初めての献血(レポと学び)
人生で初めて献血した話。
献血してみたいけど不安、どんな感じか事前に知りたい、と思った方へ。
私の献血レポ?で少しでもあなたの背中を押せますように。
またやりたいなぁ、献血!
※ここに書いたのは、あくまでも私が経験した献血レポと、自分の感想です。
人、場所によって違いますので、ご留意ください。参考にどうぞ。
献血行ってみた。レポ
理由
献血、が普段の生活のどこかにあって。
家の近くの散歩コースに、血液センターの出張所
ジムの帰り道に、「献血にご協力ください」のプラカード
駅前に来る献血カー
後輩が昔、献血を運ぶ仕事をしていたり
大学のキャンバスにも献血カーが来ていたことがあった。
ヘアドネーションをした際にも思ったが
自分の何かが、困っている誰かの助けになるなら積極的に参加したい。
もちろん何かがもらえるとか、飲み物やお菓子、アイスがもらえるからとか、ちょっとした空き時間で暇だから・・・という思いで行ってもいいと思う。
私の血液が、一人でも誰かの助けになりますように。何かの役に立ちますように。
誰かの命を支えられますように。
行く前にしたこと
献血へ行く前に、サイトがあるので登録してみた。
ここから予約や事前問診ができるらしいのだが、私は初めてなのでいろいろお話が聞きたくて、質問がしたくて、比較的空いていると思われるお昼前に行ってみた。
2回目からは時間の短縮になるため、予約していこうと思う。
血をとるので、事前問診でも言われるが
・水分補給をしてからいく(飲み物はセンターにもある
・睡眠をしっかりとる(何時間寝たか聞かれた
は、しっかりしておく。健康が第一。無理はしない。
立ちくらみや気分が悪くなった時にすぐしゃがんでください、と何度も説明された。万が一なった時の対処法の説明ではあるものの、自分がそうなってしまうんじゃないかと不安を覚える(実際は全く何もなかった。安心)
実際に行ってみて
センターの建物へ。扉が開いて、入り口から受付へ。待合室を覗くと、思ったより人がいて混んでる・・・!男女比は半々。まさに老若男女が待合室で座っている。
漫画を読んでいる人、テレビを見ている人、スマホをいじっている人、さまざまだ。学生さんが何人か勉強していて、ふと自分が高校生時代に、ボランティアで「献血にご協力ください」のプラカードを持って駅前に立ったことを思い出す。
こんなに多くの人が全員、献血待ち?と思ったがそうではなく、献血が終わった人はすぐ帰らず、ここで安全のために数十分休んでから帰るとのこと。なるほど。
受付へ
「初めてなんですけど。予約もしていないです・・・」と恐る恐る受付へ。
ようこそ!と言わんばかりの歓迎の言葉をかけられる。
初めて説明もたくさんあり、今は待っている人も多いので、今なら終わるまでに1時間半以上かかりますと言われる。この後大事な予定はないか、激しい運動をするかを聞かれる。何もない日に行くのが吉だ。
まず、受付の人から「こんなのことしていませんか?」と質問された。
●国へは旅行へ行っていないか、ワクチンは打っているか、薬は飲んでいるか、3日以内に出血を伴う歯科治療をしたか等。
答えたら、待合室へ戻って住所や名前、身長体重を紙に記入。
スポーツドリンクをいただきながら順番を待つ。
ロッカーに荷物を入れられて身軽だ。番号で呼ばれて、再び受付カウンターへ。
タブレットで質問に答え、血圧を測った後、医師の診察を受けて、今日の血液チェック(最初の採血)。ここで貧血の心配はないか、ヘモグロビン濃度の判定を行うらしい。不妊治療でコロナワクチンで、散々採血や注射を打ったので、痛みには緊張せず。湯たんぽを血をとる血管付近に置いてくれた(私が冷え性だから?)。その暖かさに、少し緊張していた心がホッとする。
ぬるめのボタンを押して、自販機からコーンスープが出てくるのを待ちながら、渡された呼び出しボタンが鳴るのを待った。
いざ、献血
ボタンが鳴り、ついに献血である。
長椅子に座って、テレビを見ながら管を刺される。
献血だから特に痛いはなく、いつも注射だった。
