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“I was like, ‘Let’s just ask Jesse to play this role.‘” ~ そして夫婦共演へ 映画史に残る名場面への一言

『シビル・ウォー』で最も不安を煽ったシーンの裏側

Mark Olsen writes about all kinds of movies for the Los Angeles Times
より引用しています
※以下には「シビル・ウォー」のネタバレが含まれています

俳優のジェシー・プレモンスがカメオ出演するシーンほど、この映画の難しいバランス感覚を象徴するものはない。スペイニー演じる登場人物は、ジョエルやサミーなど、一緒に旅をしている他のジャーナリストたちと一時的に離れ離れになる。グループがようやくジェシーを見つけたとき、彼女は別のジャーナリストとともに野原で銃を突きつけられていた。民兵の小集団が、トラックから死体を粗末な集団墓地に投げ捨てていた。
プレモンス演じる兵士は、当惑させるような赤いプラスチックのサングラスをかけ、無造作にアサルトライフルをいじりながら、不気味なほど冷静にグループを尋問する。彼は、すでにこの映画の代名詞となっているセリフで、全員に自分はどんなアメリカ人なのかと尋ねる

「What kind of American are you?」

日本では考えられない問だ

ご存じと思いますが、この役を行った“ジェシー・プレモンス”は実生活で
リー役の“キルスティン・ダンスト”の配偶者です
プレモンスはアレックス・ガーランドにとってこの役の第一候補ではありませんでした。主要撮影が始まる約1週間前、最初にキャスティングされていた俳優が降板せざるを得ませんでした。ガーランドはリハーサル室の外で電話中に、その俳優がいなくなったことを知ったと回想しています。

「電話を受けたとき、私は通りに立っていて『ああ、大変だ』と思った」と
  監督は語っています。「それでリハーサルに行って、『残念なお知らせですが、誰々は出演できません』と言ったんです。するとキルスティンが、『何だって? ジェシーに聞いたらどう?』と言ったんです。
  それで、ああ、それはすごいことだなと思いました」
 妻の提案で夫婦共演が成立しました!

リー役のキルスティン・ダンスト(左)

【『The Power of the Dog(2021)』でも共演 】

この二人は2021年公開の映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でも共演して
います

宿屋のオーナーで未亡人で牛追い兄弟の弟(ジェシー・プレモンス)と結婚します
ジョージ・バーバンク役のジェシー・プレモンス

【 二人とも色々な役をやっています 】

キルスティン・ダンストは“スパイダーマンの初代MJ”として有名ですね

名場面の逆さキッス(キルスティン・ダンスト20歳)

ジェシー・プレモンスは男の子大好き映画「バトルシップ」に!
マット・デイモンではありませんのでお間違いなく

ペットのヤモリ“ペネロペ”の目とエイリアンが同じことを見破るジミー上等水兵(24歳)

役者さんのキャリアを観ていくのも映画鑑賞の楽しみの一つですね
近いうちに好きな俳優さんの若い頃と歳を重ねてからの役の変遷を
見てみようかなぁと考えています
それではまた!

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