539.【魂活】LAS認定ソウルコーチ早朝セッション ~自分に力を取り戻すこと~(2024.10.14)
(自分に力を取り戻すこと)
誰かや何かのせいにしたり、被害者になっていては、自分の中に力が生まれないことを、実感する。
テーマは「傷」「毒」「解毒」「統合」「治癒」
(本文より)
◆コーチ ~グラウンディングでつながる~
◆クライアント ~自分に力を取り戻す~
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この日は、1ヶ月半ぶりのセッション会。
定例早朝セッションは第2.第4日曜日に開催している。9月は両日とも都合が悪くて参加できなかった。その上、前日のオープンダイアローグのワークショップで、40名を超える参加者の中にいて、知らず知らず緊張していたし、どんなテーマであっても、人が悩んでいるものは深く重くて、自分の中にもさまざまな思いが湧きおこるし、同様に、誰もにそれぞれ意見があり、反応があることを目の当たりにしたし、もちろん、やさしいものや、あたたかいものもいっぱいあふれていて、等しく、尊重されることを感じたし、感銘を受けることもいっぱいあったけれど、やはり、人はとても繊細だということがよくわかって、不用意に何かを発することが、怖くなった。
怖い気持ちでいっぱいなのに、ソウルコーチのセッションなんてできない、と思ったけれど、そういうときだからこそソウルコーチだ、と思って、参加した。
◆コーチ ~グラウンディングでつながる~
LAS認定ソウルコーチのセッションは、最初に、全員で15分ほどの「グラウンディング」を行う。1人でやるのと、みんなでやるのでは、到達する境地が違う。誰とやるか、いつやるかによっても違うし、グラウンディングをするだけで、ほぼ悩みは解決するくらいパワフルだと感じているのだけど、この日は、さらにすごかった。
グラウンディングが終わって、目をあけたとき、タンスの上にある父方の祖父母の遺影が、いつもと違う気配だった。なぜだろう? と思ってじっくり見てみると、角度がちがう。ふだんは垂直に近い形で後ろの壁にたてかけているのに、それが前方にずれて、2人とも斜めになっている。地震があったわけでも、角度を変えたわけでもないのに、絶妙な角度で斜めになっていて、まるで手をさしのべて、いっぱいにハグしてくれる感じそのもの。おじいちゃんおばあちゃんからの守りとやさしさが、部屋じゅうにあふれていた。
(なにこれ)
ひとりじゃない、守られている、と感じられ、(グラウンディングすごい)と思った。
(※グラウンディングについては、8.25の早朝セッションのブログに記載)
この日、コーチとして体験したのは、クライアントが言葉で話している以上に、同時に伝わってくるものがあり、メッセージや体感、映像として、ずっと流れていたこと。
それは、私の能力というよりは、クライアントの持つ霊性や、エネルギー、資質に加えて、クライアントがいる場所の持つエネルギーの作用が大きく、一緒にグラウンディングをしたことで、個人の領域を超えた集合意識の中で、つながりやすくなったのだと感じる。
コーチとして、グラウンディングで守られた場の中にいると、不思議な感覚や、直感がある。クライアントには、話しても、話さなくてもよい。クライアントも、聴いても、聴かなくてもよい。クライアントが希望すれば、自分が体験したことを誠実に伝える。
伝えているうちに、さらに感じられるものや、聴こえてくる声があり、クライアントの中にも、リンクするものがどんどんつながっていることを伝えてくれた。
自分の部屋にいながら、クライアントがいる、海や空や風や森の気配を感じられる体験をした。
ちょうど、海から朝陽が昇ってきている様子を見せていただいて、感動した。
グラウンディングでいっしょにいると、お互いに、ことばで伝えてなくても伝わりあえるものを持って、セッションができることを体感した。
目に見えるものだけでない、目に見えないものの存在が、どれほど大きなものであるか、そのことの大切さも。
◆クライアント ~自分に力を取り戻す~
最近、私は、クライアントの時、「ただ、話すこと」をしている。
解決してほしいのではなく、たた、今の状況を聴いてもらう。頭でもやもやぐるぐる考えているのではなく、声に出して、話す。聴いてもらうだけでいい。ジャッジなく、受け止めてくれる。
そのことで起こるアルケミーは、体験した人でないとわからないと思う。
これまで、対面でセッションをしたこともあるし、講座をしたこともあるし、ワークショップをしたこともある。Zoomでもやっていた。でも、突然、それはすさまじく怖いことに感じて、ひきこもりたくなった。
ふりかえって、コーチにその経緯を話しているうちに、自分が「怖い」気持ちにロックされて、動けなくなっていることに気がつく。やがて、ほかの世界が見えてくる。
「あたたかい」「優しい」「かわいい」「嬉しい」「心地いい」「いとおしい」……
ひきこもっていたら、その世界とも繋がれない。
「怖い」に繋がっていた状態がはずれると、「なぜ、怖さを感じているのか?」という問いが生れる。同じものがあるから共振するのだとしたら、私の中にもあるということ。
怖れているのは、発信したものに反応や攻撃をされることではなく、自分の中にある正義が攻撃性と繋がることや、自分も知らない怖いものが、外に出てくることかもしれない……。
そう思ったとき、再び「怖い」にとらわれる自分と、それと同じくらい、「素敵」なものが存在していることに気がつく。
「怖い」ものと「素敵」なものは、表裏のように、どちらも同じだけ共存しているのに、私は、自分の中で分離していて、迷子のまま戻れずにいる。
コーチに話しはじめたとき、私は外側に起きていることを見て、そこから逃れようとしていた。話しているうちに、内側を感じられるようになり、自分の中にテーマがあることに気がつく。
(自分に力を取り戻すこと)
誰かや何かのせいにしたり、被害者になっていては、自分の中に力が生まれないことを、実感する。
テーマは「傷」「毒」「解毒」「統合」「治癒」
私が「怖い」と感じたものを「毒」という言葉で表すなら、私がやられていたのは、外側の毒ではなく、内側にも存在していた毒だった。
自分の毒をしっかり見て、解毒できたら、それは抗体となり、血清となり、自分にも他者にも使える癒しとなるのではないか。
と気づいたところで、60分終了。
コーチからの宿題は、〈自分の中にあるものを書きだすこと〉→ やりました!
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その気持ちのまま、神戸元町のギャラリーで開催されている、太田朋さんの作品展へ。
浜田えみな
前回のセッション(LASのグラウンディングについて記述あり)
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