東京の「強み」と「弱み」国際金融センターの条件 不動産投資・マンション経営
日本経済新聞の記事を取り上げます✨
SWOT分析を利用して東京の特性を整理しますね。
SWOT分析とは
経営学で企業の経営分析する際に活用されます。内部環境・外部環境をプラス・マイナス両面から、「強み(S、Strengh)」「弱み(W、Weakness)」「機会(O、Opportunity)」「脅威(T、Threat)」の4つの整理する方法です。
東京の内部環境「強み」
「強み」としては1,900兆円を超える個人金融資産の存在を含めた、国内金融市場規模があります。
✓国際主要通貨の一つとされる”円”の存在
✓厚みのある日本国債市場
東京の内部環境「弱み」
香港・シンガポールと比較すると
✓税率の高さ
✓英語力
✓”円”の国際化が進んでいない
✓巨額の財政赤字
東京の外部環境「機会」
立地が国際視点からするとベスト
✓アジアとの近接性
✓香港の環境変化も東京の機会増加に繋がる
✓ロンドンやニューヨークとの時差
✓アジア域内の旺盛なインフラ資金需要の存在
東京の外部環境「脅威」
アジアでの東京や日本の経済的地位があります。
東京はバブル崩壊後、1990年代に再び国際金融センターを目指し始めましたが、その当時と比べアジアでの地位は相対的に低下しています。
中国の経済成長で人民元の存在感が高まっています。
まとめ
ここから私の意見ですが、個人的に国際金融センターとして東京が成り上がるためには、ビザを取りやすくし、外国人の移民を受け入れることが鍵になります。
現時点でも移民が増え始めていますが、東京オリンピックは多くの外国人の移民を受け入れる引き金にしようとしていたのでしょう。
金融都市・東京として世界的な頂点になるのは今後2030年・2040年あたり。長期的な視点を見ていくと、「マネー」と「ヒト」の回転スピードが増え続けていくでしょう。
現時点でも資産増大キャンペーンのような金融緩和をしている中で格差が生まれ始めていますね。
その格差はさらに広がります。
「資産を持つ人」と「資産を持っていない人」の格差が開いていくのは目に見えてわかるでしょう♪
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