Zoom VS Teams「会議」 〜オンラインミーティングのルール前編〜
みなさんこんにちは。MAAMです。
在宅勤務が長期化する中で、オンラインミーティングの機会が増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、ZoomとMicrosoft Teamsのビデオ「会議」機能の機能を比較し、
気を付けたいオンラインミーティングのルールについて、検討したいと思います。
1. Zoom の場合 〜良さ&残念さ〜
1-1. 使い勝手の良い点
まずはZoomについてです。実際にZoom利用者にきくと、その良さは
①一度に参加者を確認できる(一画面25人)。
②動画も音声もクリアでラグが少ない(個人差あり)。
③「手を挙げる」や「拍手」といった機能があり、ミーティングに適している。
あたりの意見が多かったです。
また別の記事でアップする予定ですが、これらの特徴はオンライン授業についても同様に言えることかと思います。
1-2. 使い勝手の悪い点
一方の不便に感じる点ですが、
①会議を終了すると、チャットが消えてしまう。(レコーディングが必要)。
②無料版では40分しか会議できない。
③ホストの権限が大きいので、円滑な会議には、共同ホストなどの工夫が必要。
などの意見がありました。
記録という面では少し手間かもしれません。
「レコーディング」機能では、ホストのデバイスまたはクラウド上に
・会議の音声、動画、チャット
のデータを保存することができます。
じゃあいいじゃん、と思いきや、Teamsに慣れている方だとこれが不便に感じるはずです。
少し詳しい話になりますが、「ブレイクアウトルーム」機能では参加者それぞれにレコーディングをしてもらうしかなく、それを後で共有してもらう・・・というのは相当の手間ですよね。
では、続いてTeamsについて見てみます。
2. Teams「会議」の場合 〜良さ&残念さ〜
2-1. 使い勝手の良い点
では、Teamsの場合はどうでしょうか。こちらも利用者に聞くと、
①レコーディングが簡単で記録に残しやすい。参加できなかった人も見ることができる。
②時間制限がない。250人まで参加できる。
③チャットやメモを残せるので、会議で出た意見を記録しやすい。
などの意見が多かったです。
私自身も、記録しやすい点にメリットを感じますね。
レコーディングしたデータは、すぐにMicrosoft Stream、つまりクラウド上に保存されるので、すぐにシェアすることができます。
また、私個人としては
④会議をスケジュールでき、Outlook上に反映される。
⑤Teams上ですぐに会議を開催でき、ユーザーを呼び出せる。
もメリットだと感じています。
ZoomのスケジュールでもGoogleカレンダーに入れる事はできますが・・・
やはりMicrosoftのアプリケーションで完結している強みはあります。
Office365にログインをしていれば、予定、会議の参加、レコーディング、共有までが全て可能なので。これは大きな魅力ですね。
2-2. 使い勝手の悪い点
一方の残念ポイントについては、
①一画面に4人の顔しか映らないのが不便。
②大人数の場合、動画や音声をみんながオンにしていると重い。デバイスや通信環境によってはフリーズすることも。
あたりでしょうか。
②に関しては、実際にフリーズを経験したことがあります。Zoomではないですね〜。通信環境なども関係していると思うので一概には言えませんが。
また、Zoomでも「大人数がマイクオンにすると、ホストを含む全員の音声出力レベルが下がる」という意見がありました。
どちらを使うにしても、オンラインミーティングを円滑に行うためには、
参加者の協力が欠かせない、ということですね。
全体に、
・Zoomは動作が軽く、動画や音声がクリア。時間やレコーディングは工夫が必要。外部の人と集まりやすい、ミーティングに便利な機能が多い。
・Teamsは、記録や呼び出しなど、社内の人相手だとスムーズで便利。
といったところでしょうか。
3.まとめ
そこで、これらを踏まえて、次の記事では
・Zoom利用の際のオンラインミーティングのルール
・Teams会議利用の際のオンラインミーティングのルール
のご提案をしていきたいと思います。
(続きます)
後編では、それぞれの機能特性を活かした
3.Zoom利用の際のオンラインミーティングのルール
4.Teams会議利用の際のオンラインミーティングのルール
について、紹介します。
全国の先生方、生徒のみなさんの明日が
もっと素敵なものになりますように。
それではまた次の記事で👋✨
2020.0505編集 by MAAM
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