コルクラボのゲスト吉田尚記さん(ラジオパーソナリティ)。質問がうますぎてゲストが逆転
7月12日のコルクラボのゲストは吉田尚記さん。
吉田さんの本は、石川善樹さんとの共著は読んだことがあった。
この本はめちゃくちゃ面白くて、Kindleで読んだのだけど「どんだけ!」っていうくらいマーカーを引きまくった。インスタに少しだけ投稿した。
イベント当日の名言をいくつかご紹介
「娘(中学生)にはスマホを与えず、ガラケーとパソコンだけ与えている。なぜなら、スマホは消費でパソコンは生産であると聞いたから。今のところ子どもなりに楽しく使っているようだ」
「会話とはなにか? 気まずさを排除するゲームである。お互いにパスを出し続けて気まずくならなければ勝ち。パスとは質問である」(※とっちー注:気まずさを排除しすぎて弾丸のように質問をサディへ浴びせまくり、まるでサディがゲストのようになってしまった。これはなぜ起きたか。サディと吉田さんで、気まずさを感じる閾値が違ったんだろうなと思う)
「米原万里さんの『必勝小話のテクニック』は人前で話す人は全て読んだ方がいい」
「寺山修司がこう書いてたんですよ。悪口を言われたときはこう考える『悪口を言う者の中においては、常に言われているほうが主役であり、言っているほうが脇役であるという宿命にある』」
「おもしろい話に一番登場率の高いキャラは何だと思いますか? それはバカなんです。愚者。キャラを作るときに『バカ』が付くといい。僕は『下世話なバカ』なんです」
驚いたしぐさ。観客に直接話しかける
吉田さんの話し方で驚いたのは、笑い声がしたと思ったらそちらを向いて、その人に対して話を補足したり続けたりすること。
「ガハハハ」(右の隅の方で)
「(右の方を向いて)ですよね。そう思いませんか?」
「ガハハハ」(また笑いが起きる)
これは、好きになっちゃうよね。あ、こっち向いてくれた。と思う。
余談(アイスブレイクで幸運にもペアになる)
対談前のアイスブレイクで、幸運にも吉田さんとペアになりお話しする機会に恵まれた。自己紹介として書いたキーワードを相手に指定してもらって、それについて話すのだけど、私は吉田さんの「アニオタ」をセレクト。
「アニメ知ってますか。最近のは細分化されていて……」
「あ、東京ポッド許可局好きなので、サンキュータツオさんがアニメのこと話すのは聞いています」
「タツオさんとイベントやってるんですよ。声優さんが落語するんです」
その後、私の自己紹介用紙を見せる。
「ていうかこれ、自己紹介で『愛されたい』って何ですか。しかも最初に書くってどういうこと」
「いや、あの(焦る)、おかしいですよね」
「いやおかしいとかいうより大丈夫かなって」
「愛さなくちゃいけないんですけどそのためには愛が必要で、でも愛が足りないから(カバンをごそごそ)こうやってお菓子配ってるんです(と、ハイチュウを渡す)。これでちょっと愛されるじゃないですか(アヤシイ)」
「え、ああ、はい……」
「引いてますよね」
「あ、いや引いてはいないですけど大丈夫かなって」
なんかすいません。
(おわり)
ツイッターもボイシーもやってるよ!
お菓子を渡す経緯はこちらのブログに書いたよ。
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