Every Music is In me

ヴァイオリンとピアノを教えています。講師歴21年。日々が学び。素敵な50代を目指してい…

Every Music is In me

ヴァイオリンとピアノを教えています。講師歴21年。日々が学び。素敵な50代を目指しています。

最近の記事

「ムーミン谷の仲間たち」深い!面白い!

私が最近ハマっているmikuさんのYouTubeチャンネルの中で、 旦那さんが就活活動の間にムーミンの小説を全巻読んだ事からムーミンの事が好きでやたらとくわしい というワンシーンがあったのが心に残っていて、私もムーミンを読み始めました。(どんなシーンやねん) 何から読んだらいいのかわからなかったので、とりあえずいろいろな登場人物が出てきそうな 「ムーミン谷の仲間たち」を読む事にしました。(後から知ったのですが、これは後期の作品らしいので急に出てくる登場人物が不思議なまま

    • 今の子供の傾向!?

      今の子供の傾向なのか、個人差があるのかわからないけれど、感じている事があります。 レッスンで、「これやってみようか?」と講師(私)が言った時、すぐにやるのではなく、 少し(場合によっては数週間)考えてから、「うん、やる」という生徒が昔に比べて増えたような気がします。 たとえば、発表会の曲決めで、納得するまで首を縦に振らない、とか、「こんな風に弾いてみようか」と言った時、考える様子を見せる、などです。 考えさせる教育、というのが、今の学校教育や、家庭の教育でも浸透してきて

      • 生命は短く芸術は永し

        クラシックをやってて良かった。ピアノやヴァイオリンを弾く事によって、200年前に生きてた作曲家の魂に触れる事ができる。 知れば知るほど凄さ、深さを知る事ができるのが幸せ。 私は多分、作曲家や画家のように死んだ後まで残るような作品を作る事はできないだろう。でも、レッスンを通して生徒達に伝えた事が、少しでも心に残って、またその一部が誰かにつながっていったらいいなと思う。 ブラームスを弾きながら、ふと思った。

        • 結婚して良かったと思う時

          惚気話で良ければ聞いてください。 夫とは結婚して10何年経ちました。ラブラブだったり、喧嘩したり、色んな時期を経て、今は安定して、言いたい事も言えるけど良い距離感を持てている気がするし、お互いに良い関係だなぁと思います。 夫との関係が良くなったきっかけを振り返ってみると、3回の出来事が思い浮かびます。 ①付き合うか付き合わないか微妙だった頃 夜電話をしていて、ふと私が弱音を吐いた時、 「あなたはそのままで素敵だよ」と言ってくれた事 うふふ、照れますね。その後付き合う事

        「ムーミン谷の仲間たち」深い!面白い!

          ヴァイオリンアンサンブルクラス、半年が経過

          月1のヴァイオリンアンサンブルクラス、細々とですが続けています。 このクラスに参加しているのは、30数名のヴァイオリン生徒の中の、参加を希望した10名前後の生徒達。 始めた時は、ある程度ヴァイオリンの弾ける生徒が参加を希望すると思っていましたが、実際に参加希望を出してくれた生徒は、半分が1オクターブの音階がやっと弾けるかな?ぐらいの生徒達でした。 でも、続けていると、やはり個人のレッスンの進みがぐんと早くなったのです。ヴァイオリンに触る時間が増える事以外にも、周りに刺激

          ヴァイオリンアンサンブルクラス、半年が経過

          歳を取ると自己中になるって本当?

          友人が言うには 職場の先輩や身内(親世代)が歯に物言わない物言いで周囲と軋轢を生んでいる。 歳を取ると人は遠慮がなくなる気がする。自分がこうなりたいという50代(私達は40代)がいない。 と言っていたので、 私の周りの人を考えてみた。 私の周りには素敵だと思える50〜60年代の方、何人か思いつく。深くは知らなくて良いところだけしか見えていないのかもしれないけど… そんな中、平均年齢70歳位だと思われるアマチュアの合唱団と共演する機会があった。 連絡係をしてくださった70

          歳を取ると自己中になるって本当?

          生徒が60名を越えた!

          ありがたい事に、現在の音楽教室の生徒数が60名を越えました。 教室に長く通い続けてくれる生徒さんと、新しく入会してくださる生徒さん両方がいて、ありがたい限りです。 それは経験と、毎回のレッスンを大事にしている事、あとは時々新しい試みを入れている事が功を奏しているのかな〜?なんて考えています。 60名を越えると、毎日が結構疲れますが、上手く気分転換をしたり、自分の精神面&身体面の状態に気を配るようにしています。 あとは、家族に恵まれている事も大きいかもしれません。 感謝!

          生徒が60名を越えた!

          新しい推しができた!

          昨年度からある「推し」ができた影響で、旧Twitter「X」を見たり情報交換をする事が日常になった私。 そのTLでも話題になっていたM-1を、今年は敗者復活戦から最終決戦まで初めて一気見しました。 私が好きだったのは、ナイチンゲールダンスと、カベポスター「ずっゼリ」のネタ。 最終決戦では、令和ロマンかな〜?と思っていたら、優勝! そこから、令和ロマンのくるまさんが気になる存在に。令和ロマンの出ているYouTubeやラジオを見始め、すっかり沼にハマりました。 今まで音声

          新しい推しができた!

