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子育てのこと|花咲く時を待つ

子どもが検定試験に合格した。

受験の時に知らない会場で知らない人たちと試験を受けるための練習として受けたもの。
模試は塾でいつものメンバーで受けているから、比較的リラックスして臨めるけれど、本番はそうもいかない。

検定試験の前日まで終始のんびりペース。
当日は会場へ向かう車内で爆睡…。
「大丈夫かな…」と私が不安になる(笑)
会場に早めにつき、私と夫は近くのファミレスで終わるのを待った。
本人曰く、受験票を出して受付したり、自分の席を探して座るのは緊張したが、早めに会場に着いたおかげで空間に慣れることができてよかったとのこと。

子どもの頃から恥ずかしがり屋で緊張しやすいタイプだから、受験までになるべくこういう機会を作ってあげられたらいいかなと思う。

あっという間に受験生になる。
トップ校を目指しているわけではなくて、本人に合ったところに行けたらいいとは思うけれど、そのためには選択肢を増やせるように多少の努力はしておいた方がいい。

この前もママ友と見守ることの難しさについて話したけれど、口を出したり手を出したりすることはなんて簡単なのだろう。
転ばないように障害物を避けておくことだってできる。
つらい思いをしないように高い壁を築いて守ることもできる。
でも、種が芽を出すのをじっと待つように、つぼみが開くのを心待ちにするように、子ども自身の力を信じてそっとそばにいてあげることが大切なことなんだろうな。

うちの子はどんな花を咲かせるかな。
どんなかたちのどんな色の花だろう?

私はそれを楽しみに、
おいしいごはんを作り、
部屋を快適に整え、
よくおしゃべりしよう。

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