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トラウマと、からだに触れること。

第5回 日本小児漢方懇話会フォーラムにオンラインで参加してきました。

母子同服のお話とか、師匠 中村真理先生の夜泣きのお話とか、聞きたい内容てんこもりの半日。わたしが個人的に興味があったのが、 杉山登志郎 先生 (福井大学 子どものこころの発達研究センター客員教授)の特別講演「発達障害臨床のこれまでとこれから -ディメンジョン診断とこれから」でした。

小児はりをしていると、やはりお子さんの発達の不安というのは、保護者さんたちの中で大きな関心ごとです。今回は、杉山先生のお話にスポットをあてて、このコロナ時代における現代の子どもの発達障害について、鍼灸師の目線から書いてみたいと思います。


子どもの困りごとが長期化する背景にあるもの

発達障害、と一口にいっても、その分類は多岐にわたります。

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