206.ことだまファンファーレ2(しんじさん) ~名前のアナグラム 見たまえ! 華~
〈見たまえ! 華〉
アナグラムは、マントラだ。
自分では視えない輝きを教えてくれるのは、出逢ってくださる人。
自分とちがう角度から光をあててくれる他者の存在って、ほんとうにありがたく、感謝の気持があふれる。
自分の中にある、「華」が起ち上ってくるのを感じる。
見えないようにしていたのは誰。
持っていることを知っているのは誰。
人に教えてもらうことは、「ゆるし」に似ていると思った。
(しんじさん、これ、セッションなんですか!?)
(本文より)
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アナグラムは、ある言葉を入れ替えて、異なる意味を持つ言葉をつくることだ。
これを名前でやるのが「名前のアナグラム」
私が、この遊びに出逢ったのは、名前のことだま®の創始者 山下弘司先生と、ひすいこたろうさんの共著 『人生が100倍楽しくなる名前セラピー』(2009年発刊)の中で、ひすいさんが「名前のアナグラム」のコラムを書かれていたたからだ。
それがあまりにも魅力的な内容なので、当時、本を読んだことだま師®は、夢中になった。
もちろん、私も。
◆はまだえみなのアナグラム
『人生が100倍楽しくなる名前セラピー』に、ひすいこたろうさんが紹介してくださっているのは、心理学博士の小林正観さんが決めた、名前のひもとき方だ。
それによると、名前の並べ替えのルールは
〈濁点はどこにつけてもいいし、取ってもいい〉
〈小さな「ゃゅょっ」は、大文字で使っても小文字で使ってもいい〉
というものだった。
(「はまだえみな」を入れ替えて、何か意味のある言葉をみつけたい……)
そう思って、心を澄ませて、じっと見ていると、「な」「ま」「え」という単語が浮き彫りになる。
(名前の中に、なまえがある!)
名前のことだま®を学んでいる私にとって、ものすごく嬉しいことだった。
「はまだえみな」から、「なまえ」を除くと、「はだみ」
ルールによると、濁点はつけても取ってもいいので、使える言葉は、
「は」or「ば」×「た」or「だ」×「み」×「なまえ」となる。
そこで、当時考えたアナグラムが、
「なまえはみだ」 → 「名前は実だ」
「みはなまえだ」 → 「実は名前だ」
「実」は「種」
そこから、根が出て、芽が出て、茎が伸びて、葉が出て、枝が伸びて、花が咲いて、実が成り、種がこぼれ……
その「いのちの循環」、「ポテンシャルエネルギー」が、「はまだえみな」にある。
それをやっていく。ひもといていく。伝えていく。水をやる。応援する。
そのようなことを思い、嬉しかった。意識した。
その後、「女性性」のことを学んでいるときに、浮かびあがったアナグラムは、
「みたまはえな」 → 「御魂は胞衣」
「えなはみたま」 → 「胞衣は御魂」
「胞衣(えな)」は、後産のことで、赤ちゃんと母親を繋いでいた全てだ。
赤ちゃんが生まれたあとの、赤ちゃん以外のすべて。
胎盤、へその緒。胎児を包んでいた膜……。
日本の多くの地域で、自宅でお産をしていたころは、出産した女性も、家族も、実際に、十月十日に渡って母体とつながり、生命を育んだ胎盤にふれていた。
胞衣には、呪術的な力や、生まれた子どもの一生に重大な影響を及ぼす力があると信じられ、恵方や、人によく踏んでもらう場所に埋めるなど、地域による儀礼的な風習があり、尊いものとして扱われたという。
〈胞衣は御魂〉
いのちの循環と女性性が、「はまだえみな」の中にある。
だから、ひめ神に魅かれるのだと思う。
『人生が100倍楽しくなる名前セラピー』の中のコラム「名前のアナグラム」には、こんなふうに書かれている。
