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146.ルレ吉くんと夏越の大祓

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今日は、神戸の北野ホテルで、夫とランチデート。
若い頃は、異人館あたりを散策しても、北野ホテルなんて、名前を聴くだけで別世界だと感じていたのに、いつのまにか、ランチできるような年齢になっている。

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でも、メニューを見せてもらって、

(ただで水が飲めないー! 高いーーー!)

と思った、小市民の私たち。
兵庫県は土日の酒類の提供が規制されているので、夫はかなり残念そうだった。

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トラディショナルなフレンチだと思っていたら、料理法がとても斬新で、驚いた。
説明を受けても一度では覚えられない、初めて聴く技法。口の中を転がる食感と、滋味深い味わいのハーモニー。
見た目も、とっても華やかだった。

北野ホテルは、記憶の中では、もっと大きなイメージがあったのだが、ホテルとしては、とてもこじんまりとして見えた。
あとでホームページを見ると、オーベルジュといって、料理をメインとする宿泊施設付きレストランだとわかった。

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ロビーに、大きなクマのコックさんがいるので、びっくり。
近づくと、ネームブレートに「ルレ吉」と書いてあった。

どこにも書いていなかったし、検索しても説明はなかったが、北野ホテルは、「ルレ・エ・シャトー」という世界的権威を持つ団体に加盟を許されたホテルだからかも。

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ルレ吉くんは、とっても勉強熱心。
ロビーに誰もいないので、こっそりとなりに行って、夫に写真を撮ってもらった。

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久々に歩く北野異人館通りは、異国情緒たっぷりで、曇り空なのに途方もない開放感。
どこか遠くに旅行に来ているようで、気持ちが高揚していく。

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夏越の大祓を迎えることもあり、坂を下って、生田神社を訪れた。
雨がパラついていたのだが、生田神社の上は青空が広がっている。

ご祭神は、稚日女尊(わかひるめのみこと)。
生田神社のHPによると、

「伊勢神宮内宮にお祀りされる天照大神あまてらすおおみかみの和魂(にぎみたま)あるいは妹神と伝えられ、稚くみずみずしい日の女神様であり、物を生み育て万物の成長をご加護する神様として、ご崇敬を集めています」

とのこと。
また、「稚日女尊は、神代の昔、機殿(はたどの)で神服を織っておられました」とのことで、縦糸と緯糸を織り成し、反物を仕上げるようにご縁を紡いでいくご縁結びの神様とされている。

ソウルコーチ認定のためのモニターセッションで、これから50人近い人とご縁をいただくこともあり、茅の輪をくぐって、半年間の罪、穢れを祓い、お詣りをさせていただいた。

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拝殿の後ろには、生田の森という鎮守の森が広がっていて、樹齢何百年を数えそうなご神木が、幾本も枝葉を広げていた。

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生田池には、市杵島姫命がお詣りされている。
山下弘司先生の「ひめ神カード」では、決断・言葉のひめ神とされており、お詣りできるご縁に感謝をして、心をこめて、ご挨拶させていただいた。
お社のまわりに植えられた紫陽花が、海の色のようで、とてもきれい。

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思ったよりも広い境内を歩いていると、熱心にお詣りしている人がいるので、どの神様が祀られているのだろう……と思って、近づくと、大海神社と看板があった。
猿田彦命をお祀りしたお社だとわかった。

サルタヒコは、みちひらきの神様と言われている。

またしても、お詣りできるご縁に感謝をして、心をこめてご挨拶させていただいた。

来週一週間、毎日、ソウルコーチ認定のためのモニターセッションが続く。
7月からは、基本的に、月・水・金をセッション日として、そのほかの日に、ライフワークである「名前のことだま🄬」の勉強会や研究会、OSHO禅タロットの勉強会に出席する。

ご縁のあるかたに、これまでにインプットしたものをアウトプットしていけるよう、圧倒的な「YES!」のベクトルで、研鑽を重ねていこう。

ひとりじゃない。
世界はやさしい。

浜田えみな


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