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524.4月ネクステ・ノベルセラピー ~講師初体験!~(2024.4.20開催)

どんな物語を、いくつ創ったとしても、そこには、その人の願いや、大切にしているものが現れる。
いっしょにいる人たちが創るノベルは、繋がり合っている。

同じテーマでも、同じ物語は生まれない。
直観という乗り物に乗って、自分の中から飛び出してくる、質問の答に驚き、即興で語る物語に驚き、現実の世界に現れるシンクロに驚く。

いま、自分がもっとも大切にしている想いと出逢えるノベルセラピー。

(本文より)

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ノベルセラピーワークショップは、とても楽しい。
なんの心の準備もいらない。

紙とペンを用意して、ノベルセラピストの質問に答えていくだけ。
質問の答えには、正解も不正解もない。思い浮かんだことをメモしていくだけ。
時間にして数秒以内。

荒唐無稽でも、ありえない言葉でも、直観のままに。
質問が終わったら、みんなの前で、即興で語る。
手元にはメモしかないのに、不思議な事に、勝手に口から物語がほとばしる。

それは、もう、自分で驚くほど。
その不思議さときたら。楽しさときたら。

おまけに、参加者のみなさんから、物語の感想をいただける。
声について、ほめてもらえたりする。

できたての物語を聞いてもらえて、感想を伝えてもらえるなんて、プロの作家でも体験できない。
ノベルセラピーの進化版、ノベルセラピー for ネクストステージ(以下ネクステ)は、その楽しいワークショップが、3連続。

しかも、3つの物語は、つながっている。早ければワークショップの途中で、遅くても文字化のときに気がつく。贈り物が三乗。三倍ではなく、三乗。

そして、それが、自分と言う王国の地図だということにも。
すてきだなあ。すごいなあ。
ぜったいに、紹介したいし、体験してもらいたい人がたくさんいる。

というわけで、7月に参加したネクステのことを投稿しようとして、4月のネクステのことを書いていないことに気がつく。

たいへん!
4月は、講師をさせていただいた特別な回。

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ノベルセラピーワークショップは、参加して、質問に答えて、物語を創るほうが、断然おもしろいと思っていた。
ところが、4月のネクステの講師をすることになり、想像もできなかった体験をする。

一つ目は、ノベルのテーマを決めて、質問を考える体験だ。オジャさんにお時間をとっていただいて、作成した。(ブログあり※1)

(そのテーマに興味をひかれる人は、どんなことを知りたいのか。どうなりたいと望んでいるのか)
(ノベルセラピーで大切なのは、どんなことか。このテーマで伝えたいことは何か)
(物語を創りおわったとき、その人は、どんなふうになっていたいだろうか)

そんなことを考えながら、質問を組み立てていく体験。
オジャさんと一緒なので、自分1人では、とうてい至ることができない深い領域に届く質問ができあがっていく。

(いったいどんな答えが還ってくるだろう!)

そう思うと、ワクワクが止まらない。

二つ目の体験は、ネクステ講師同志の交換デモンストレーション。(ブログあり※2)

オジャさんが画面オフで観ていてくださる中、お互いに、自分が創った質問と誘導で、ノベルセラピーワークショップを行い、フィードバックをいただく。

ノベルセラピーワークショップでは、ノベルのための質問以外に、お話することが、たくさんある。

(リラックスしてもらえるような導入の言葉かけ)
(質問を補足し、視点を広げ、世界観を豊かにするための言葉かけ)
(なかなか書けない場合の言葉かけ)

などなど……、そのときのメンバーと、場の状態によって、必要な言葉かけがある。
緊張したり、慣れていないと、ぶっとんでしまうので、そうならないよう、心がける。

また、質問の意図が伝わりにくかったり、答えが浮かびにくいものがあれば、この練習会で、オジャさんにサポートしてもらって、改善できる。

一緒に講師をすることになった恵子さんとは、このときが初めての顔合わせ。

恵子さんの、おだやかで、心地よいトーンで語られた質問は、これまでに見たことも聞いたこともない、びっくりするようなシチュエーションだったけれど、頭で考えても、絶対に思い浮かばないことが、直観でなら、すらすら浮かんでくるのが、ノベルセラピーの醍醐味。

できあがった物語は、自分でも驚くようなアイテムがたくさん登場している。
質問の答えをメモしながら、どうやってまとめたらいいのか、想像もつかなかったけれど、めちゃくちゃなようでいて、それらは私が望んでいることであり、やってほしいことや、やってあげたいことが、浮き彫りになっていると感じた。

そして、恵子さんが創ってくれた物語は、私の質問から生まれる、初めての物語だ。
その誕生に立ち会えて、感無量……。

どんな物語を、いくつ創ったとしても、そこには、その人の願いや、大切にしているものが現れる。
いっしょにいる人たちが創るノベルは、繋がり合っている。

4月ネクステに参加してくださるかたが、恵子さんと私の質問に、どんな答えを出し、どんな物語を創るのか、楽しみでたまらない。

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というわけで、開催した4月ネクステ。

日時:2024年4月20日(土)10時〜16時

【4月のテーマ】  
① 「タイム・ワープしよう!ノベル・セラピー」by Ojha
②「失った魂のカケラを取り戻し統合するためのノベル・セラピー」by恵子
③ 「行動するために自分を知るノベル・セラピー」 byえみな

最大定員12名のネクステは、過去には満員御礼でキャンセル待ちのこともあったそうだけど、最近は落ち着いていて、4月の参加者は2名。初心者マークの講師に、なんとやさしい配慮。
すべてがちょうどよく、ぴったりサイズ。

お一人ずつと、じっくり向き合い、シェアタイムもたくさんお話ができて、ノベルの世界を堪能できた。
参加してくださった2名のかたの感想があまりにも似ていたので、記しておくと……。

「いつもノベルを作ると、ファンタジーになり、龍や、ペガサスや、妖精が出てくるのに、今回は、本当に、現実的な感じで、こういう物語も自分から出てくるんだってびっくりしました」

「こんな、超現実的な物語を書いたことがないです。ファンタジーの世界に飛んでいかなかったのは、初めて。こんなに長い物語を書いたことがないです。現実の物語のほうがたくさん書けるんだって、びっくりしました」

架空の存在が登場しない物語になったのは、テーマの本質なのか、誘導をした私の本質なのか、参加者お二人のシンクロなのか、わからないけれど、ノベルは生きている。
そのとき、いっしょにいる人と、つながりあっている。

同じテーマでも、同じ物語は生まれない。
直観という乗り物に乗って、自分の中から飛び出してくる、質問の答に驚き、即興で語る物語に驚き、現実の世界に現れるシンクロに驚く。

この回は、参加者が少なかったので、講師をも含めた全員で、オジャさんのノベルセラピーを体験させていただいた。

(いま、自分がもっとも大切にしている想いと出逢えるノベルセラピー)

それでも、踏み出せないことがある。
そのことについては、7月ネクステの投稿で。

つづく。

浜田えみな

※1 オジャさんと質問を組み立てました!

※2 講師のデモンストレーションをしました!


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