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本紹介<18>読書感想文「あなたの知らないあなたの強み」

「私の上司は日々人です」と言われても、漫画「宇宙兄弟」とこの本を読んだ事がない人は何を言っているのか、わからないですね。何歳になっても、人の興味は他人とうまく付き合う方法と、自分は何者か、にあるような気がしています。今日ご紹介する本は「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らない あなたの強み」です。

1.本紹介/自己理解×他者理解

FFS理論とは、ストレス理論をベースに研究された、人によってストレスになる刺激が違うという考えのもと、環境や刺激に対する感じ方や捉え方も違うため、この特性を5つの因子として計量化した理論です。

この5つの因子の数値によって出てきた結果を、「宇宙兄弟」キャラクターに当てはめて解説し、それぞれの自分の強みや他者の強みがわかるように紹介されています。

2.私の個性/「福田直人」というキャラクター

この本を買うとFFS診断が受けられ、実施してみると、主人公南波六太と一緒に宇宙飛行士選抜試験を受けた「福田直人」というキャラクターでした。

きちんと積み上げてきた経験知を活かしながら、柔軟で優しく対応していける
合理的に考えることができる
頼られると力を発揮する

私は保全性(維持するための工夫改善していく力)の数値が高く、受容性(外部を受け容れようとする力)も高いと言う結果でした。

宇宙へ3度も挑戦し、あきらめない福田直人というキャラクターは、宇宙への情熱と他人を応援できる温かさを持ったキャラクターなので、診断された時、とても嬉しく、更に親しみを持ったことを覚えています。

「宇宙兄弟」はリーダー論やチームビルディング、コーチングの学びになる漫画だと思っています。また、キャラクターが全員魅力的で何度も名言に涙を流しました。

3.最初の一歩を踏み出すには

日本人の6割は「最初の一歩」が踏み出せない
「準備ばかりして行動できない」を抜け出すには

当てはまる点ばかりです。私は続けるのが得意で、始めるのは途端に心配性やマイナス思考が顔を出し、腰が重くなってしまいます。また準備をしないと心配で、踏み出せなくなってしまうので、どうしても準備に時間が掛かります。

「準備をしすぎないで飛び込むことも大切。準備をせずに、たとえ30点だったと自分を責めてしまうのも、30点取るだけの努力をしたと自分をちゃんと受け止めて、まずはやってみること」と昨日、人から言葉をいただきました。

この本この言葉が繋がり、強みを活かす方法も、強みを出すためにマイナスな癖が出た時にどうすれば良いか、ということを改めて学びました。

私の上司は本来、拡散性(飛び散っていこうとする力)が強い、「宇宙兄弟」の主人公の六太の弟、南波日々人という結果でした。
会社の方針に従い、淡々と仕事をしているイメージだったので、「本当はもっと自由にやりたいのかも」と少し心配になる結果です。
今度その話を上司としてみようと思います。私の受容性の高いという因子が、うまく働いてくれることを信じて。

この本の自分の強みを活かし、弱い所は仲間に支えてもらう、という考え方に強く共感します。宇宙兄弟が好きな方も、読んでいない方も学びが多い本です。

今日もお読みいただいてありがとうございました!

Emi

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