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【海外への憧れ?】日本で出会った“外国かぶれ“な方々・・・

海外に住んでいるからって、日本に帰ったときに
 “まあ外国かぶれになっちゃって・・・“なんて思われたくない。
(というかかぶれているつもりはないが)


だから日本に帰国した時は、結構気を使う。


自分の言動、偏った意見になっていないか、とか
変に英語まじりな会話をしてないか、とか
明らかに海外っぽいファッションをしてないか、とか


人一倍気をつける。
(ファッションに関しては、ドイツ風にすると非常にダサくなる笑)


別にそんなことどうでもいいじゃないか!と思うかもしれないが、
日本に帰国している時くらい、The日本人でありたい。


というか、ちゃんとした日本人として見られたい。
(この人の目を気にするあたり、私は今でも日本人マインドなんだと思う)


あまりベラベラと話すわけではないが、
「実は今海外に住んでて・・・」と言った時に、
あーやっぱり!みたいに思われたくない。


実際にまだそんなこと言われたことなんてないが笑。


日本にいたときに、外国人の友人経由で国際的な集まりやらグループやらに参加していたことも時々あり、



そこで、「外国かぶれ」ってこういうことなんだ・・・と痛感するような人と出会うことが何度かあった。
そして私は絶対そうなりたくないな・・・と思ったりした。


今日はそんな話を少し。



全て日本での話になるが、
一度、友人主催のホームパーティに行ってみたところ、外国の方も何人か参加していた。



ドイツ出身の人もいて、
「あ、私ドイツで勉強してたんですよ!」みたいな話をしていたのだが、


彼は頑なに英語を話す。
日本に住んで結構長いようだが、私が日本語で話そうと、ドイツ語で話そうと、英語で話そうと、答えは全て英語。


勝手ながら、日本でドイツ語を話す機会なんて滅多にないので、ドイツ語で話たかった私。


そんな私に彼は、
「もう日本が長くて、ドイツ語なんて忘れちゃったから」
と真顔で話す。冗談ではない。


???


いやいや、どんなに日本歴長くても、母語は忘れないでしょ!


そして、積極的に日本語を話すわけでもなく、会話は全て英語。


どうやら日本に来て、数年。
外国語の先生をしているとのこと。


ちょっと「あれ?」と思ってしまった。


ドイツ生まれ、日本育ちとかなら、百歩譲って母語を完全に忘れるという現象を理解できる。



でも、まだ日本に来て数年ではないか!


この件を私の中では「外国かぶれ」に認定している。
彼自身、それほど日本通だったり、日本愛が強そうというわけでもなく、
そして日本語を話すわけではないので、「日本かぶれ」ではないが。



また別の話もあって・・・


日本にいた頃、サルサダンスにハマり、講習を受けたことがあった。


講師の方は南米出身の方。
とは言え、日本歴が長く、母国語のように日本語を話す素敵な女性。



生徒は十数名のグループだったのだが、ただダンスを習うだけではなく、
講習の間、意見交換や、参加者それぞれが考えや意見を発表する機会もあった。



そこで、講師の先生から指摘を受けたとある参加者女性。


日本語が母語でないような話し方をする。


変なところにアクセントがあるというか、抑揚の付け方が少し違うというか・・・




ローラちゃんみたいな感じとでも言おうか。



南米生まれの先生、そこがものすごく気になったようで、

「あなた、なんでそんな話し方なの?日本人じゃないいの?」
とサルサとは全く関係ない質問を彼女に投げかける。


それに対し、彼女は少し間を空けてこう答えた・・・



「Emmm... I have lots of foreign friends so... 
(えっと、海外の友人が多いので、だから・・・)」


???


南米の先生からの日本語の質問に対しての回答である。


もう一度言うが、日本語の質問に対して、である。


その回答に、私・先生含め、他の参加者も引いた・・・


英語で答えた彼女としては、
「えー!英語話せるの?!すごい!」
みたいなどよめきがあってほしかったのだろうか。


みんな沈黙であったが。


これに対し、先生は日本語で悲しげに、
「日本人なんだからさ〜、もっと日本人であることに誇りを持ってね」
との助言。



先生!よく言ってくれたね!と思った。
サルサ全然関係ないけど。


なぜ英語で答えちゃったの???
っていうのがとても疑問だが、外国人の先生(日本語ペラペラで、英語圏の出身でもないが)を前に、
私英語できます!アピールでもしたかったのかな・・・と思ったり。


その講習の後、参加者で雑談したりする時間もあったのだが、このローラ風に話す彼女は、初対面の私や他の参加者にも、
元彼がアメリカ人で〜、アメリカにも何度か行ってて〜みたいな話もしており、


要は「私は海外に精通している」とでも言いたいのだろうな、と理解した。



彼女は、私の中で記憶に残る「外国かぶれ」の代表である。



私は、留学していた者同士での話だったり、私が海外に住んでいるのを知っている仲のよい友人との会話であれば、
「こないだドイツでこういうことがあってさー」とか「昔留学していた頃は〜」みたいな話を特に何も気にせずするが、


初対面の人とか、あまりよく知らない相手には、あまり海外にいることを積極的に話さない。


話したところで、興味がなければ「だから?」となるだろうし、


興味を持っていてもらってところで、こちらが余計に話すぎたりして、それこそ外国かぶれっぽくなるのも嫌なのである。


こんな感じで、超気にしいな私は日本に帰国するといつも結構気を張っている。


コロナで2年以上日本に帰れていないので、次に帰国した時に、久々帰国の反動で、
外国かぶれっぽい言動やリアクションにならないように注意しようと思う。


今年こそ帰国し、純な日本人をエンジョイしてきたい。


今日はこの辺で。Ciao













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