455.OSHO禅タロットメッセージ 2024.1.11山羊座の新月
(隠されているものとの出逢い)
山羊の足から、魚の尾ひれを得て、岩山から海へとステージが変わる……。
(使っていた道具も、考え方も、知識も、スキルも、居場所も、ぜんぶ消えてしまったとしても、なくならないもの)
(生まれたときにもってきた、その人だけのもの)
(誰にも、何にも、奪われない、侵されない、ずっと共にあるもの)
いま、出逢うとき。
(本文より)
*******
2024年はじめての新月。
自分のための1枚、ではなく、カードを引いてくださる人のための1枚。
そう意図して、カードを選ぶ。
年の始めだし、はなやかなカードがいいな、と思い、表に返すと……。
(インパクトありすぎ)
私は、昨年あたりから、ようやく、このカードと仲良しになり、彼女が出てくるときは、「おめでとう!」だと実感できるようになった。
だけど、初めて目にしたときは、意味よりも何よりも、とまどいや、抵抗や、拒絶の気持ちが大きく渦巻いて、まさに、カードの絵柄そのものの状態にとらわれた。
なので、これから気持ちがふくらんでいく、新月のカードとしては、
(どうなんだろう?)
という気持ちになり、やりなおそうかと思ったほど。
でも、登場したということは、「このカード」がメッセンジャーだ。
(慣れると、かわいいし、愛おしいのだけど、第一印象は……)
と思いながら、彼女をいとおしく眺めていると、どこからか、「ただ、決めればいいだけなのに」という言葉が聴こえてきた。
そのとおりだ。
(何をそんなに混乱し、思考で忙しくさせて、見えなくしているのか)
(何を恐れ、何を隠し、何に言い訳し、何から逃げているのか)
そのカードに隠れている想いを、ケルト十字のレイヤーにして、見せてもらう。
驚いたことに、記憶は小学生のころまでさかのぼり、隠しているものがわかり、隠したときのことも鮮明に思い出し、何を願い、何にとらわれ、何をとりつくろい、その結果起こったことや、これから進んでいくプロセスのヒントがあらわれていた。
とても山羊座的。
コツコツ、一歩ずつ、重力を感じながら、登ってきた岩山の道から、海に飛び込む。
陸で覚えた何もかもが、まったく適用されない海。
ずっととらわれてきた重力が浮力になり、まったく別のやりかたで泳ぎ出す。
それは、次のステージ、天空へとつながっていると、山羊座の神話が教えてくれる。
***
ルチさんの「Osho禅タロットweb図書館」の館員3名からのメッセージをお届けします。
https://plaza.rakuten.co.jp/ruchioshotarot/diary/202401110000/
私が感じるテーマは、
(隠されているものとの出逢い)
山羊の足から、魚の尾ひれを得て、岩山から海へとステージが変わる……。
(使っていた道具も、考え方も、知識も、スキルも、居場所も、ぜんぶ消えてしまったとしても、なくならないもの)
(生まれたときにもってきた、その人だけのもの)
(誰にも、何にも、奪われない、侵されない、ずっと共にあるもの)
いま、出逢うとき。
浜田えみな
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