水平思考クイズもどき:解説編
シンキングツール①「クラゲチャート」
…引き続き、邪道な使い道をご紹介します。
自分が何がしたいのかわからない・・・
目的達成のための手段の選び方がわからない・・・
発想力に自信がない、新たなアイデアを生み出したい・・・
こんな方におすすめです。
拡散思考の際に用いるシンキングツールは、
「イメージマップ」や「マインドマップ」、「マンダラチャート」などが一般的です。
これらは、何かのテーマに沿って、アイデアを無限に出したい、
要素ごとのつながりを可視化したい時などに役立ちます。
しかし、今回はあえて「クラゲチャート」を、
物事の見方を変えるためのツールとして使ってみたいと思います。
「クラゲチャート」とは、文字通り「クラゲ」の形をした、あるテーマとある物事との因果関係を示すチャートです。
足の部分には、テーマに対する理由や根拠を記入します。
自分にはクリエイティブな思考のセンスはないが、
論理的に物事を捉えることが得意であるというあなたにオススメの方法です。
また、クリエイティブな思考には自信があるが、
論理立てて考えるのはやや苦手というあなたにも、新たな世界が開けるでしょう。
解説:
Aさんは、クラゲチャートの真ん中に「疲れをとるため」と書き、
足の部分に「ゴロゴロする」「ボーッとする」「南国の映像を見る」「天井にプラネタリウムをうつす」と書きました。
これによって、「時間を無駄にしている」ことによって自己肯定感が低下していたAさんは、「目的のための手段を選び、策を講じている」という認識に変わり、自己肯定感が向上したのでした。
解説の補足:
クラゲチャートをご存知の方は、「いやいやテーマに対する根拠になってないやん」とお思いかもしれません。
でも、それでもいいんじゃないでしょうか?
テーマとつながっていて、手段を4つ書きだせるツールと考えると、
一つの手段をまたテーマにおいて、新たに深掘りしていくこともできます。
イメージマップやマンダラチャートは、その自由度の高さゆえに
「広がらない」「かけない」という経験をさせてしまう可能性があります。
もちろんそのサポートができるファシリテーターがいれば問題はないのですが。
以上、「クラゲチャート」の邪道な使い道をご紹介するコーナーでした。
ぜひ使ってみてくださいね❤️
以上、MAAMでした!
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