泊
助けてくれた女の子とそのお父さんは、なんと日本からニューデリーに帰る途中だったとのこと！
私が日本人だろうと思って声をかけたのだそう🥹
引き返した先のバンガロール空港でも、
「1人だと不安でしょ！」とずっと一緒にいてくれて
ご飯食べたり、航空会社でフライトの返金手続き＆朝イチの便の予約も手伝ってくれました。
翌朝のニューデリーへのフライトまで
「荷物とかちゃんと見てるから寝なよ」と言ってくれたお父さんに甘えて、初めてのインド🇮🇳にして初めての空港ベンチ泊を経験。
人の優しさが身に沁みて泣きそうでした。
英語が話せて助かった
ついに翌朝のフライトでニューデリーに到着。
救世主のインド人親子は、私が無事に友人と合流できるまで付き添ってくれて
ありったけの感謝の気持ちを伝えてお別れしました。
こんな事件はもう２度とゴメンですが、
やっぱり英語が話せてよかったと痛感する良いきっかけになりました。
もし英語がわからなければ、
機内のアナウンスが聞き取れず
周りが騒然となっている理由もわからず
とっさに困っていることを伝えることもできません。
ネット環境も無く、あってもスマホを操作して翻訳アプリを使っている場合じゃないときに、頼れるのは自分だけです。
言葉がわからなくても旅行自体は全然なんとかなる（なんとかする！）のですが、
こういう想定外の出来事を経験すると
ある程度の英会話はできる状態だと安心ですし、
少なくともトラブルへの備えをしておくことをオススメします。
トラブルが起きたときに使える英語フレーズについて
今後投稿していきたいと思っていますので、
どうぞお楽しみに🍀
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
Stay tuned!😊