見出し画像

518.【ファミ活】家族でランチ~OBP~(2024.7.28)

Nは、娘というより、魂的には、私の母親という感じ。
小学4年生まで一緒に寝ていたのだけど、2~3歳のころだったか、寝かしつけるときに、背中を「トントン」していると、ふと気づいたら、小さな手が私の背中にまわって、同じように「トントン」していたので、びっくりしたことがある。

私のほうが、癒されていた。
今でも、私のほうが頼っているかも。

いつまで、一緒に遊んでくれるかわからないけど、子離れできない。

(本文より)

************

ホテルニューオータニ大阪「大観苑」の「夏の絶品ランチ&絶景スイーツ」のコースが、生協のチケットでお得に食べられるので、夫と娘と出かけてきた。

コースメニューは、

COEDOビールの「伽羅」で乾杯。

特別前菜盛合せ(イカ、エビ、鶏むね肉、クラゲ、トマト、きゅうり)

ふかひれ入り貝柱と白菜のとろみスープ(貝の旨味濃厚! ふかひれの食感も佳き!)

海老と旬菜のピリ辛炒め(海老、プリプリ! シイタケ旨すぎ)

北京ダック(この食べ方って、誰が考案したの?)

点心2種(カレー風味の肉シューマイと翡翠イカ蒸し餃子)

海鮮炒飯(しっとり、ふわふわ、パラパラ、絶品!)

さすがホテル。
素材が絶品。一口ずつで大満足。

デザートは、場所を変え、最上階(18階)のスカイラウンジ フォーシーズンズで、スイーツプレートとコーヒー。

眼下には、大阪城と大阪城ホール。大阪城公園に向かう人波がすごかったので、何かイベントがあるのだろうと思っていたけれど、上から見てもすごい人。

調べたところ、この日は、NiziUというグループ(全然知らない)のファンミーティングがあるとのこと。
まだまだ開場には時間があるけれど、グッズを買ったり、ツアートラックと写真を撮ったり、ライブの前には、やることがいっぱいあるから、気持ちはとってもわかる。

窓際に張り付いて景色を眺めていると、アフタヌーンティーっぽい、2段のケーキスタンドに、「ベリー祭り」とネーミングしたいような、かわいいスイーツがのせられて、運ばれてきた。


素敵な写真が撮りたくて、何枚も角度を変えて撮影するけれど、うまく撮れなくて、断念。

生協チケットで、ニューーオータニの「夏の絶品ランチ&絶景スイーツ」を食べるのは、2回目だ。
スマホの写真を見ると、1回目は2019年だった。そのときは夫とペア活。
母が亡くなり、自宅にはもう戻れず、実家への単身赴任生活も3年目になり、旅行もできないし、月に1度、夫とランチデートをするようになっていた。

コース料理のデザートが、ホテルの最上階のスカイラウンジの、大阪城公園を眼下に望むテーブルで、ケーキスタンドに乗せられた、かわいいスイーツたちだったことに、感激した。
娘のNと食べられて嬉しい。

ホテルを出ると、外を歩くなどとんでもない熱気。駅までの道を急いでいると、読売テレビの社屋が目に入る。

「コナン君がいる!」

読売テレビのマスコットキャラクターのシノビーも、あちこちに出没している。

エントランスロビーは、一般に開放されていて、出入りができるとのこと。
こちらのエリアまでは、なかなか来る機会がなく、これまで入ったことがなかったので、さっそく入ることに。

直径30メートルという、円形ロビーは、吹き抜けで、ぐるりと窓に囲まれている。
ふと見ると、窓からのぞく、怪しい人影。

「犯沢さん!」

と、Nが言うので、彼が何者か教えてもらう。
名探偵コナンくんに登場する「犯人の犯沢さん」という人らしい。

ソファに座って眠っているのは、毛利小五郎さん


怪盗キッドは、2階にいる。

コナンくんのガチャガチャもたくさん並んでいるコーナーもあり、コナンくんが好きだったら、とても楽しいだろう。

Nは、子どもの頃からコナンくんが大好きで、今も、少し熱は冷めたようだけど、毎年映画を観ている。

私はといえば、そういうことは夫にまかせて、一度も映画を観たことがない。
アニメも、ちゃんとみたことがないため、設定もわかっていなくて、何度聴いても、コナンくんの本当の名前が覚えられない。

夫は、小学校の教師をしているので、子どもが好んで観るようなものは、アニメからアイドルからテレビ番組から雑学まで、「情報として」把握している(と言っているが、自分自身も大好き)。

Nは、娘というより、魂的には、私の母親という感じ。
小学校4年生まで、一緒に寝ていたのだけど、2~3歳のころだったか、寝かしつけるときに、背中を「トントン」していると、ふと気づいたら、小さな手が私の背中にまわっていて、同じように「トントン」していたので、びっくりしたことがある。

私のほうが、完璧に癒されていた。
今でも、私のほうが頼っているかも。

いつまで、一緒に遊んでくれるかわからないけど、子離れできない。

ロビーに設置された、372インチという巨大LEDビジョンでは、昨年の鳥人間コンテストの映像が流れていて、観るともなく観ていたのあけど、滑空機部門のエントリー機体が、あまりにも無残に落下していくものだから、

「飛ぶのを観るまで帰れない」

という気持ちで、3人で並んで、ずっと観てしまった。
後で調べると、滑空機部門の最長記録は、533.58メートル。
動画を観たけれど、信じられない気持ちよさ。

逆に、人力プロペラ機部門は、パイロットが足でこいでプロペラを回しているので、距離が伸びれば伸びるほど、パイロットの体力・脚力・精神力のすさまじさが半端なく、観ているほうも、力が入り、その場から動けず。

ほんの少し……のつもりが、好奇心いっぱいで遊んでしまい、久々に親子3人で、おもしろかった。
息子や娘が小さかったころは、なんだかんだと、あちこちに出かけ、週末をすごしていたことが、なつかしい。

私は、Nの赤ちゃんに、とっても会いたいのだけど、Nには、いまのところ、その気がないらしい。

浜田えみな

前回のNとのデート


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?