30代になって発達障害の検査を受けたら、傾向はあるねといわれた。特に時間のルーズさと空気の読めなさは折り紙付き。 幼稚園から遅刻ばかりしている。母親の高機能自閉&ADHDの影響と、あとはもって生まれた特性か。遅刻の魔王と言ったのは中学のときの先生で、たしか学年主任だったか。あなたは良いものを持っているのに、時間にルーズという欠点ですべてを台無しにしてしまうというような話をされた。今となっては、その通りですねとしか言いようがない。 わざとじゃない。でも結果的によく遅れている
子どもがいたら専業主婦でもパートでいいじゃん?と言われて、何が苛々するかって、それまで地道に努力してきたこと、目標、価値観を蔑ろにされた気がするからなんだろう。 体調不安をかかえながらも「それでもあきらめない」と、アウトプットは細々でも、働くことにかけてきた気力と労力はそれなりにあって、何度も挫けそうになりながら「絶対あきらめない」と思っていた分、自分が思っている以上に「働く」、「キャリアアップ」、「収入を上げる」の三点に思い入れが強いことに改めて思い当たった。 ずっと非
私と希●念慮のつきあいは長い。チャーチルの「黒い犬」のような、厄介で腐れ縁の幼なじみ。普段見えないけど、ずっと傍にいる。 すでに幼稚園の年長で「ここではないどこか」に還りたくてたまらず、小学校の中頃には「自分がいないほうが周りは幸せなんじゃないか」と思うようになり、中学校の頃には「(自分を)社会的に抹殺しなければならない。どうせ死んだって誰も葬式で泣かない」と思い込み、登下校ごとに橋の上から水のない川をのぞき込んでいた。この頃、おそらく躁うつの初発エピソードがあり、通学電車
私はいま30代後半、アラフォーの主婦である。数年前に結婚し、家事育児に協力的な旦那、2歳になる娘はすくすくと育っていて、最近猫を飼うために築30年のアパートから、ペット可の真新しいマンションに引っ越した。 傍から見れば幸せいっぱいのはずなのに、どうも今月はイライラしてしまう。 木の芽立ちというやつ。 裸で変な人が叫びながら走っていく季節である。 (あ、そんなの周りにいない?) 10代後半あたりから、立春から春分にかけては、どうも気が立つ。妙に気が大きくなって偉そうにした