「アルバートアインシュタインのひらめき」を読んで
私のアインシュタインブームが続いている。
物語はアインシュタイン、妹のマヤと飼い犬のハインリッヒが
ミュンヘンのオクトーバーフェストへ出かけ、そこで起こるさまざまな出来事を通して相対性理論を発見していく。
物語の舞台はオクトーバフェストというごく日常でありながら、アインシュタインが飼い犬とお団子をつかった実験では普通に秒速28万キロmを計測したり、大観覧車に乗って超スピードで回ったら降りた世界は普通に何十年も先に進んでいたりと、ファンタジー絵本でありながらもしっかりとした物理学の教科書だ。
ピカソのような絵が全ページに並ぶのだけど、これがかなりいい。
ピカソの「前から見ているようで横顔も見えている」こういう視点がアインシュタインの理論と重なるようで素晴らしく融合している。
物理学を学ぶとき、
あまり構えずに、気難しく考えずに、
こういう日常の中のちょっとしたファンタジーと思ってその感覚をつかんでいくのは良いことだなと思った。
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