445.「ことだまこうしえん2023」総括
ようやく総括できたので、綴ります。
★プレゼンはプレゼント
★邪気1(パートナーって必要だったの?)
★邪気2(破ったもんガチ?)
★安達充さんの作品感
★ひめのチカラ1(いわながひめ×このはなさくやひめ)
★ひめのチカラ2(たまよりひめ)
★ご神事
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★プレゼンはプレゼント
プレゼンテーションの語源は、プレゼントだと、安達充さんから教えていただいた。
9人のプレゼンターたちのプレゼントを、その場にいる誰よりも受け取っているのは、パートナーだと感じている。
(10分間のプレゼンには、人生が凝縮されている)
原稿は、何度も書き直され、追加されたものも、削除されたものもある。
原稿の余白に折りたたまれている、五十数年間の幸枝ちゃんの想い。
余白は余白ではなく、かさねてきた時間が、びっしりと連なっている。
そんな、幸枝ちゃんからのプレゼント。
最後に、手話を入れるなんて、聴いていなかった。
ことだまは、心に届き、響くもの。
音のない声の、まっすぐさ、邪気のなさ、まごころの美しさと、深く心にしみいることだまの、その振動で動けない。
3分プレゼン、5分プレゼン、10分プレゼン…… 幸枝ちゃんからの贈りものは、いつも、突拍子もない方向から飛んできて、ツボに命中して、鳴りやまない。
最後の最後まで、驚かせてくれる幸枝ちゃん。
(最高すぎる)
同じことが、9人のプレゼンターと、そのパートナー、サブパートナーの間に起きていると思う。
★邪気1(パートナーって必要だったの?)
最高峰のステージ。会場のあたたかさ。感動のまま、名残惜しく帰路につき、新幹線の中でひとりになると、むくむくと湧いてくるものがある。
(パートナーって、必要だったのだろうか?)
3分プレゼン、5分プレゼン、10分プレゼンと、そのたびに脱皮して、変容していくプレゼンターに、大地から一気に天界に連れていってもらう至福を、幾度も味わせてもらい、その集大成となる最終ステージでは、これまでに観たこともないような豊かさ、あたたかさ、輝き、歓び、愛をまとい、あふれだしたものが、「伝わる!」「とどく!」「循環する!」という、輝きの中心にいるプレゼンターに、胸打たれている。
(すべて、プレゼンターから出てきたもの。引き出されたもの)
やる気になったら、ものすごい集中力で、ぶっちぎる!
プレゼンターはひとりで、突き抜ける!
あふれ出ることは、決まっている! 約束されている!
(パートナーの存在って、果たして、どうなんだろう?)
全力でそばにいたからこそ、懐疑的になる。
邪気というのは、出てくると止まらず、しだいに方向が変わっていく。
(ことだまこうしえんに関わった時間と熱量は、プレゼンターもパートナーも変わらないのに!)
(ビフォーアフターの差ときたら!)
(4カ月間、何をしていたのだろう?)
(プレゼンターと同じメソッドを学び、プレゼンのための情報は、すべて共有してもらい、原稿を書くことも、ふさわしい画像と音楽を探すことも、動画を作ることもできたのに!)
(やらなかった自分に対する、ふがいなさというか、しょうもなさというか、ダメダメ感というか、がっかりな気持ち!)
★邪気2(破ったもんガチ?)
もやもやの理由は、もうひとつあって、それは、
(ルール、枠、型、期限、などの崩壊。解放)
これまでの人生で、どんなときも第一優先だと教えられ、それを守ることに注意をはらってきて、破るなんて考えられないことだったのに、プレゼンターたちは、そういうものにとらわれない。
それどころか、回を追うごとに、「破ったもんガチ!」「はみだしたもんガチ!」の世界。
そして、その先にあるのは、「感動」と「賞賛」
(世界は、シフトしている)
だけど、私は、そういうぶっとんだ、天才型のタイプではなく、地道にコツコツ積み上げていくことに、歓びと達成感を感じていていて、型があれば型にはまりたいし、「守破離」の「守」だけで満足するタイプ。
だから、とまどう。葛藤がある。そんなこと無理、という叫びだってある。
その邪気が、ふいに晴れたのは、「女性性」と「男性性」の調和に、想いが至ったからだ。
ルールや枠は、「男性性(分析、論理、根拠、効率、支配……)」の領域。
そこからはみだして進んでいくのは、「女性性(直感、感覚、感性、柔軟性、受容……)」の領域。
このことを、出産予定日と、実際の出産だと思うと、とても腑に落ちた。
男性性の領域で割り出した出産予定日は、あくまで目安でしかなく、実際に生まれてくるのは、女性性の領域が司っている。
(いつ生まれるか。どんなふうに生まれるか)
お母さんと赤ちゃんだけが、通じ合う。
(理論では図れないもの)
(予定どおり進まないもの)
からだは知っている。
赤ちゃんは知っている。
生れてくる日を。
どんなふうに、外に出ていくかも。
パートナーとプレゼンターの関係を、以前、「建築物と足場」のようだと書いた。
いまは、「助産婦さん(産婆さん)と妊婦さん」だと、感じている。
(パートナーって、必要だったのだろうか?)
