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HSPと、共感性羞恥。

こんにちは。

たまには、司書らしいことをと思い
共感性羞恥を治すために読んだ本をご紹介。
治ってませんが。

繊細過ぎてしんどいあなたへ HSP相談室/岩波ジュニア新書

勤めている図書館で新刊として入ってきたためさっそく読んだ。

HSPと共感性羞恥には似ている部分がある。そのためHSPの本を選んでみた。

ドッキリが好きな人は絶対にHSPでは無い。ファッションHSPだ。
繊細な人が、人が騙される様を見て喜べる筈はない。

本の話に戻ると、これは中学生向けに書かれている。とてもやさしい語り口だ。ありがたい。拒否されることは大嫌いだ。共感性羞恥だから。

感想としては

他人と自分を別物として考えましょう

ということに尽きる。

できない。
あんなにやさしい語り口だったのに、いきなり突き放された。

もう少し内容を書くと
HSPの種類を6パターンに分けて
各症状に当てはまる場合の対処法が記されている。

タイプ1 「怒っている人が怖い」
タイプ2 「友だちの顔色をうかがってしまう」
タイプ3 「教室に居づらい」
タイプ4 「人の気持ちに気づく」
タイプ5 「空想が大好き」
タイプ6 「匂いや音などに敏感」

私の場合はタイプ1、4、5が当てはまるのでそこを重点的に読んだ。

・他人との線引きをすること。
・気持ちのバリアを作ること。
・気持ちのバロメーターを意識すること。
などが対処法になる。

できない。

大人なのに、どれもできない。
怒っている人に対して、こちらが気を使うことに腹が立って前に進まない。
中学生にできて、大人の自分にはできないなんてなさけない。

なんてことは思わない。

ただ、自暴自棄になって校舎の窓ガラス割ってる場合じゃない。
怒っている人の気持ちに気づいて勝手に妄想してしまうからよくないんだな、ということまでは理解できた。
ちゃんとしている。大人だ。

そのため、自己防衛として以下に努めることにした。

・他人の怒りと自分は関係ない
・相手がイライラ・シクシクしているのは自分のせいではない
・想像の9割は起こらない

たとえいつもより挨拶に気持ちが入ってなかろうが
電話口で誰かともめていようが
自分とは違う世界で起こったことだ。
勝手に妄想してもそれは現実ではない。

このトレーニングだ。

他人に共感しすぎることで起きるのだから
不の気持ちに共感しないようにトレーニングすればいいのだ。

中学生にできるんだから、大人にもできるし、長男じゃなくてもできる。

また、HSP当事者に対する接し方も指南されているため、私の言っていることがまったくわからない人にも読んでみて欲しい。

さて、これから出勤なのでこの辺りで。

月曜日の図書館より。

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