147.ソウルコーチへの道 ep.22 生徒じゃなくなった心もとなさと、羽ばたける翼の重みと
「それ、好きちゃうかったら、でけへんよね?」
って、言われて、とまどった。
(好き?)
***
本郷綜海さんのソウルコーチ養成コースを修了し、認定のためのモニターセッションを始めている。
フルタイムで仕事をしているので、帰宅後の夜20:30~行うことにした。
セッションのレポートを書く時間が必要なので、1日おきにしたかったけれど、週3日だと、締め切りまでに50回のセッションができないことがわかり、最初の2週間は毎日行うことになった…… という話を、夫にしたところ、
「好きちゃうかったら、でけへんよね?」
って、言われて、
(…………)
好きというのとは、違うような気がした。
ものすごく責任を感じるし、緊張するし、集中するし、真剣だし、毎晩、決勝戦に出場しているようだと思っている。
自分で決めたセッション日に色をつけたカレンダーを眺めながら、
「7月、8月、9月……!!」
3枚めくらないと終わらないことに気がついて、フルマラソンをしているような気持ちでいる。
講座を受けているとき、
・録画を観て復習
・練習セッションに参加
・ふりかえりの記録
・SNS
をするのに、(時間が足りない!)と思っていたけれど、今から思えば、すきま時間もあったし、ゆとりのかたまりだったと思う。
(なんて、甘えていたのだろう?)
って、びっくりする。
生徒でいられるって、そういうことなんだ。
もう生徒じゃなくなった心もとなさと、羽ばたける翼の重みと。
毎日、祈るような思いでいる。
セッションで、モニターを受けてくださったかたと、ご一緒すること。
私に出逢ってくださること。
メールの受信トレーに、予約の申込が入ったことを知らせる件名が見えたら……
思わず、目をとじて、PCの前で手を合わせる。
しばらく、開封できないでいる。
そのまま、グラウンディングで、つながっていく。
こんなに真摯な気持ちで、手をあわせる時間が自分に訪れることが、「贈り物」だと感じている。
***
現在、七名のかたにセッションをさせていただいた。
モニターを受けてくださるかたのテーマは、びっくりするくらい、そのときの自分にシンクロしている。
セッションという場で、音叉のように共鳴するのだ。
そのかたが、そのかたの泉から、すくいとって掲げてくださる宝物は、あたりまえだけど、私の泉にはない。だから、まぶしい。その煌めきに、ひれふしてしまいそうになる。
コーチをしながら、同時にクライアントとして、いろんなものを受け取っている。
だくさんの光で照らしていただいている。
ご自身には、あたりまえすぎて、その光は見えにくいのかもしれないけれど。
***
宿題は、出すようにしている。
見えないものと、現実をつなぐ、架け橋だと思うから。
セッションが、「昨日見た夢」で消えてしまわないように。
現実の世界に「行動した印」をつけられるように。
魂の願いと、行動する肉体の、「約束の証」となるように。
浜田えみな
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