(パートナーの存在って、果たして、どうなんだろう?)
この疑問の「パートナー」を「助産師さん(産婆さん)」に置き換えて、自分の出産のことを思い出してみると……
(いてくれないと、無理!)
そうあれたらと願う。
★安達充さんの作品感
プレゼンターは、それぞれの伝えたい思いを「懐妊」していて、パートナーは、出産までよりそう「産婆」だとして、プロジェクトの総監督 安達充さんは、どうだったのだろう。
ことだまこうしえんにかける充さんの、尋常ではない熱量から、9人ひとりひとりのプレゼンはもちろん、運営に関わることも、広報にかかわることも、ステージにかかわることも、「ことだまこうしえん2023」のすべてが、充さんの子どもだと感じられた。
充さんは、9人の胎児を懐妊しているスーパー妊婦であるとともに、9人の出産を見守り、導くスーパー産婆であり、それらを含めた「ことだまこうしえん2023」を懐妊する超スーパー妊婦であり、その出産を見守り、導く超スーパー産婆である、と言えるような、人間業とは思えないことをされている。
思うに、「ドリーマー」の眼を持ち、三次元の制限を超えた「夢の次元」とアクセスができ、そこから、とんでもないポテンシャルを引き込み、9人の胎児に供給しつづけ、「ことだまこうしえん2023」を育んできて、9月18日に、その誕生を迎えたのだと感じている。
ところが、10月2日に行われた「ことだまこうしえん2023 オンライン打ち上げ」の挨拶で、充さんが抱いていたのは、さらにそれを超えるものだと知った。
〈充さんが誰かと関わったときに、一緒に生み出すものは、その人の作品であると同時に、充さんの作品〉
〈なので、最後の最後まで妥協したくないし、こうしたいという想いに応えていくことが、アーティストとしての矜持〉
そう語り、続いて話してくださった、充さんの「作品感」がすごい。
〈僕と関わって僕と一緒に作品を生み出した人のその後の人生の輝きが僕の作品〉
〈9人のプレゼンターたちが輝き、ことだまこうしえんに関わった人たちが大活躍していく、その姿こそが、僕の作品〉
「そう呼ばせてください」
9つ児の誕生までではなく、成長していくその先……!
「ことだまこうしえん2023」に関わった人たち(参加してくださった人、応援してくださった人すべて)のその先……!
さらに「ことだまこうしえん」が続いていく未来……!
果てのないすべてが、「充さんの作品(人生)」だと聴かせていただき、壮大な「天岩戸プロジェクト」に、巻き込まれていることを感じる。
★ひめのチカラ(いわながひめ×このはなさくやひめ)
「自分が何も産みだしていない」ことの引け目や、無価値観という邪気に襲われていたとき、最初に思い出したのは、「入野幸枝さんサポート隊」を結成したときに引いた「ひめ」のことだ。
私は、いわながひめ。美和さんが、このはなさくやひめ。幸枝ちゃんが、あまてらすおおみかみ。
いわながひめと、このはなさくやひめが象徴しているのは、
(二極は、どちらかだけでなく双方で一体)
ということ。
みえるものとみえにくいもの。表と裏。男性性と女性性。顕在意識と潜在意識。光と闇。
どちらかに偏っていればバランスしていく。
(プレゼンターとパートナーも同じ)
(表裏一体)
……などとは、とうてい思えない。
思えるはずがない!
(プレゼンターは、すごすぎる!)
やはり、ずぶずぶと、邪気の沼から抜け出せないでいる。
けっきょく、私は、「自分で産みたい」のだろう。
そのことがわかる。
***
いわながひめと、このはなさくやひめからの、もうひとつのメッセージは、
(父親からの見えない愛に気づく)
姉妹の父が託した愛は、言葉が足りなかったので、未熟なニニギノミコトには伝わらなかった。
言葉にしない愛は、とても伝わりにくい。
9月の最終日に、突然、観たくなって映画館に走った「マイエレメント」でも、そのことが描かれていた。ラストのシーンは、いつ思い出しても、号泣のツボ。
ちなみに、パートナーになるって、ものすごく名前を呼ぶことだと思うのだ。
私の場合だと、「ゆきえ」「みわ」
どのくらいの頻度で呼んだか、何度呼んだか、数えることなどできない。
「名前のことだま®」的に、たいへん大きな意味を持つ音連れだ。
実は、「ことだまこうしえん」に参加するとき、
(この人のプレゼンを応援したい! この人のパートナーになりたい!)
