275.ひめむすび First Stage ~喜びの土台~2 「ふやす」ひめ神
今回の「ひめむすび」でやってみたいと思ったことは、「ひめを体験する」こと。
〈わかったつもりになっている「思い込みの枠」をはずし、神話やエピソードを、ていねいに読み込み、さまざまな方向から、ひかりを当て、ひめ神を感じてみる〉
(これまでに出逢ったことのない、ひめ神に、出逢う)
(これまでに出逢ったことのない、わたしに出逢う)
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(理屈ではなく、身体で、自分の本質を感じる体験)
ひめを、本当に体験するって、すごく大きなことだと感じました。
それが、ひめむすびなのではないかと。
ひめカードをひいて、アンテナを立てると、ひめ体験は、突然やってきます。
(本文より)
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今、山下弘司先生の「ひめカード講座アドバンス」の課題で、受講生同士で「ひめむすび」を実践中です。
ひめむすびに使うカードは、10枚。
ファーストステージで引き出すのは、4柱のひめ神の魅力です。
「4番 あめのうずめのみこと」
「5番 おおげつひめ」
「6番 くしなだひめ」
「7番 すせりひめ」
番号は、日本神話に登場する順番です。
山下弘司先生は、「喜びの土台」として、このひめ神たちを選ばれました。
「1番 いざなみ」からではなく、「4番」~「7番」のひめ神からむすぶ流れが大切なことが、これまでの講座のフィードバックでわかったからです。
登場するひめ神は、古代数詞の「ひふみの法則」に即して、
「ひらく」ひめ神
「ふやす」ひめ神
「みたす」ひめ神
「よろこび」のひめ神
とされています。
この4柱のひめをむすぶと、「よろこびの土台」ができあがります。
おとめの土台です。
その上に、ひめの土台、女神の土台を築いていきます。
【「ひらく」ひめ神のふりかえり】
私の「ひらく」ひめ神は、「あめのうずめ」でした。
たまきさんとのペアワークで、私が決めた一週間のチャレンジは、
・笑顔。
・返事はハイ(無理だと思うことも、いやなことも。特に仕事関係)
・心配しない。(特に家族関係)
・いつもとちがう自分をすごす。(行動するとき、いつもとちがう選択)
・笑われてもいい
このことを決めたときに、想定していたのは、他者との関わりの大部分を占める「職場」での自分です。
〈いつもより、テンション高めで、おちゃめな感じで、明るくふるまってみよう♪〉
〈めんどうくさい仕事を頼まれても、にっこり笑顔で引き受けよう♪〉
〈心配しないようにしよう♪〉
(一週間だから!)
期間限定ならできそうだし、やっているうちに身についたら素敵だし、何よりそのことで不快になる人がいないし、自分もまわりも明るくなる!
(すごいやん!)
と、思ったのです。
ところが、職場では、めんどうくさい仕事は頼まれなかったし、みんなにビックリされるくらい、ふだん以上に明るくふるまうシチュエーションも訪れなかったので、特に活用できませんでした。
ですが、何をするにしても、ハートのあたりに、あめのうずめがいて、前述の5箇条をエンドレスでささやき続けているのです。
その結果、自己暗示にかかるみたいに、気持ちが大きくなって、私がやったことが、二つあります。
★その1〈開始時間まで24時間を切っているのに、体験会の企画を立て、緊急募集をした〉
いつもの自分なら、絶対にしません。
急すぎるし、ワガママすぎるし、告知のマナーとして、NGという気持ちがあります。
こんなに突然では、参加する人がいると思えず、「開店休業」状態は、寂しいだろうと感じるからです。
でも、あめのうずめが踊りだし、ノープロブレムな気持ちになったのです。
(誰も来なくても、ひとりで描くから大丈夫)
(やりたいことをやってみることが大事)
奇跡的に、投稿と同時くらいに見てくれたかたがいて、すぐに申込みが入り、「Kanaiプレートアートの体験会」ができました。
しかも、申込者がお一人だったので、やってみたかった「個人セッション的なこと」ができたのです。
そのときに、最初と最後に出てきたカードも、あめのうずめの神話のようです。
太陽の光を表す「おだやかな日」と、暗闇をブレイクする「イナズマ」。
★その2〈旅する絵描き 白澤裕子ちゃんとの「てんけん隊」復活〉
「てんけん隊」というのは、『くまのプーさん』の物語の石井桃子さんの名訳で、プーが「探検」を言い間違えたのを、「てんけん」と表したものです。
2015年12月に、裕子ちゃんの絵と、わたしのことばの展覧会をするにあたり、1ヶ月に1度、いろんなところに行って、遊んだり、アートを見たり、おいしいものを食べたり、自然にふれたりして、展覧会の構想を練り、創造の力を育んでいったのですが、本当に贅沢で、豊かで、かけがえのない体験でした。
令和の今、再びそれをやることに!
