《374》今を一所懸命に生きる。松永泉の55歳からの人生は一隅を照らす人になる。
「僕の生きる道」全話を一気に見終えた後で、顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
私の人生とドラマと照らし合わせていた。
病気がわかってからの生徒たちとの関わり方、彼女との関わり方が見違えった。
結婚して一所懸命に生きると腹を決めた2人の絆は強かった。
今の現実をうけとめ今から逃げていなかった。
私はというと、小学校の時の夢を書いた作文は今でもとっといてあります。
「お父さんのうどん屋さんを継いで、お父さんと一緒に仕事をしたいです」
と書いてあります。
現実は4人きょうだいの末っ子で優秀な姉2人と兄がいる。
「どうせ無理。末っ子だし、バカだし」と思う自分がいました。
「なんでお前は、バカなんだ。お姉ちゃん2人は優秀なのに。〇〇ちゃんも頭がいい」
母が私のいない台所で叔母さんと話しているのを、聞いてしまった。
自分には、存在価値などないと思い込んでいきました。
唯一、絵を描くことが心の安らぎで、芸術への進学を夢見たけど、母の猛反対で諦めて商業高校に入る。
その後、銀行員といて働きますがダメンズの恋愛で心と体もズタボロ。
22歳でお見合い結婚してしまうのです
同居、育児、嫁姑、小姑、舅、9人家族のお嫁さんになりました。
結婚生活は奴隷のような日々でした。
鬱状態だった10年目にある出来事があり離婚。詳しくは自伝「未来からのラブレター」を読んでね。
3人の子供達と離れ離れに。私は、死にきれず。戻る居場所もなく。お金もなく。
昼は営業、夜はスナックのホステスとしてがむしゃらに働きました。
今の夫と出会い再婚して、幸せを掴むものの、心にはポッカリ穴が空いていた。
お金持ちになりたい、有名になりたい。
まだ、学び足りない。もっと学びをしなければならない。
エゴと知識メタボで動けなくなっていた。
そんな時、康仁塾に出会い、道がひらけたのです。
経験を活かして目の前の人の一隅を照らす人になりたい。
小さな小料理屋さんで心も体も元気になる料理や
想いを分かち合えるような場を作っていきたい。
今度は今から逃げない強い自分になる!
過去の事象は変えられないけど
過去のできごとに言葉を与えることで人生は動き出すのです。