【ドイツ暮らし】アラサー、転職の壁。
仲の良い友人が転職するらしい。
あれ?しばらく前にも転職してなかったか?と思ったら、現職場は約二年ほど働いたらしい。
今より良い条件のところでオファーがあったから、という転職理由。
羨ましい限りである。
私がドイツで転職しようとした場合、彼女みたいにすぐ決まることは確実にないだろう。
彼女も私も外国人。
でも転職しようとすると、彼女と私には大きな差があるのである。
今日はそんな転職の話を少し。
インド出身のこの友人。
歳も近いし、共通の友人もいたことから、ドイツに来てすぐに知り合い、仲良くなった。
エンジニアとして働く彼女は、日本語は話せないのだが、日本の国立大学の博士課程でも学んだ才女である。
「ちっ、インテリであれば転職もすぐにできるのか!」と思うところだが、
そうかもしれないが、そこがポイントではない。
ポイントはエンジニアという職業である。
ドイツでは、エンジニアの求人や採用は多いとされる。
だから文系で事務職をする私とは、転職のしやすさも大きく違う。
そして、持っているVISAにも違いがあって、
私は結婚前は労働VISAを持っていたが、結婚を機に配偶者VISAに切り替えた。
その方が、仕事をするにも制限が少ないからである。
ドイツにもブルーカードなるVISAの種類があり、エンジニアをはじめとするドイツで必要とされる職業に就く外国人はVISAも取りやすく、短期間で永住ビザへ切り替えができたりする。
彼女もそのVISAを持っていて、早い段階で永住権を手にしていた。
このブルーカードは、給料を最低いくら貰っていないといけないとか、ドイツ語のレベルがある程度ないとダメとか、色々と制限はあるものの、第一に、技術職(エンジニア)とか医師とかドイツで必要とされている職に就いていることが絶対条件なのである。
だから事務職の私がブルーカードを手にしようとしても、そもそも無理なのである。
このように必要とされる人材が明確にあるドイツ。
私はドイツで1度転職をしたが、もちろん簡単ではなかった。
前職の職場環境や給与の面も納得できないところがあり、転職を希望していたのだが、当たり前だが、転職前に仕事を辞めてしまえば、VISAがなくなってしまう。
次の仕事が決まるまで、当時の職場で働きながら、気になる求人があればアプライしてみる感じで転職活動をしていた。
仕事が決まるまで、半年以上はそんな感じだったと思う。
その間に、この友人にも地道な転職活動をしているという話をしたのだが、
彼女としては、「なぜそんなに時間がかかる?そんなに選り好みしているのか?」
といった具合に、彼女には時間がかかるということが理解されなかった。
そのくらい、エンジニアをしている彼女は「さて、転職するか♪」くらいのノリで次の仕事を見つけていくことができるのである。
彼女には、「エンジニアはいいよ!採用もいっぱいあるしさ♪」と言われるが、
今からどうやって?と聞きたい。
超文系の私は、地道に事務職としてのキャリアを積み、ちょいちょい資格とか取りながら、レベルアップしていくしか転職を安易にできるようになる術はないのだと思う。
そして、もし高校生くらいから人生をやり直すことができるのであれば、理系を頑張って、ぜひ私もエンジニアになってみたいと夢のようなことを考える今日この頃である。
今日はこの辺で。Ciao