54.ひめ神カードモニターセッション ~うその私、本当の私・別れと出会い~
「なんになりたいかなんて、なかった。わからなかった」
「ずーっとなくて、人生半分過ぎて、はじめて、何かになりたいって言った!」
***
魂と直結すると、人は、こんな顔をするのだと思った。
後光が差したように、画面がゆらいだ。
すごい波動がきた。
さっきまでのそのかたとは全くちがう表情。
どうやってなるのとか、疑問をはさむ余地もない。
とつぜん、そのかたの表情が変わった。
表情だけじゃなく、からだから発するものすべて。
ぜんぜんちがう。
〈もうなっている〉
そう思った。
4日前に〇〇になりたいと、突然思ったそうだ。
「〇〇になりたい。なる!」
とつぜん、そのかたの表情が変わった。
表情だけじゃなく、からだから発するものすべて。
ぜんぜんちがう。
(それやん!)って思った。
「わたし、マグマ出たのね!」と、言ってくださった。
***
〈〇〇になりたい〉
そうおっしゃったときの、圧倒的な存在感。
真実のかがやき。
四の五の言わせない、かがやき。
かがやきよりと供にある、強さ。
なんの疑いも迷いも受け付けない、瑕一つない強さ。
抗いがたさ。
この、誰にも侵すことのできない〈純粋無垢〉な表情は、なんだろう? と思った。
もしかすると、その願いが生まれたときの年齢なのではないか? と思った。
五歳とか。七歳とか。八歳とか。
たくさんのセルフジャッジでおしこめてしまうまえの、子どものころの。
だから、尋ねてみた。
何歳ごろから、〇〇になりたいと思っていたのですか?と。
ところが、「なかった」とおっしゃる。
「なんになりたいかなんて、なかった。わからなかった」
「ずーっとなくて、人生半分過ぎて、はじめて、何かになりたいって言った!」
(えーーーーーーーーーっ!!!)
「初めて、魂がしゃべったような」
(えーーーーーーーーーっ!!!)
そんな重大な瞬間!!
はじめて!
生まれたて!
はじめて、赤ちゃんがお母さんを見たときのような。
はじめて、赤ちゃんがお母さんに話しかけたような。
はじめてエネルギー。
「初めて、魂がしゃべったような」
そんな感覚を味わうことができる人がいる。
そんな瞬間に立ち会わせていただける奇跡がある。
ひめ神カードのモニターセッション。
本郷綜海さんの満月ライブの翌晩のことだ。
ライブのテーマは、「別れと出会い」
そのかたも、ライブを観ていらした。私も観た。
(うその私が死んで本当の私が生まれる感じ)がしていた。
***
ひめ神たちは、原始のエネルギー。
いつわりのない自分に、導いてくれる。
その真実を、モニターセッションをする中で、体験させていただいている。
浜田えみな
御名前や具体的な内容を伏せて、私が感じたことを書くことについて、モニターをしてくださったかたの了承を得ています。