ネットのハチ公前になりたいオンラインサロン。
40代の友人10人に、オンラインサロン何か入ってる?と聞いてみました。
返ってきた答えは「え?美容院?」「エステのこと?」
あれ、世間の認知度って意外に…………。
私はオンラインサロンの説明をするとき「新聞」に例えます。
オンラインサロンは「新聞」の語源「新しく聞いた風聞、新たな話題」を記すという役割によく似ています。月額料金を払うことで、新しい情報を常に得ることができ、新聞のようにカテゴリを選択することもできます。
媒体が異なるくらいで、新聞とオンラインサロンはほぼ同じように思えます。敢えて違いを示すなら、オンラインサロンで得る情報というのは、自分の知っている人や「信頼と敬愛」の関係を持つ人から発信された情報ということでしょうか。
新聞を読むとき、正直、書き手を意識して読むことが少ないように思いますが、オンラインサロンでは、誰が何を発言したのかがよく気になります。
いまどき、何か調べたいと思ったとき、その手の中にあるスマホを利用すれば、私たちはいくらでも情報にアクセスすることができます。
あまりにも手軽に情報が見つかるので、最新のもの、古いもの、ウソのこと、本当のこと、その正誤判断をすっ飛ばしてしまいそうになります。
情報に罪はありません。
全ては私たちの裁量に委ねられているのです。
今後もどんどん増殖していく情報が、目からも耳からも入ってきて、いる、いらないに分けないといけないなんて。疲れて面倒としか思わなくなりそう……、じゃあ私たちはどうしたくなるでしょうか。
誰かに選んでもらいたくなります。
信頼できる誰かに。
オンラインサロンはそれを実現できます。閉じているのに、繋がることができる場所で、自然と同じ目的、同じ思想の人が集まってきます。
今の「オンラインサロン」は第1次ブームが終わって、小休憩に入っています。これから第2次ブームに訪れたとき、著名人のではなく、近くの知り合いが小さなオンラインサロンをどんどん開設していくかもしれません。
その閉鎖的な空間で、相互監視、評価されるようになるわけですが、広くなりすぎたネット社会でそれは意外に居心地の良い場所かもしれません。
これからは繋がる人を能動的に選んでいいんです。
オンラインサロンは渋谷のハチ公前になります。
待ち合わせ何時にします?
ブログ筆者:森下 えみ
編集者:高橋 大希ち
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