〈自分の方向性が決まっていない人、何をしていいか、まだよくわかってない人は、何十分考えてもでて来ないことが多いけれど、その人の意思や方向性が決まったところでやってみると、今まで気づかなかった言葉が、ふっと出てくることがある〉と。
まさしく、そのとおりだ。
「名前は実だ」「実は名前だ」は十年以上前、名前のことだま®に出逢い、ライフワークにしようと決めた時。
「胞衣は御魂」「御魂は胞衣」は十年ほど前に、「女のからだ相談員養成講座」で学んでいた時。
「はまだえみな」の中に発見し、受けとったものだ。
この原稿を書くにあたって、もう一度、「はまだえみな」の名前を見ていたら、新たにうかびあがった言葉がある。
「まえはなみだ」 → 「前は波だ」
ほかの人にとっては、「海にいる」「船に乗っている」というだけのことかもしれないけれど、「鏡の向こうのなみえちゃんへ」という手紙を書いたばかりの私には、あまりにもタイムリーで、意味があるアナグラムなので、驚いた。
手紙を書いているとき、〈空に羽ばたく〉ことを想うと、とても怖くて、足がすくんでしまうことや、青い空は、ただ、さみしくて、かなしいことに気がついた。
だけど、「なみえ」と「えみな」の名前にある「なみ」を想ったとき、「波」に包まれていると、〈安心で、安全で、怖くない〉ことを体感し、それが、〈いのちのリズム〉であること、〈羊水に抱かれていたときの記憶とつながっている〉ことを、思い出し、
(海に泳ぎ出すことは、ちっとも怖くない)
と感じた。
「はまだえみな」の中にある〈前は波だ〉というアナグラムは、「進むべきは、空ではなく海。目の前の波に乗って」というメッセージだ。
そんなふうに思うと、最近起きたいろんなことが繋がってくる。
佳代さんに連れていっていただいた、丹生都比売神社のご祭神に、海の守り神の市杵島比売大神がいらしたこと。
阿波(波という字がある)の国の大食都比売大神がいらしたこと。
境内の橋が、航海の神様である、摂津国一之宮 住吉大社を思い出させたこと。
すべてが、「海に導く路」だと、感じる。
(方向性が決まると浮かび上がるという、名前のアナグラムの不思議)
だけど、自分では、なかなか気づけない、隠れているアナグラムがある。
それを知らせてくれるのは、人との出逢い。
問題となっている状況を解決し、これまでの自分を終わりにして、新たな自分へと次元上昇するためには……。
(自分以外の人から受けとること)
だと感じている。
なぜなら、神様は、人の姿を借りて音連れるから。
究極の名前のアナグラムは、人から教えてもらうもの。
そのことを実感した。
◆アナグラムと言えばこのかた
「ことだまの世界で、名前のアナグラムと言えば、黒須しんじさん」だ。噂はかねがね耳にしていた。
そのしんじさんと、最近、ご縁をいただき、メッセンジャーでやりとりしている折、私には見えないポテンシャルを見出してくださるのではないかと感じ、「はまだえみな」の名前のアナグラムについて伺ってみた。
すると、ほんの少しの間を置いただけで、
「アナグラム整いました!
『笑みは生だ!』
素敵な笑顔に生(ナマ)で会える日を楽しみにしています♪」
というメッセージが返ってきたので、その速さに驚いた。
〈笑みはナマだ!〉
「えみな」は、アイヌ語で、「あなたが笑う」「あなたの笑顔」という意味。
これからは、対面での出逢いが、増えていく。
かけがえのない出逢いの歓び。感謝。寿ぎ。そのライブ感を忘れずにいよう。
(しんじさんも、きっと、笑顔を大切にされているのだ)
と、感動していたら、すぐにまたチャットが入り、
「『花💐 見たまえ』
もありますね」
(花――――――――――!!)
(すごい!)
(自分の名前の中に「花」が隠れていたなんて!)
(気がつかなかった!)