          バイオリンアンサンブルクラス第1回

          いよいよバイオリンアンサンブルクラス第1回目が開催されました。 皆さん初めて顔を合わせる生徒さんも多く緊張気味。 上手く弾けるかな?と心配しているのかな。 合わせ開始までの30分は調弦や個人練習など自由に使って良い時間だけど、シーン…(笑) 調弦はできる生徒さんが少ないので私が1人ずつ確認。だんだん自分でできるようにしていきましょう。 最初に、伝えた事。 「ここにいる生徒さんは進度も色々です。人と比べるのではなく、自分の成長を見てほしい。できなくても全然構いません。1

          バイオリンアンサンブルクラス第1回

          ヴァイオリンアンサンブルクラス開講!

          こんにちは。1月から、新しいクラスを開講します。その名は、「ヴァイオリンアンサンブルクラス」 開講するに至った経緯はこうです。 前々から、ヴァイオリンの生徒達に、アンサンブルの機会を多く持ってほしいと思っていた私。コロナ禍では、大勢で集まる事は難しかったので、コロナ禍が明けたらやりたいという思いがずっと心の中にありました。 今年の発表会では、ソロの演奏の他に、3年ぶりに合奏をしました。皆で合わせる時間は1度しかありませんでしたが、なかなかの出来だったのではないかと思います

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          巻き込み力を身につける

          自宅にて音楽教室をやってます。 音楽教室の最大のイベントといえば、発表会。 人前で発表する経験は、何物にも変え難い経験です。 しかし個人で音楽教室をやっている身からすると、1人でイベントを開催するのは大変な事です。ホールの保安、受付、司会進行など、講師業の他にもやらないといけない事が多いので、お友達の講師仲間と協力してやっています。 そしてないとできないのが、家族の協力。 発表会の期間は、子供の相手や家事もおろそかになりがちなので、特に夫の理解と協力は必要不可欠。 私

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          自信をつけるには

          夏に、生徒さん有志によるちょっとしたコンサートがありました。 去年・今年とコンクールに挑戦した生徒さんも参加してくれました。コンクールではなかなか結果が出せず、涙を見せてしまいましたが😢 コンサートでは、大きな失敗はなかったのですが、萎縮してしまって、レッスンの時のようなのびのびとした演奏ができていなかったように思います。演奏後の生徒さんの表情も、うつむき加減で…。 自分に自信が持てなくなってしまったのかもしれません。 私にも、とても見覚えのある感情。 でも、自信をつけ

          自信をつけるには

          バイオリンを習うきっかけ

          幼稚園の頃からピアノを習いに来ている中学生の生徒さん。 ヴァイオリンもやってみたいとの事で、体験をする事になりました。 「何でヴァイオリンを弾きたいと思ったの?」 と聞いてみたところ… 「コナンもヴァイオリンを弾いてるから」 との事。 コナン推しの彼女は、コナンが何でもできてすごい!ヴァイオリンでこんな曲を弾いていた! と弾丸トークが始まりました(笑) アニメの力ってすごいですね! 子供達の話を聞いていると、幼児から高校生まで本当にアニメ好きが多いです。 昔と比べて

          バイオリンを習うきっかけ

          ダイエットを本気でしようと思う時

          「細いね」と言われてきた独身時代。 気持ちはそのままに、歳を重ねて 気づいたら、体重は15kg増えていた。 あの時着れていたパンツやドレスは全て入らなくなり、 あれ?太ってきたなぁとは思うけれど 本気でやばいなと思ったきっかけ。 それは、推し活。 推しと一緒に写真を撮った。 あれ?私一回りも二回りも大きいな。 恐ろしくて直視できない。 推し活で出会った仲間は、 みんな若く(見えて)、綺麗。 比べる物によって、自分の見え方も変わるのかもしれないけれど。 次に

          ダイエットを本気でしようと思う時

          引き出しのどこを使うか

          レッスンをしていて、最近わかってきた事があります。 生徒さんはそれぞれで、同じ楽器であっても、全て同じように教えても同じ効果は出ない という事。 特に、子供と大人の違いは顕著で、 傾向として 子供は身体が柔らかく、感性で弾くのに対して、大人は、いつもどこかに余分な力が入っていて、頭で弾く のではないかと思っています。 力んでしまっている大人の生徒さんに 「ここを意識して、こんな事にも気をつけて弾きましょう」 と言ったら、より身体がカチコチになってしまうのです。 自分か

          引き出しのどこを使うか

          レッスンで気をつけていること

          数年前に大人の生徒さんに言われて、気付かされた事があります。 「1度のレッスンで、直すところは3個までにしてください」 その生徒さんは、他の教室から私の教室に移られてきた方なのですが、よく練習される方で、短期間で教本を進めてきたようでした。 ヴァイオリンが好きで、どんどん難しい曲にチャレンジしたい!という意欲がある方だったのですが…頑張ろうと意欲が空回りしてしまう傾向がありました。 跳び箱の4段を跳べるようになったら、次は5段を飛ばして6段をどうしてもやりたいんです!みた

          レッスンで気をつけていること