43.ひめ神カードモニター ~統合そして音連れ~
死ぬことによって、新たな循環を生み出すおおげつひめのカードが象徴するもの。
それは、その人の内からあふれ出るものをサポートしていることを実感した。
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先日、モニターセッションを受けてくださったかたが、おおげつひめのカードを手にしながら、
「死ぬって、今までやってきたことを変えるってことかな?」
と、おっしゃったとき、新しいスタイルで嬉々として動かれている、そのかたの未来が、私にも見えたような気がした。
おなかがすいたというスサノオに、親切から食べ物を差し出したのに、からだから出した(排泄した)食べ物だと知ったスサノオに、汚いものを食べさせたと誤解され、殺されてしまうおおげつひめ。
おおげつひめの亡骸からは、蚕や、稲、粟、小豆、麦、大豆が生え、それが種となり、日本の衣食住を今日も支える、いのちの循環が生まれる。
この日本神話のエピソードは、どなたにもお伝えしているけれど、どの言葉に反応するかは、カードを引くかたによって、さまざまだ。
「殺される」という言葉をつぶやかれたので、一瞬、ドキリとしたが、
「死ぬって、今までやってきたことを変えるってことかな?」
という言葉を聴いて、何か大きなエネルギーが、ぐらりと動くのを感じた。
そのかたの中に、大きくつながるビジョンがあることが想像できた。
今までやってきたことが終わり、新しいステージの扉が開く。
もっと大きな供給への循環。
そのかただけの答。
それが生まれた瞬間に立ち会えたことに、言い知れない感動が湧き起こる。
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スピプロが始まり、自分が何をしたいと感じているかを伝える機会が増えるたび、それをちっとも表していない、FBのタイムラインが恥ずかしく、どのように整えたら、自分のやりたいことを伝えられるものになるかが、懸案だった。
グラウンディングをしていると、深く眠っていたもの、忘れていたものが、浮かび上がってくる。
絵も描きたいこと。
ことばが好きなこと。
息の長い文章が書きたいこと。
ひめ神カードの講座を受講中なので、カードのことを投稿していたが、ひめ神カードのセッションをしたいわけではないのにと、ずっと違和感を抱えていた。
それが、統合できている。そのことに気がついて、びっくりした。
今朝、スピプロの講座が始まる前に、前回の講座でメモしたノートを読んでいると、「死ぬ」という言葉が2回出てきた。
それまでやってきたことを、いったんストップして何もしない状態で内省してみることや、絶対にできなかったことをやってみるときの怖さの比喩として、使われていた。
死んだら、生まれかわる。
死ぬことによって、新たな循環を生み出すおおげつひめのカードが象徴するもの。
それは、その人の内からあふれ出るものをサポートしていることを実感した。
だとすれば。
それは私がやりたいと願ってきたことではないのか。
人の持つ内在力、自然治癒の力を湧き出させたいこと。
内なるマグマとつながったら、もっと大きな力が出せる。
その人の中に温泉が湧き出し、いつでも元気になれる。
その場に立ち会えるという奇跡。
ひめ神カードと、私が意図してきたことが、初めて統合できた。それを教えてくれたのは、モニターをしてくださるかただった。
人との出逢いは、音連れ。
神様は、人の姿を借りて、訪れる。
浜田えみな