裕子ちゃんは、はだしで駆け回り、野生児のように髪をなびかせて、光の中にいて、パッションを発動しているのが、とっても似合うタイプです。実際にやっています。
私は、ちがいます。
日焼けをしたくないので、日傘をさすし、長袖を着ます。
さらに、日焼け防止のアームカバーでガードします。
足の甲が日焼けするといやなので、はだしになりたくないです。
でも、
(やってみたい! 行ってみたい! 駆け回ってみたい! 日差しを浴びたい! 風に吹かれたい!)
(裕子ちゃんと、やりたい!)
(仕事を休んでもいい!)
そういう気持ちが湧いたのです。Zoomで話ができるのに。
「ひさしぶりに、てんけんしたい!」
と、私のほうから言ったのです。
シミソバカスだらけになって、後悔するかもしれないけど、それよりも、なによりも、抗いがたいパワーで、幼児のころの感覚が、湧きおこってきたからです。
「ひらく」ひめ神〈あめのうずめ〉のおかげです。
***
たまきさんも、ご自身で決めたチャレンジを忘れず、一週間過ごしたことに加え、ご主人と旅行に行かれたとのことで、童心にかえる「あめのうずめ」的体験をシェアしてくださいました。
私が、裕子ちゃんとやってみたいと思っていたような、「アルプスの少女ハイジ」的なことを、まさに、ご旅行で体験されていたのです!
そのシンクロにびっくり。
「あめのうずめのエネルギー」って、そういうことなんだと感じます。
ひめカードは、日本神話に出てくる順番であるとともに、女性の一生の各段階も表しています。
あめのうずめは、受精卵から胎内での成長を経て、子宮から産道を通って生れ出て、へその緒が切られ、胸いっぱいに空気を吸い込んで産声を上げる、誕生にあたる部分です。
〈思いのままに動き、泣き、笑い、みえないものとも、みえるものとも、つながっている〉
〈存在だけで、すべてが愛だと知っている〉
その、圧倒的なエネルギーの渦の、中心です。
(無敵感)
「ひらく」ひめとして、あめのうずめが飛び出してきたこと。
無敵な気持ちが、渦巻いて、楽しくてたまらないこと。
ここから、「ひめむすび」が始まることに、たまきさんと私への、神様からのオーダーを感じます。
【自分のひめ度を点数化する】
前回、たまきさんとのペアワークで、
(「ひめむすび」を始める前の「ひめ度」をチェックしておいて、終わってから比較するとよいかも!)
というアイデアが浮かび、ホームワークにしました。
コーチングでは、「人生の輪」という円グラフのようなものを使うことがあるのですが、ひめ神も、山下弘司先生が作ってくださったサークルがあるので、それを見ながら、ひめの特徴やキーワードを自分にあてはめ、点数をつけていくことにしました。
10点満点で、自己採点します。
なんとなく、頭に浮かんでいる「ひめ度」があり、自分では、そんなに低くないつもりでしたが、実際にやってみると、「低い点数」をつけたくなります。
「伸びしろ」を作りたいのだと、気づきました。
(成長したい。もっと伸ばしたい)
一方で、点数化することに抵抗を感じている自分にも、気づきました。
点数化しようとすることで、ひめ神をとりまくさまざまな側面がみえてくるので、向き合いたくなくて、気づかないふりをしていたものが、ちくちくとうずくのです。
すべてのひめのレベルが同じではないので、単純に、10段階で表せるものではないと、わかりました。
それぞれのひめに、おとめ・ひめ・めがみの段階があり、ひらきかたがバラバラだと感じるからです。
自分の中のひめ度を知るということは、家族とのかかわり方に還っていくことです。
生まれる前、生まれてから、ものごころつく前、顕在意識では思い出せないかもしれない、すべての段階を、今、しっかり味わい、言葉でなく、理屈ではなく、「本当に体験する」ことが、ひめをむすぶということなのだと、先日、体験しました。
【ひめを体験すること】
それは、ひめ神カードのグループセッションだったのですが、2歳の私を岩戸から出してくれたのは、参加した3人の人たちでした。
そのときに引いたカードは、あまてらすおおみかみでした。
2歳の私が、ひかりのまま、もじもじと出てくるのを見守ってくれて、あたたかくて、安心で、安全で、愛しかなくて、存在だけで肯定してもらえることが伝わってくる、すごい体験でした。
(ひめを実演するとは、なんと気持ちよく、そして、しっかり腹に落ちる体験なのだろう)
と、感動しました。
(理屈ではなく、身体で、自分の本質を感じる体験)
ひめを、本当に体験するって、すごく大きなことだと感じました。
それが、ひめむすびなのではないかと。
ひめカードをひいて、アンテナを立てると、ひめ体験は、突然やってきます。
【ふやすひめ神・すせりひめ】
喜びの土台を築く4柱のひめ神の2柱目は……
(7番 すせりひめ!)
