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【沖縄引っ越しまで残り88日】稽古で沖縄に来ました

今年の6月、12年ぶりに琉球舞踊の舞台に復帰するという目標を立てました。その時は、沖縄に移住することになるとは夢にも思っていませんでした。でも今、どんどん現実に近づいているのを感じています。

年末に師匠に稽古をつけてもらうため、数ヶ月前から航空券を予約していました。今日から1人で沖縄に帰省しています。両親とは、直接顔を合わせて相談することができました。不安に思っていることを話して、気持ちを分かち合うことで心が軽くなった気がします。このタイミングで帰省できたことに感謝しています。

また、思いっきりDIYをして、自分の理想の家づくりをしたいということも両親に伝えました。こちらも快諾してもらい、ホッと一安心。そして一番気がかりだった祖母にも、自分の口から引っ越しについて伝えることができました。祖母も快く受け入れてくれて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

夫の転職については、拍子抜けするほど両親は気にしていない様子でした。特に母からは「私はあなたが小さい頃、貧困を味わったから、何があっても大丈夫って身を持って分かってるのよ」と励ましの言葉まで。今日初めて、私が幼少期に困窮していたことを知りました(笑)。

「住むところはあるんだから、どうにでもなるよ!」と母が言ってくれた一言が、今の私にはとても心強く響きました。

踊りの稽古にも行くことができました。今年91歳になる師匠は、今も現役で舞台に立っています。この日は師匠の娘さんで師範の先生が見てくださり、最後の曲では師匠にも見ていただくことができました。

12年ものブランクがあると、体が思うように動かないことを痛感します。頭では分かっていても、体がついてこない。「やっているつもり」になってしまう自分がもどかしいです。この感覚を取り戻すには、日々の稽古を重ねるしかありません。精進あるのみです。

明日も稽古の続きをし、さらにもう1人の大先生にお会いすることになりそうです。舞踊に復帰する意志を伝えて、許可をいただきたいと思っています。

許可をいただくということは、続ける覚悟を示すことと同じです。2度も10年以上のブランクを作ってしまった私にとって、本当に続けられるのか不安もあります。でも、やらない後悔より、やった後悔を選ぶ――その覚悟で進んでいきます。

40歳でこんなに日常がガラッと変わるなんて思ってもみませんでした。ですが、40代を楽しむためにも、今の変化を前向きに捉えていきたいです。

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