230.はなむけの意味を知る ~LAS式ソウルコーチの認定証書
LAS式ソウルコーチの認定証書が届いた。
養成コースで認定証の有無は、そんなに大きなことではない、と思っていた。
でも、ちがった。
ものすごく、大きなことだった。
認定証書のゴールドのふちかざりが、繊細で美しいこと。
本郷綜海さんの署名が、たまらなくあたたかいこと。
ひとりひとりの名前を見ながら、署名してくださったのだと感じ、胸がいっぱいになったこと。
A4両面びっしりと綴られた、はなむけの言葉が同封されていたこと。
その言葉を読んで、心が決まったこと。
それは、緊急事態宣言が発令されている中で、ソウルコーチの認定試験受験のために、東京まで行くかどうかを迷っていたとき、コース修了後に開いてくださった「締めの会」での、綜海さんの言葉を聴いて、
(どんなことがあっても受験する!)
と、即決したときと同じだった。
綜海さんの言葉はいつも、絶妙のタイミングで音連れる。
合格を告げられた日から、1週間後とか、2週間後とか、1か月後とかではなく、3ヶ月後の、「今」だということ。
認定試験が終わってからの3ヶ月に、私に起きはじめた、
〈人との出逢い、セッションとの出逢い、訪れた土地、癒し、ゆるし、学び、気づき、体験、体感、変容……〉
は、今も継続中で、伏線のようなものばかりが増えつづけている。
これから、どんなふうに収束していくのだろう。
私にとって、価値感を感じるワードは、「創作」「自己表現」「情熱」だった。
それをすることから、離れられないでいたから、それが魂の望みだと思った。
ところが、たった一つしか選べないとしたら、何があればよいかを問われたとき、私が選んだのは、「安心」「安全」「健康」だった。
それらが叶わなければ、「創作」も「自己表現」も「情熱」も、何の意味もないと思ったからだ。
そのことに気づいて、これまでの人生を振り返ると、すべての岐路で、私は常に魂の望みを、選択し続けてきたことが、わかった。
(私にとっての、「安心」と「安全」と「健康」が守られること)
だから、コンフォートゾーンの中にいることは当然で、それこそが、魂の願いであり、望みだった。
では、私にとっての「安心」と「安全」を象徴する定義が変われば、選ぶ世界は変わっていく。
そのことに気がついた。
(どんどん、思い出している)
「癒し」の力。
治癒とは、癒しとゆるしだと感じたこと。
ひかりの自分が顕れ、赤ちゃんを抱くように、ひかりのハグを体感したこと。
もう忘れないこと。
満たされたものがあふれだすこと。
(だれの中にも、その、美しい「源」があること)
(その世界を、知っていること)
****************
そのようなときに、認定証書を受けとった。
綜海さんからの、はなむけのお手紙を、受け取った。
声が聴こえる。
ちりばめられた言葉が、美しい鐘の音のように鳴り響いて、共鳴している。
(スイッチを、押してくれるのは、いつでも自分以外の人)
「はなむけ」というのは、旅立つ人の安全を祈り、門出を祝福して送られる金品や宴や言葉のことで、その由来は、旅に出る人の道中の無事を祈り、その人が乗る馬の鼻を、行く方向に向けたことだそうだ。
綜海さんが、向けてくださった私の鼻の方向。
どこからか、風が吹いてきて、鼻先に届いている。
すぅすぅする気配の中に、「たどり着ける場所」の、気配を感じる。
(この方向)
真に進んでいく場所に、今、私の鼻先は「ロックオン」されている。
綜海さんからの「はなむけ」によって。
そう感じた。
***
そんなに、すごいことも、大きなことも、できないことがわかった。
だから、いま、声のとどく場所にいる人へ。
セッションを受けてくださったかたや、公式LINEの場で。
少しずつ。
お名前を、呼ばせてください。
私の名前を、読んでください。
公式LINE 「じぶん温泉かけ流し」@922xqdmc
LAS式ソウルコーチ養成コース0期の受講を決めた日から、認定試験の日までの記録のまとめ読み
浜田えみな