名前のことだま®では、名前の一番目の音を「花」、二番目の音を「土」、三番目の音を「実」としている。
ものすごく簡単に言うと、
「花」は「出逢う人に最も影響を与える、プレゼントの音」
「土」は「花が咲く土台。豊かな土壌にする自分の幸せポイントの音」
「実」は「土と花がひらいたあとに生まれる、社会や家系のための音」
誰もが名前を持っていて、人のため、自分のため、社会や家系のために使っていく力を、託されている。
名前を呼んでもらうだけで、プレゼントできる花束を抱いている。
「ほんとうの名前」を知ると、どんどん、使っていける。
何も持っていない、何もできない、人の前で話すのが苦手、と思っていた自分の花。
しんじさんが見つけてくれたアナグラムの「花」を目にしたとき、「名前のことだま®」に出逢ったときの感動や、それを伝えたいと思ったことや、セッションで出逢う人の「ことだまの花」を見せていただいた感銘が、一気に蘇った。
〈(名前のことだま®の)花、見たまえ〉
しんじさん、すごーーーい!!
◆もはや、セラピー
そこから、さらに、しんじさんと、マシンガンのようなチャットをした後、最後に言ってくださった言葉が、
「えみなさん😆これからは
『見たまえ! 華』と
自信を持ってくださいね~」
(華―――――――――――――――!!)
漢字を変えてくださっていた。
音に魂をこめると、「ことだま」になる。それは、実際にお会いして、耳にしないとわからない。
(「ことだま」は、五感も時空も超えて、すべてのスイッチを押すものだと感じている)
そして、文字には、「ふみたま」と呼ばれるものがある。
漢字には、その成り立ちや意味や、固有のイメージがある。
「花」と「華」は、想起されるものが、まったく違っていた。
しんじさんの声が聴こえるようだった。
自分の中に「華」があること。
その「華」(魅力)を、もっと前面に出していいこと。
咲き誇っていいこと。
全部出ししていいこと。
どや顔してもいいこと。
そんなことが浮かんできた。
そんなふうにしたいのだと思った。
〈見たまえ! 華〉
アナグラムは、マントラだ。
自分では視えない輝きを教えてくれるのは、出逢ってくださる人。
自分とちがう角度から光をあててくれる他者の存在って、ほんとうにありがたく、感謝の気持があふれる。
自分の中にある、「華」が起ち上ってくるのを感じる。
見えないようにしていたのは誰。
持っていることを知っているのは誰。
ためらっていたのは誰。
人に教えてもらうことは、「ゆるし」に似ていると思った。
(しんじさん、これ、セッションなんですか!?)
◆しんじさんのファンファーレ
しんじさんの名前は、「し」のオンパレードだ。
名前のことだま®では、濁点は、ことだまの力が2倍と見るので、「しんしし」
しんじさんが、出逢う人にプレゼントしてくれるのは、まずは名前の一番目の音である「し」のことだまだ。
そして、特徴的な「ん」
ひとことで言うと、「し」は、知ること。知らせること。
そのことで、問題が解決して鎮まることだまだと感じている。
「ん」は、ステップアップ。次元上昇。しりとりで、「ん」が出たら、リセットされるように、今までの状態を終わらせて、次のステージへ運ぶことだまだ。
しんじさんが知らせてくれるアナグラムは、そういう働きを、受け取る人に響かせる。
しんじさんから、「見たまえ、花!」と言ってもらったとき。
その言葉を、
「えみなさん、これからは、『見たまえ、華!』と自信を持って下さいね」
と言い換えてくださったとき。
(見抜かれている)
と思った。
咲き誇っていいこと。
全部出ししていいこと。
どや顔してもいいこと。
いっせいに、「し」と「ん」のファンファーレが鳴り響いている。
その祝福にしびれた。
実は、名前のことだま®を知ると、その人がくれるプレゼントが予想できる。
その人と出逢った自分が、何を求めているかがわかる。
しんじさんが知らせてくれる名前のアナグラムは、ご本人の中に、そのスイッチがあれば、きっと、共鳴して、鳴り響いて、ステージが上がるメッセージになると思う。
ちなみに、「くろすしんじ」のアナグラムについて、聴いてみたところ、幾つか教えてくださった。
私が気に入ったのは、これ。
「すぐしんじろ」 → 「すぐ、信じろ!」
ステージアップしたい人は、しんじさんに急げ!
ことだま師®・入門講師 黒須しんじさんのブログ。
直近でお茶会があります。ご案内は、別記します。
浜田えみな