生れたばかりのあめのうずめから、いきなり、少しお姉さんのすせりひめに!
(えっ どうしよう!)
このカードが伝える真意……?
(スセリヒメの魅力とは?)
(スセリヒメの知恵と助言とは?)
ただ、指示をするだけ、与えるだけでは、成長は生まれません。
何が、オオクニヌシを変えていったのでしょう?
(成功体験?)
(自信?)
一番の理由は、スセリヒメが、オオクニヌシの大王となりゆく本質を見抜き、信じていること、愛していること、必要としていることだと感じます。
(信じられ、愛され、必要とされると、人は強くなります)
大きなムカデや、ハチや、蛇のいる部屋で一晩すごすオオクニヌシに、スセリヒメは、助言をし、不思議なひれを授けましたが、行動したのはオオクニヌシです。
「試練をクリアする成功体験」が「自信」となり、助言を受けなくても、自らの考えで機転を利かせ、行動し、スサノオからスセリヒメを託され、はなむけの言葉を贈られるほどに成長します。
相手から「自信」と、潜在する能力を引き出し、大成する知恵と助言を与える、すせりひめの力。
(それは、どんなものだろう?)
(どんなふうに身に着けるのだろう?)
そう考えたとき、
(オオクニヌシを体験すること)
そのように思ったのです。
「自信がつく」「自信が生れる」という経験。
今回の「ひめむすび」でやってみたいと思ったことは、「ひめを体験する」こと。
〈わかったつもりになっている「思い込みの枠」をはずし、神話やエピソードを、ていねいに読み込み、さまざまな方向から、ひかりを当て、ひめ神を感じてみる〉
(これまでに出逢ったことのない、ひめ神に、出逢う)
(これまでに出逢ったことのない、わたしに出逢う)
【自信とは】
できただけでは、ダメなのだろう。
ほめてもらっただけでは、ダメなのだろう。
成功体験があっても。
人に評価してもらえることがあっても。
自分が、本当にやりたいことや、叶えたいと思っているものであること。
そして、それが、自分の願いであるとともに、誰かの願いであること。
自分の喜びであるとともに、誰かの喜びであること。
(それが達成できて、評価されたら、うれしい)
そのことを、この一週間で、やりたいと、たまきさんにお話したのです。
頭の中には、具体的に浮かんでいることがありました。
気になっていながら、2か月くらい放置していて、でも、ほかの何をするより、私はそれがやりたいし、喜んでもらいたいし、評価されたいし、評価されたらうれしい。
そう思えることが、あります。
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たまきさんの「ふやすひめ神」は、だれでしょう?
(びっくり! すせりひめ)
ほんとうに、ふしぎです。
またしても、同じひめ神。
たまきさんには、たまきさんの「すせりひめ」が起ちあがっていらして、現実にシンクロする一週間のチャレンジを決めてくださったので、これからの展開がとても楽しみです。
【だんだん増えていく】
たまきさんとのペアワークの2回目で、気がついたことがあります。
(ひめ神は、交代制ではない!)
1回目に登場した「ひらくひめ神・あめのうずめ」は、「ふやすひめ神・すせりひめ」が出てきたら、引っ込んでしまうのではなく、ずっといるのです!
(あめのうずめの持つ、明るさ、無邪気さ、無敵感。躍動感)
(その魅力を備えた上で、すせりひめの魅力を引き出すチャレンジができる)
3回目は、さらに、ひめ神が増えます。
10回を迎えたら、すべてのひめ神の魅力が引き出され、しかも全員が最前線!?
(わたしたち、どんなにすごいことになっているの!?)
その予感に、すでに狂喜乱舞の、たまきさんと浜田えみなです。
たまきさんとの「ひめむすび」を、連載します。
次回は、【~喜びの土台~3 「みたす」ひめ神】の登場です。
浜田えみな
~喜びの土台~1 「ひらく」ひめ神~
2歳の自分が岩戸から出てきた「あまてらす体験」
ひめカード体験(グループセッション)報告 ~ひめ神温泉にようこそ~
あめのうずめがささやくので、実行できたKanaiプレートアート体験会
「Kanaiプレートアート体験会御礼」 ~おだやかな日~
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