と思ったことだま師さんがいた。
お忙しくされているときで、エントリーは見送られたのだけど、そのかたの名前は「ゆきこ」さん!!
「ゆきこ」と「ゆきえ」
どちらにしても、私は、「ゆき」ということだまを、4か月間、連発したのだと思った瞬間、父の名が「常幸(つね「ゆき」)」だと思い当たり、「父親からの見えない愛=潜在のことだま」が、何かを伝えようとしていることに、気がつく。
(名前を呼ぶこと。呼ばれること)
幸枝ちゃんのパートナーになったことで、もうひとりのパートナー、「みわ」さんの名前を連発できた。
(「わ」のことだま)
だから、「統合」を体感できたのだと思う。
★ひめのチカラ2(たまよりひめ)
ほかのパートナーさんは、どうだったのかわからないけれど、私は、こうしえんが終わってから、しばらく、「邪気の沼」から浮上できない期間があり、「ことだまこうしえん2023」に参加したことは、どういうことだったのかを、ひめカードに聴いてみた。
すると、
(たまよりひめ!)
なんとぴったりなメッセージをくれるのだろう。
たまよりひめのエネルギーが、さまざまなレイヤーに響いてくる。
突然、まきこまれ、海から陸へあがることを余儀なくされ、お姉さんの子どもを育てることも。
(ここまでが、「ことだまこうしえん2023」)
その後、育てた子どもと結婚をして、三人の子どもを出産し、育てあげることも。
そのうちのひとりが、神話と歴史をむすぶ天皇となることも。
願いを叶えるためには、二段階必要なことも。
(ここからは、未来)
まさに、パートナーは、真の願いのために2段階の「育てる」プロセスを進む、たまよりひめだ。
ひめ神が象徴する、1~9の女性性をすべて兼ね備えた、10番目のひめ。
私が、幸枝ちゃんのパートナーに導かれ、プレゼンに関われたのは、それが「女性性の開花:ひめの道」だったからだ。
幸枝ちゃんは、ご自身の「統合」のために、こうしえんに参加した。
だけど、(すでに「統合」されていた)と、私は感じている。
幸枝ちゃんが、プレゼンで伝えてくれたのは、「ひとは、その存在が、すでに統合されている」だということ。
ワンメッセージを決めたときから、もうその答は出ている。
(ひとりじゃないよ。ずっといっしょにいるよ)
なまえは、ずっと幸枝ちゃんのそばにいて、すべてを見守り、いっしょに体験している。
ゆっちゃんと、幸枝ちゃんは、切り離しようなどなく、手をつなぐまでもなく、すでに一体。
ゆっちゃんが鍵をかけたと思っている女性性の扉は、鍵などかからず、扉などなく、幸枝ちゃんは成長し、大人になり、花開き、パートナーと出逢い、あふれだし、豊かに潤っている。
こうしえんは、統合するためのプロセスではなく、分離などなかったことを知るプロセス。
それを伝え、体感させてくれる「なまえ」からの手紙。
大切な、ひびきとともに。
……そう感じている。
★ご神事
そして迎えた、オンライン打ち上げ。
山下弘司先生からのご挨拶とねぎらいのお言葉。
事務局の黒須しんじさん、小松恵樹さんのお言葉。
9人のプレゼンターからのお言葉。
参加した人たちとのプレイクアウトルームのシェアタイム。
司会をしてくださった、辻たまきさんからのお言葉。
安達充さんのお言葉。
(神様は、人の姿を借りて、音連れる)
(ことだまこうしえんは、ご神事だ)
(名前の音に、神様は宿っている)
出逢いはメッセージ。
神様たちが宿る名前を、呼びあえる歓び。
ことだまは、心に届き、響く。
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当日は、鑑定ブースで、「使命鑑定」「音むすびカード」「ひめカード」の5分鑑定をさせていただいた。
イベント鑑定は、ことだま師デビュー以来?
〈名前のことだま®で伝えたいこと〉
〈ことだま師になった理由〉
二つのテーマは、「種」だとわかる。
大地に抱かれ、天からの恵みを受け、根を張り、芽を出し、茎を伸ばし、枝葉を伸ばし、花が咲き、実が成り、その種がまた、大地に抱かれ、芽吹く。
(同じ種はない)
それぞれの使命(氏名)を受け取り、出逢いとともに織りなしていく、やまとことば五十音の、ことだまの旅。
ことだまの神様とご縁が結ばれる「縁日」に、音連れ、つどってくださったみなさま、オンラインで応援してくださったみなさま、これから、出逢ってくださるみなさま、ありがとうございます。
(ようこそ、名前のことだまの世界へ)
「ことだまこうしえん2023」は、アーカイブ動画でご覧いただけます。
9人のことだま師®の人生を輝かせるきっかけとなった「名前のことだま®」のダイジェスト。
同じ種はないことを、感じていただけると思います。
視聴はこちらのリンクから。
御礼報告第1弾の記事はこちら