何度経験しても、針が刺さっているところ直視はできない。目の前のテレビに集中してください〜と言われて、王様の●ランチを久しぶりに真剣に観た。リモコンがあるのでチャンネル変更も可能。耳元にスピーカーがあるので、周りの心配もない。
初めてなので、「もし倒れてしまった時のための諸注意を書いたもの」を首から下げられた。それで初心者とわかるのか、先ほど血をとってくれた、採血したところを強く抑えず擦って閉まっていた私を強めに注意してくれたナースさん、受付で丁寧に案内してくれた献血センターの人(所長さんと呼ばれていた)が、ちょこちょこ様子を見に来てくれた。具合が悪くなってもすぐに言える環境でありがたい。常に誰かが見えるところにいる。
横でぐわんぐわん回る、私の血がたっぷり入った献血パック。血を取られてる感覚はゼロ。王様のブラン●は、お買い物のコーナーに突入。NGワードを選んでいる。
終わりましたよ〜
終了の声。実際血を抜かれていたのは10分くらい。
痺れがないか確認。緊張のため、手にしたミニ湯たんぽを握りしめすぎて、指先が痺れていた。素直に伝えると、笑って手をさすってくれた。ゆっくり立ち上がって、足踏みを数回。目眩はなし。
この後は数十分は待合室で休憩してから帰宅。
初めての献血なので、私は少し多めの30分休憩。
アイスや暖かい飲み物をいただく。再度受付に行って今日は終わり。
アンケートに答えたら、小さなキーホルダーをいただいた。
え?そうなの?行くまで知らなかったこと。
献血には種類がある
献血、全血献血、成分献血の大きく分けて2種類がある。
今回の全血献血は、200mlと400ml。私が今回したのは400で、200は、学生さんや年配の方がするもので、多くの人は400を選ぶらしい。
成分献血は、血をとり、特定の成分だけ取り出して、またその血を体に戻すため時間がかかる。が、こちらの方が体に負担が少ないらしい。
初めての方は、状況によっては変わることもあるが、400を選べばよし。
400がダメでも成分献血ができることがあるという(400が難しいかは、1度目の採血の血液調査で判断される)。
毎月献血できるわけではない。
今回は400ml献血をした。女性は年に2回しかできない。次にできる日は献血カードに印字されるので、いつ行けるかの目安になる。
商品がいつももらえるわけではない?
献血に関してSNSで検索していると「●●がもらえるから」行く人を見かけ、タダでもらえるの?!と驚いた。初めて行く緊張ですっかりそのことを忘れていたし、もの目的で行ったわけではないが、私はアンケートに協力したので小さなキーホルダーをもらった。以上である。カップラーメンやレトルト食品はなかった。初回だから?混んでいたらか?人気だから?
品のない話で申し訳ないが、もし何か物目的で献血に行く人がいたら、ちゃんとそれがもらえるのか、もらえる条件等を確認した方がいい。
アニメグッズのコラボをやっていたりもするので、それ目当ての方は貰える条件をしっかり確認して行きましょう。
場所、曜日によっては、占いやネイルなどのイベントをやっているところもあるので、気になる人はHPを事前にチェック。
献血に行って思ったことは
また行きたい!滞在中は快適だったし、センターの皆様のおかげでゆっくり過ごせた。
何より、自己肯定感低い私には、「誰かのために良いことをする」ことは、とても心が満たされる体験だ。
学生でまだ若いから、もしくはこんな年齢だしもう若くないから、と思って献血を遠慮している方は、そんなことないからぜひ行ってほしい。
怖くないです。
初心者に冷たいとか、一人で行ってじろじろ見られることもない(ほとんどの人が一人で来ているので)。
献血ってソロ活だったんだ、おひとりさま活動を極めたい私の頭の中には全くなかった・・・!
私は医療従事者ではないが、数回また献血に行ったら、自分の学びのためにも勉強してnoteを書きたいと思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?